ザスパ群馬
群馬
金沢ゴーゴーカレースタジアム
前半
後半
試合前
ツエーゲン金沢
金沢
悪かったとしても試合巧者に 大きな反省を踏まえて臨む今季最終戦
大勝した明治安田J2・J3百年構想リーグ 地域リーグラウンド第18節SC相模原戦から一転、プレーオフラウンド第1戦FC岐阜戦は無得点に終わる敗戦となってしまった。沖田優監督は「信じられないくらい悪いゲーム」「断トツで(今季の)ワーストゲーム」と試合後の記者会見で語り、スタンドからもブーイングが飛んだ。相模原戦からの落差に加えて、ボール保持率とパス本数で相手に大きく上回られてしまったことが、より印象を悪くしたかもしれない。
西村恭史は「負けて当然の内容だった。前節は7点を取って、見ていて楽しいサッカーをホームでできていただけに、全く違う試合をしてしまってすごく悔しいですし、ファン・サポーターに申し訳ない」と悔いており、小西宏登も「相模原戦はいい表現をしながら、(今回は)全くと言っていいほど表現できずに、ファン・サポーターの人たちにも情けない姿を見せてしまった」と自分たちの出来を嘆いていた。
岐阜も前線からプレッシャーに来ていたが、そうした相手に吞み込まれた試合もあれば、攻略してみせた試合もあった。より激しくプレスに出てきた相手とも対峙してきたが、今回はなぜうまくいかなかったのか。4試合ぶりの出場となった藤村怜は「自分たちのサッカーは精度によって大きく変わる。パスひとつにしろ、ミスが起こると崩れてしまうところがある。ミスが多すぎたのと、走り負けなど根本のところで負けていた」と分析した。
何か決定的な不足があったというよりは、細かなミスの積み重ねが招いた内容と結果だったという印象もある。藤村は「岐阜戦は自分たちの積み上げてきたものが崩れたといっても過言ではないような試合だった」と語ると同時に、「締めくくりとして、シーズンで積み上げてきたものを出してこそ本当の力だと思いますので、自分たちらしさを出していきたい」と意気込んだ。これまでも反省を重ねつつ、経験と手ごたえを積み重ねてきたのだから、マイナスのイメージで終わってしまうのはもったいない。
沖田監督は試合を振り返るなかで、「来シーズンが開幕してからこれが起こるより、昨日起きていて良かったんじゃないかと、そう考えなければと思いました」とも語った。「こういう試合は絶対に起こるし、悪いなりにも試合巧者にならなければいけません。選手たちに伝えるべきことは伝えましたし、自分自身もちゃんと見直してやりたい」と今季最終戦となるツエーゲン金沢戦に向かって再スタートを切った。
試合翌日に行われたトレーニングマッチでは、ケガからの復帰を目指す青木翔大と山口一真が出場し、そろって得点を挙げるなど順調な回復を見せていた。泣いても笑ってもあと1試合。2026/27シーズンに向けた、百年構想リーグの集大成として、現在のメンバーによる最後の試合に臨む。
文:沖永雄一郎(エル・ゴラッソ群馬担当)
沖田 優監督 Q.FC岐阜とのプレーオフラウンド第1戦は監督として納得のいかない内容だったと思います。少し時間を置いて、改めて振り返るといかがですか。 「試合直後と変わらないですね。もったいない試合になってしまいましたし、繰り返してはいけない1試合だと思います。(7-2で勝利した第18節)SC相模原戦のような試合ができるわけですから。(FC岐阜戦と)似たような展開になったときに、あれを続けてはいけないんだという貴重な経験になる1試合になればいいなと思いますし、いい材料にしていかなければならないと思っています」
Q.岐阜のプレーも良かったのだと思いますが、他の対戦相手と比べてそこまでプレッシャーが激しかったようには見えませんでした。 「もちろん岐阜さんはいいチームですし、前半の岐阜さんのプレー精度は高くていいプレーをされていたと思いますが、そもそも自分たちのプレー自体が判断も精度も悪かったので、自然と岐阜さんがいいプレーを披露する形になってしまいました。(ボールの)取られ方も悪く、そういう試合展開に自らしてしまっていました。相手にも同じような判断ミスやプレーミスがあったらまた違う試合になっていたと思いますが、岐阜さんはちゃんとプレーしていたので、きっちりスコアも動いたという前半になりました。ただどうしても、ああいうゲームはこれからもあると思いますので、悪いなりに前半を(失点)ゼロで終わっておいて後半に点を取って、『あんな前半だったけど、終わってみたら勝っていた。少なくとも勝点を取れた』という形で終われるチームになっていかないと、安定して勝っていくことはできないと思います。それができるようになることがJ2復帰への近道だと思っているので、あの試合をいかにいい材料にできるかが大きな課題だと思って取り組んでいきたいと思っていますし、もう1回公式戦でそれを試せる場があるのでしっかりと実行したいと思います」
