ザスパ群馬
群馬
正田醤油スタジアム群馬
前半
後半
試合前
FC岐阜
岐阜
積み上げた自信を確信に 来季のスタートにつなげるラスト2試合
明治安田J2・J3百年構想リーグ 地域リーグラウンド最終節となったSC相模原戦は相手に退場者が出たとはいえ、7-2の大勝。0-5で敗れた第1節の借りをきっちりと返した格好になった。初戦の試合に出場したメンバーのうち7人が今回もスタメンに名を連ね、中野力瑠、百田真登、西村恭史、小西宏登、玉城大志らから雪辱のゴールも生まれた。ファン・サポーターだけでなく、選手たちも大いに溜飲を下げたことだろう。
中野のプロ初ゴール、米原秀亮の今季初ゴール、さらには櫻井文陽の復帰戦と、明るいトピックの多い試合にもなった。沖田優監督も「相手にいろいろなものを絞らせずにいい状態でゲームを進められたことは良かった。良くなっている部分や課題を克服した部分が出たので、点差うんぬんではなく、自分たちにとって非常にいい試合」と改めてチームを評価している。
ただ、先制点を挙げて勝利の立役者となった中野はプロ初ゴールを喜びつつも、「もっと点を取れるチャンスがチームにも僕自身にもありましたし、自分のミスで2失点目に絡んでしまいました。相手が数的不利でもそういう精度になってしまうと、11対11になったときにどうなるか分からない。そういう甘さが少しでも見られたら攻撃的なサッカーにつなげられないと思います」と反省を口にする。
キャプテンの米原も「3点目を取ったあとの2失点がもったいなかったですし、そこで相手に『いけるかも』と思わせたのは良くなかった」と課題を挙げた。確かに、スコアが3-2になった時点では会場もざわつき、試合がどう転ぶか分からない雰囲気に陥りつつあった。後半開始早々のプレー判断は反省と検証が必要だろう。
ともかくも、地域リーグラウンドは勝利で幕を閉じ、残るはプレーオフラウンド2試合のみ。まずは今週、ホームでEAST-B 6位のFC岐阜と対戦する。岐阜は石丸清隆監督が指揮を執っており、J2の藤枝MYFC、ジュビロ磐田、いわきFC、北海道コンサドーレ札幌を相手に開幕4連勝を飾っている。
沖田監督も「昨季対戦したときもすごくバランスのいいチームだと思いましたし、ここ最近の試合を見ていてもさらに良くなっている」と警戒。速攻と遅攻の両面からチャンスを作るチームで、7得点を挙げてチームトップスコアラーとなっている川本梨誉(2022-24シーズンにザスパ群馬在籍)には特に注意が必要だ。
J2相手へのチャレンジを経て、前節はようやく、J3クラブからも勝利を挙げることができたザスパ。沖田監督の言う「クラブとして来季のスタートにつながるような、いい試合」を実現して、より自信と確信を深める試合にしたい。
文:沖永雄一郎(エル・ゴラッソ群馬担当)
沖田 優監督 Q.SC相模原戦ではアウェイでの敗戦の借りを返しましたが、相手に退場者が出るというイレギュラーもありました。改めてどう振り返られますか。 「相手にいろいろなものを絞らせずにいい状態でゲームを進められたことは良かったですし、退場者が出たら出たで、少しバランスが崩れてしまうので(人数が)多いほうも少ないほうもどちらも難しい試合になります。その中で、最終的には相手の心が折れてしまうくらいやり切れたというのは素晴らしいことでしたし、試合の点差や相模原さんどうこうというより、自分たちが少しずつ修正して進化していって、ここまでやってきたいろいろなものが出た試合でした。ただ、失点に関してはなくしていかなければいけませんが、直近のブラウブリッツ秋田戦(1●3)のような試合を絶対繰り返してはいけなかった中で繰り返さなかったことも良かったです。良くなっている部分や課題を克服した部分が出たので、点差うんぬんじゃなくて自分たちにとって非常にいい試合だったなと思っています」
Q.相手が10人になった直後は逆に攻めあぐねるような、迷っている感じにも見えました。 「それが難しさというか、人数が多かったら絶対勝つというわけではないですし、むしろバランスを崩してしまって負けるというのもよくあることです。人数が多いほうも本当にやりづらくなるんですよね。ただ、それもやることをしっかりと統一してゲームを進めてくれましたし、ハーフタイムにもみんなで理解して進めてくれたと思います」
Q.地域リーグラウンドが終わり、次はグループの異なる相手とのプレーオフラウンド、順位決定戦(21-24位決定戦)となります。 「クラブとして、来季に向かって多くの経験を積んでレベルを上げて、もっといい試合ができるようなところを目指していくという意味では、1試合でも多くできるのはありがたいです。仮に負けたとしても、もう1試合できることが決まっています。それもありがたいと思っています」
Q.FC岐阜とは久しぶりの対決になりますが、どういう印象を持たれていますか。 「昨季対戦した監督やメンバーから大きく代わっているわけではないので、岐阜さんと引き続き対戦できるのは非常にいいことだと思っています。昨季対戦したときもすごくバランスのいいチームだと思いましたし、ここ最近の試合見ていても、さらに良くなっている感じがしています。貴重な試合ができると思っていますし、昨季よりいい試合をしたいと思います」
Q.プレーオフで対戦するのはすべてJ3チームということになりました。J2のチームを相手にいい戦いをした手応えもあると思いますが、ここでJ3チームを相手に内容と結果を示すことに関してはいかがですか。 「相手がJ2・J3というのは関係なく、18試合で積み上げたいろいろなものがありますし、それを続けていくことが重要で来季につながると思っているので、それをまずはやらなければいけません。確かに、この18試合の中ではJ3との戦績は芳しいものではなかったですが、しっかりと大事に戦って自分たちのサッカーを表現できるようにしなければいけないと思っています。大枠ではJ2とJ3の違い、J2とJ1の違いは少なからずありますし、各リーグで傾向やタイプの違いはあるので、クラブとして来季のスタートにつながるようないい試合にしたいと思っています」
MF 6 米原 秀亮 Q.まずはSC相模原戦の今季初ゴールについて振り返っていただけますか。 「スカウティングでも『GKが弾く』という話があったので、どこかのタイミングでこぼれてくるかなと思っていました。実際にこぼれてきたので当てるだけというか、そこだけを意識して打ったらいいところに飛んで良かったです」
Q.本当に力が入っていなくて、軽く打っているように見えました。 「いつもみんなに『2割』と言っているので、2割(の力)で振りました。当てるだけです」
Q.狙うコースは意識していましたか。 「コースというよりは、枠に入ればまたこぼれるだろうなというのがありましたし、GKが倒れていたので枠の中にさえ行けば入るかなと思いました」
Q.周りの選手がすごくびっくりしている様子でしたが、どんな声を掛けられましたか。 「みんながびっくりしていたので声はなかったですけど、僕が一番びっくりしていました」
Q.7対2というスコアになりましたが、収穫や課題はどんなところがありましたか。 「まず課題としては、3点目を取ったあとの2失点がもったいなかったですし、そこで相手に『いけるかも』と思わせたのは良くなかったと思います。良かった点では、一人ひとりがゴールに向かってプレーできていましたし、前に(パスを)つけてから前向きに潜っていくなど、一人ひとりの意識がゴールに向いていたことでああいうスコアになったと思います」
Q.米原選手自身としては、復帰直後よりもかなりコンディションが上がってきているように見えます。 「最初はもう本当にチームに迷惑かけていたので、少しでも早くコンディションを戻そうとやっていました。もっとやらなければいけないことは多いですけど、ちょっとずつゲームに戻ってこられているのはいいことかなと思います」
Q.このシーズンも残すところプレーオフラウンドの2試合だけとなりましたが、どのように戦っていきたいですか。 「(地域リーグラウンドの)第18節まででやっていないチームとできるのはいいことですし、相手もJ3のクラブなので、来シーズンに向けてのいい準備になると思います。ホームでもまた試合ができるので、相模原戦では7点を取りましたがもっと取れるくらいやらないといけないと思いますし、こうやっていいゲームができたあとに続かないというのが今シーズンはありました。いいところは伸ばしつつ、課題はしっかりと改善しつつ、より良いゲームができればと思います」
Q.大量得点したあとはファン・サポーターからの期待値も上がるので難しさがあると思います。 「その期待に応えなければいけないのが僕たちなので、やってきていることをしっかりと出せればと思います」
MF 33 櫻井 文陽 Q.前節のSC相模原では今シーズン初出場となりましたが、プレーしてみての感触などはいかがでしたか。 「試合自体が約半年ぶりで試合勘などは全然なかったですが、(出場時間が)10分~15分くらいだったのでなんとかなりました。(プレシーズンの)キャンプへ行く前にケガをしてしまいキャンプでは何もできなくて、一度復帰はしたんですけど、その日にまた同じところを痛めてしまって……。思ったよりも復帰までに時間がかかってしまいました」
Q.どのようにリハビリに取り組んでいましたか。 「試合にもなかなか絡めないですし、チームもうまくいってないときがありましたが、自分としてはリハビリを積んでいくしかなかったので、自分のことに集中する、という感じでした」
Q.すでにJFA・Jリーグ特別指定選手として昨季から試合に出ていましたが、プロ選手としては初出場になりました。何か違いを感じましたか。 「いや、全くなかったです。昨季も少し出してもらっていたので、初めてという感じじゃなかったですね。正田醤油スタジアム群馬でもプレーしていたので、『久しぶりだな』という感覚でした」
Q.けがで出遅れてしまいましたが、今季はまだ2試合残っています。どういうところにトライしていきたいですか。 「今できることをチームのために、チームが勝つためにやっていきたいと思います」
Q.改めて、ファン・サポーターに見てもらいたい、自身の強みやプレーはありますか。 「何だろうな……とりあえず頑張って走るので、それを見てほしいです!」