Q.試合後の記者会見で「今季ワーストゲーム」という表現をされていました。その理由について、詳しく伺えますか。 「これが例えば昨季の第4節(鹿児島ユナイテッド/2●5)や第24節辺り(5連敗の時期)、また、新たなチャレンジをしはじめた今シーズンの開幕戦(ヴァンラーレ八戸/0●1)や、初めてJ2を相手した第3節(ブラウブリッツ秋田/1△1)などであれば違ったと思います。それにしても、トータルで良くなかったゲームですし、この時期に及んでこの内容になるというのは、どうしてもすんなりとは受け入れられないですし、あってはいけないことが起きてしまったと思っています。悪いなりに、前半の間にもっと内容を変えるなど、試合巧者にならなければいけません。とはいえ、繰り返しにはなりますが、こういう試合は必ず起こるものですし、例えば鹿島(アントラーズ)さんであっても0-5のようなスコアの試合が起こりうるわけですが、その鹿島さんのようにリーグの上位になるためにはどのようなゲームでも自分たちの流れに引き寄せる力が絶対に必要です。それを獲得しなければいけないというのを改めて強く感じた試合でした。ただ、一夜明けて思ったのは、2026/27シーズンが開幕してからこれが起きるより、このタイミングで起きていて良かったんじゃないかと考えていかなければいけないということですね」
Q.この1週間はどのように準備をしていきたいですか。 「プロとしての責任感という話はもうしているので、何回も何回も同じことを言わなくても、自然とやってくれると思います。伝えるべきことはすでに伝えていますので、またしっかりとやってほしいと思っています。でも、もちろん僕にも責任があります。(先週の)1週間の持っていき方で失敗したという反省点もあるので、自分自身もちゃんと見直してやりたいと思います」
Q.シーズン最終戦はツエーゲン金沢とのアウェイでの対戦になります。 「今シーズンはJ2のチームとたくさん試合をやらせてもらえて良かったですが、来季につながるという意味ではシーズン最後の3試合が同じカテゴリー(J3)の相手というのはいい機会ですし、いい対戦相手だなと思っています。しっかりといい内容で勝つことを目指して準備したいと思います」
MF 7 西村 恭史 Q.岐阜とのプレーオフラウンド第1戦を振り返っていただけますか。 「相手のほうがトータルで良くて、自分たちは全く良くなかった試合でした。入りも良くなかったですし、ボールを奪うところや戦うところでシンプルに相手のほうが上回っていて、自分たちはなかなかボールを奪い切れず、ミスもあり、負けて当然の内容だったと思います。前節は相模原を相手に7点を取って、見ていて楽しいサッカーをホームでできていただけに、全く違う試合をしてしまってすごく悔しいですし、ファン・サポーターに申し訳ないです。自分たちのミスで相手にボールを渡してしまうというのが前半から多かったので、そこが良くなかった原因のひとつだったと感じています」
Q.ミスが増えてしまった要因をどう考えますか。 「まだ全体的に、シンプルに技術不足なところもあると思いますし、気温が上がってきたときに、集中力が欠けるなどして普段出ないようなミスが出てしまっていました。攻撃的サッカーをやっていく上で、もっと自分たちの技術を上げないといけないと思いますし、岐阜戦のような試合をしていたら攻撃もできないので、全員の質をもう一段階上げる必要があると思います」
Q.2026シーズンでチームが得たものをどう感じていますか。 「J2のチームを相手に勝つなどいい試合ができたというのはありましたが、今シーズンはJ3のチームを相手にほとんど勝てていないので、ファン・サポーターの方も不安が残ると思います。栃木SC戦にしても岐阜戦にしても、本当にまだまだ課題がたくさんあると思いますし、良い部分というよりは、反省しないといけない部分がたくさん出たシーズンになっていると感じています」
Q.次がシーズン最終戦となりますが、どのように締めくくりたいですか。 「来シーズンのためにも、という思いもありますし、最後はしっかりと勝って終わりたいです。岐阜戦で悪いイメージを持った人もいると思うので、少しでも来シーズンに期待を持ってもらえるような試合をできるように、全員でいい準備ができたらと思います」
MF 27 藤村 怜 Q.ケガで試合から少し離れていましたが、米原秀亮選手の脳振盪の影響で急遽、第15節以来の出場となりました。 「試合はできるぐらいに回復したので、もう大丈夫です。岐阜戦はベンチから見ていてもうまくいってない中で、自分が入ったらどういうプレーをしようかと考えながら見ていました。久しぶりの試合で不安もありながらでしたが、出るからにはやるしかない、チームを変えたいという思いで入りました。ただ、なかなかうまくいかない時間帯が続いたなという感じですね」
Q.その要因についてはどう感じていますか。 「自分たちのサッカーは精度によって大きく変わる部分があります。パスひとつにしろ、ミスが起こると崩れてしまいます。岐阜戦はミスが多すぎたという部分と、根本のところでも負けていたと思います。自分たちの体が重いという部分はあったにしても、暑さは相手も同じ条件でしたし、そこで走り負けていてはいけないです」
Q.残り1試合となりますが、このハーフシーズンの締めくくりに向けてどういった準備をして、どういう試合で締めたいという思いがありますか。 「岐阜戦は自分たちの積み上げてきたものが崩れたといっても過言ではないような試合でしたし、締めくくりとしてシーズンで積み上げてきたものを出してこそ本当の力だと思いますので、自分たちらしさを出していきたいです。仮に自分たちらしさを出せずとも、最低限として失点しないような戦いをしたいですし、うまくいかない時間帯でいかにピッチの中で修正できるかが大事だと思います。勝ちにこだわっていきたいですし、次のシーズンも難しい試合は多くあると思うので、そういった試合で勝ち切れるようにチーム全員でまとまってやっていきたいです」
FW 38 小西 宏登 Q.岐阜戦の振り返りをお願いします。 「まず、(第17節)ブラウブリッツ秋田戦であまり内容が良くなくて、それをどう修正して次の試合で表現するかという中で相模原戦はいい表現をしながら、チームとしてポジティブな形で終われたと思います。それを継続しようというところに今回は挑んだんですけど、全くと言っていいほど表現できずに、ファン・サポーターの人たちにも情けない姿を見せた試合になってしまいました。これを繰り返さないことが大事ですし、いい試合を継続できるチームにならないと2026/27シーズンで上位を目指すことは難しいと思うので、本当にチームとして反省しないといけない部分だと思います」
Q.何かが決定的に良くなかったというよりは、細かなミスがどんどん重なっていったように見えました。 「簡単なプレーでのミスが本当に多くて、なかなか自分たちの時間帯に持っていけませんでした。個人としても何か攻撃にアクセントを加えられたらと考えていましたけど、なかなか攻撃のいい形も作れず後手に回るシーンが多かったので、必然的に内容としても面白くない試合になりましたし、負けという形で終わってしまったと思います」
Q.暑さの影響はあったでしょうか。 「もちろんあったと思いますけど、相手も条件は同じですし、そこで負けているようでは上には行けないと思います。走力や球際の部分で勝つのは当然で、その上で自分たちのポゼッションサッカーを表現していかないといけないですから、そこで上回られてしまったのが負けにつながった要因だと思います」
Q.明治安田J2・J3百年構想リーグも残り1試合となりました。 「この百年構想リーグで積み重ねた部分を、特にJ3の相手に表現しないといけないですし、J2のチーム相手にやれている部分がJ3のチームに表現できないようではいけません。これまで自分たちができるということは証明できていると思うので、それを表現できるかは自分たち次第だと思います。チームとしての波は修正していかないといけない部分ですし、絶対に繰り返さないためにも、練習からチーム全体でポジティブに発信していきたいと思います」
悪かったとしても試合巧者に
大きな反省を踏まえて臨む今季最終戦
大勝した明治安田J2・J3百年構想リーグ 地域リーグラウンド第18節SC相模原戦から一転、プレーオフラウンド第1戦FC岐阜戦は無得点に終わる敗戦となってしまった。沖田優監督は「信じられないくらい悪いゲーム」「断トツで(今季の)ワーストゲーム」と試合後の記者会見で語り、スタンドからもブーイングが飛んだ。相模原戦からの落差に加えて、ボール保持率とパス本数で相手に大きく上回られてしまったことが、より印象を悪くしたかもしれない。
西村恭史は「負けて当然の内容だった。前節は7点を取って、見ていて楽しいサッカーをホームでできていただけに、全く違う試合をしてしまってすごく悔しいですし、ファン・サポーターに申し訳ない」と悔いており、小西宏登も「相模原戦はいい表現をしながら、(今回は)全くと言っていいほど表現できずに、ファン・サポーターの人たちにも情けない姿を見せてしまった」と自分たちの出来を嘆いていた。
岐阜も前線からプレッシャーに来ていたが、そうした相手に吞み込まれた試合もあれば、攻略してみせた試合もあった。より激しくプレスに出てきた相手とも対峙してきたが、今回はなぜうまくいかなかったのか。4試合ぶりの出場となった藤村怜は「自分たちのサッカーは精度によって大きく変わる。パスひとつにしろ、ミスが起こると崩れてしまうところがある。ミスが多すぎたのと、走り負けなど根本のところで負けていた」と分析した。
何か決定的な不足があったというよりは、細かなミスの積み重ねが招いた内容と結果だったという印象もある。藤村は「岐阜戦は自分たちの積み上げてきたものが崩れたといっても過言ではないような試合だった」と語ると同時に、「締めくくりとして、シーズンで積み上げてきたものを出してこそ本当の力だと思いますので、自分たちらしさを出していきたい」と意気込んだ。これまでも反省を重ねつつ、経験と手ごたえを積み重ねてきたのだから、マイナスのイメージで終わってしまうのはもったいない。
沖田監督は試合を振り返るなかで、「来シーズンが開幕してからこれが起こるより、昨日起きていて良かったんじゃないかと、そう考えなければと思いました」とも語った。「こういう試合は絶対に起こるし、悪いなりにも試合巧者にならなければいけません。選手たちに伝えるべきことは伝えましたし、自分自身もちゃんと見直してやりたい」と今季最終戦となるツエーゲン金沢戦に向かって再スタートを切った。
試合翌日に行われたトレーニングマッチでは、ケガからの復帰を目指す青木翔大と山口一真が出場し、そろって得点を挙げるなど順調な回復を見せていた。泣いても笑ってもあと1試合。2026/27シーズンに向けた、百年構想リーグの集大成として、現在のメンバーによる最後の試合に臨む。
文:沖永雄一郎(エル・ゴラッソ群馬担当)
沖田 優監督
Q.FC岐阜とのプレーオフラウンド第1戦は監督として納得のいかない内容だったと思います。少し時間を置いて、改めて振り返るといかがですか。
「試合直後と変わらないですね。もったいない試合になってしまいましたし、繰り返してはいけない1試合だと思います。(7-2で勝利した第18節)SC相模原戦のような試合ができるわけですから。(FC岐阜戦と)似たような展開になったときに、あれを続けてはいけないんだという貴重な経験になる1試合になればいいなと思いますし、いい材料にしていかなければならないと思っています」
Q.岐阜のプレーも良かったのだと思いますが、他の対戦相手と比べてそこまでプレッシャーが激しかったようには見えませんでした。
「もちろん岐阜さんはいいチームですし、前半の岐阜さんのプレー精度は高くていいプレーをされていたと思いますが、そもそも自分たちのプレー自体が判断も精度も悪かったので、自然と岐阜さんがいいプレーを披露する形になってしまいました。(ボールの)取られ方も悪く、そういう試合展開に自らしてしまっていました。相手にも同じような判断ミスやプレーミスがあったらまた違う試合になっていたと思いますが、岐阜さんはちゃんとプレーしていたので、きっちりスコアも動いたという前半になりました。ただどうしても、ああいうゲームはこれからもあると思いますので、悪いなりに前半を(失点)ゼロで終わっておいて後半に点を取って、『あんな前半だったけど、終わってみたら勝っていた。少なくとも勝点を取れた』という形で終われるチームになっていかないと、安定して勝っていくことはできないと思います。それができるようになることがJ2復帰への近道だと思っているので、あの試合をいかにいい材料にできるかが大きな課題だと思って取り組んでいきたいと思っていますし、もう1回公式戦でそれを試せる場があるのでしっかりと実行したいと思います」
Q.試合後の記者会見で「今季ワーストゲーム」という表現をされていました。その理由について、詳しく伺えますか。
「これが例えば昨季の第4節(鹿児島ユナイテッド/2●5)や第24節辺り(5連敗の時期)、また、新たなチャレンジをしはじめた今シーズンの開幕戦(ヴァンラーレ八戸/0●1)や、初めてJ2を相手した第3節(ブラウブリッツ秋田/1△1)などであれば違ったと思います。それにしても、トータルで良くなかったゲームですし、この時期に及んでこの内容になるというのは、どうしてもすんなりとは受け入れられないですし、あってはいけないことが起きてしまったと思っています。悪いなりに、前半の間にもっと内容を変えるなど、試合巧者にならなければいけません。とはいえ、繰り返しにはなりますが、こういう試合は必ず起こるものですし、例えば鹿島(アントラーズ)さんであっても0-5のようなスコアの試合が起こりうるわけですが、その鹿島さんのようにリーグの上位になるためにはどのようなゲームでも自分たちの流れに引き寄せる力が絶対に必要です。それを獲得しなければいけないというのを改めて強く感じた試合でした。ただ、一夜明けて思ったのは、2026/27シーズンが開幕してからこれが起きるより、このタイミングで起きていて良かったんじゃないかと考えていかなければいけないということですね」
Q.この1週間はどのように準備をしていきたいですか。
「プロとしての責任感という話はもうしているので、何回も何回も同じことを言わなくても、自然とやってくれると思います。伝えるべきことはすでに伝えていますので、またしっかりとやってほしいと思っています。でも、もちろん僕にも責任があります。(先週の)1週間の持っていき方で失敗したという反省点もあるので、自分自身もちゃんと見直してやりたいと思います」
Q.シーズン最終戦はツエーゲン金沢とのアウェイでの対戦になります。
「今シーズンはJ2のチームとたくさん試合をやらせてもらえて良かったですが、来季につながるという意味ではシーズン最後の3試合が同じカテゴリー(J3)の相手というのはいい機会ですし、いい対戦相手だなと思っています。しっかりといい内容で勝つことを目指して準備したいと思います」
MF 7 西村 恭史
Q.岐阜とのプレーオフラウンド第1戦を振り返っていただけますか。
「相手のほうがトータルで良くて、自分たちは全く良くなかった試合でした。入りも良くなかったですし、ボールを奪うところや戦うところでシンプルに相手のほうが上回っていて、自分たちはなかなかボールを奪い切れず、ミスもあり、負けて当然の内容だったと思います。前節は相模原を相手に7点を取って、見ていて楽しいサッカーをホームでできていただけに、全く違う試合をしてしまってすごく悔しいですし、ファン・サポーターに申し訳ないです。自分たちのミスで相手にボールを渡してしまうというのが前半から多かったので、そこが良くなかった原因のひとつだったと感じています」
Q.ミスが増えてしまった要因をどう考えますか。
「まだ全体的に、シンプルに技術不足なところもあると思いますし、気温が上がってきたときに、集中力が欠けるなどして普段出ないようなミスが出てしまっていました。攻撃的サッカーをやっていく上で、もっと自分たちの技術を上げないといけないと思いますし、岐阜戦のような試合をしていたら攻撃もできないので、全員の質をもう一段階上げる必要があると思います」
Q.2026シーズンでチームが得たものをどう感じていますか。
「J2のチームを相手に勝つなどいい試合ができたというのはありましたが、今シーズンはJ3のチームを相手にほとんど勝てていないので、ファン・サポーターの方も不安が残ると思います。栃木SC戦にしても岐阜戦にしても、本当にまだまだ課題がたくさんあると思いますし、良い部分というよりは、反省しないといけない部分がたくさん出たシーズンになっていると感じています」
Q.次がシーズン最終戦となりますが、どのように締めくくりたいですか。
「来シーズンのためにも、という思いもありますし、最後はしっかりと勝って終わりたいです。岐阜戦で悪いイメージを持った人もいると思うので、少しでも来シーズンに期待を持ってもらえるような試合をできるように、全員でいい準備ができたらと思います」
MF 27 藤村 怜
Q.ケガで試合から少し離れていましたが、米原秀亮選手の脳振盪の影響で急遽、第15節以来の出場となりました。
「試合はできるぐらいに回復したので、もう大丈夫です。岐阜戦はベンチから見ていてもうまくいってない中で、自分が入ったらどういうプレーをしようかと考えながら見ていました。久しぶりの試合で不安もありながらでしたが、出るからにはやるしかない、チームを変えたいという思いで入りました。ただ、なかなかうまくいかない時間帯が続いたなという感じですね」
Q.その要因についてはどう感じていますか。
「自分たちのサッカーは精度によって大きく変わる部分があります。パスひとつにしろ、ミスが起こると崩れてしまいます。岐阜戦はミスが多すぎたという部分と、根本のところでも負けていたと思います。自分たちの体が重いという部分はあったにしても、暑さは相手も同じ条件でしたし、そこで走り負けていてはいけないです」
Q.残り1試合となりますが、このハーフシーズンの締めくくりに向けてどういった準備をして、どういう試合で締めたいという思いがありますか。
「岐阜戦は自分たちの積み上げてきたものが崩れたといっても過言ではないような試合でしたし、締めくくりとしてシーズンで積み上げてきたものを出してこそ本当の力だと思いますので、自分たちらしさを出していきたいです。仮に自分たちらしさを出せずとも、最低限として失点しないような戦いをしたいですし、うまくいかない時間帯でいかにピッチの中で修正できるかが大事だと思います。勝ちにこだわっていきたいですし、次のシーズンも難しい試合は多くあると思うので、そういった試合で勝ち切れるようにチーム全員でまとまってやっていきたいです」
FW 38 小西 宏登
Q.岐阜戦の振り返りをお願いします。
「まず、(第17節)ブラウブリッツ秋田戦であまり内容が良くなくて、それをどう修正して次の試合で表現するかという中で相模原戦はいい表現をしながら、チームとしてポジティブな形で終われたと思います。それを継続しようというところに今回は挑んだんですけど、全くと言っていいほど表現できずに、ファン・サポーターの人たちにも情けない姿を見せた試合になってしまいました。これを繰り返さないことが大事ですし、いい試合を継続できるチームにならないと2026/27シーズンで上位を目指すことは難しいと思うので、本当にチームとして反省しないといけない部分だと思います」
Q.何かが決定的に良くなかったというよりは、細かなミスがどんどん重なっていったように見えました。
「簡単なプレーでのミスが本当に多くて、なかなか自分たちの時間帯に持っていけませんでした。個人としても何か攻撃にアクセントを加えられたらと考えていましたけど、なかなか攻撃のいい形も作れず後手に回るシーンが多かったので、必然的に内容としても面白くない試合になりましたし、負けという形で終わってしまったと思います」
Q.暑さの影響はあったでしょうか。
「もちろんあったと思いますけど、相手も条件は同じですし、そこで負けているようでは上には行けないと思います。走力や球際の部分で勝つのは当然で、その上で自分たちのポゼッションサッカーを表現していかないといけないですから、そこで上回られてしまったのが負けにつながった要因だと思います」
Q.明治安田J2・J3百年構想リーグも残り1試合となりました。
「この百年構想リーグで積み重ねた部分を、特にJ3の相手に表現しないといけないですし、J2のチーム相手にやれている部分がJ3のチームに表現できないようではいけません。これまで自分たちができるということは証明できていると思うので、それを表現できるかは自分たち次第だと思います。チームとしての波は修正していかないといけない部分ですし、絶対に繰り返さないためにも、練習からチーム全体でポジティブに発信していきたいと思います」