DF 25 中野 力瑠 Q.前節でプロ初ゴールを挙げました。そのときの心境を改めて聞かせていただけますか。 「試合後のインタビューでも言いましたが、試合の前の日から『点が入るだろうな』という気持ちが自分の中にありました。最近試合に出させてもらっている中で、ゴールへの意識が出場するにつれて増えていっていたので、それがああいうゴールという形で表れたのかなと思います」
Q.ミドルシュートを打つシーンも多くありました。それで「そろそろかな」という感じがしたのでしょうか。 「ある程度ゴール前まで行ったら、アシストかゴールを自分としても出したいですし、そういう部分が出場するたびに、自信とともに出てきたのかなと思います」
Q.小西宏登選手がこぼれ球を拾ってからの流れでしたが、どのように準備してシュートを打ったのでしょうか。 「コニくん(小西)がセカンドボールを拾ってこちらに近づいてきていて、ゴール前だったのでゴール欲しさもあって、『出せ!』と言いました。もしかしたらコニくんから強いボールが来るかもしれないなと思っていたので、どんなボールが来ても打てるような体勢にしていました」
Q.体に近い位置にボールがきて、ノーステップのようなシュートでしたね? 「もう少し緩いボールが来るかなと思っていたのですが、意外に速かった。それでも、速いボールでも打てるような準備をしていたので、あのゴールが取れたのだと思います」
Q.自身もゴールを決めて、チームも大勝しました。前節の手応えや反省点などはありますか。 「まず、初ゴールを決められたことで自分の中でもひと段落というか、ホッとした気持ちです。ただ、相手が10人になってもっと点を取れるチャンスがチームにも僕自身にもありましたし、自分のミスで2失点目に絡んでしまいました。相手が数的不利でもそういう精度になってしまうと、11対11になったときにどうなるか分からないですし、そういう甘さが少しでも見えてしまうと攻撃的なサッカーにつなげられないと思います。個人としては、点を取れたことは良かったですがそれ以外は何もしてないので、反省する部分が多かったのかなと思います」
Q.残り2試合に向けての意気込みをお願いします。 「プレーオフラウンドという形にはなりますけどやることは変わらないですし、来シーズンのJ2復帰に向けて残りの試合がすごく大事になってくると思います。相手も来シーズンに対戦するチームですし、昨季も岐阜には負けてしまったので、まずは勝たなきゃいけない。何が何でも勝たなきゃいけないと思っています」
積み上げた自信を確信に
来季のスタートにつなげるラスト2試合
明治安田J2・J3百年構想リーグ 地域リーグラウンド最終節となったSC相模原戦は相手に退場者が出たとはいえ、7-2の大勝。0-5で敗れた第1節の借りをきっちりと返した格好になった。初戦の試合に出場したメンバーのうち7人が今回もスタメンに名を連ね、中野力瑠、百田真登、西村恭史、小西宏登、玉城大志らから雪辱のゴールも生まれた。ファン・サポーターだけでなく、選手たちも大いに溜飲を下げたことだろう。
中野のプロ初ゴール、米原秀亮の今季初ゴール、さらには櫻井文陽の復帰戦と、明るいトピックの多い試合にもなった。沖田優監督も「相手にいろいろなものを絞らせずにいい状態でゲームを進められたことは良かった。良くなっている部分や課題を克服した部分が出たので、点差うんぬんではなく、自分たちにとって非常にいい試合」と改めてチームを評価している。
ただ、先制点を挙げて勝利の立役者となった中野はプロ初ゴールを喜びつつも、「もっと点を取れるチャンスがチームにも僕自身にもありましたし、自分のミスで2失点目に絡んでしまいました。相手が数的不利でもそういう精度になってしまうと、11対11になったときにどうなるか分からない。そういう甘さが少しでも見られたら攻撃的なサッカーにつなげられないと思います」と反省を口にする。
キャプテンの米原も「3点目を取ったあとの2失点がもったいなかったですし、そこで相手に『いけるかも』と思わせたのは良くなかった」と課題を挙げた。確かに、スコアが3-2になった時点では会場もざわつき、試合がどう転ぶか分からない雰囲気に陥りつつあった。後半開始早々のプレー判断は反省と検証が必要だろう。
ともかくも、地域リーグラウンドは勝利で幕を閉じ、残るはプレーオフラウンド2試合のみ。まずは今週、ホームでEAST-B 6位のFC岐阜と対戦する。岐阜は石丸清隆監督が指揮を執っており、J2の藤枝MYFC、ジュビロ磐田、いわきFC、北海道コンサドーレ札幌を相手に開幕4連勝を飾っている。
沖田監督も「昨季対戦したときもすごくバランスのいいチームだと思いましたし、ここ最近の試合を見ていてもさらに良くなっている」と警戒。速攻と遅攻の両面からチャンスを作るチームで、7得点を挙げてチームトップスコアラーとなっている川本梨誉(2022-24シーズンにザスパ群馬在籍)には特に注意が必要だ。
J2相手へのチャレンジを経て、前節はようやく、J3クラブからも勝利を挙げることができたザスパ。沖田監督の言う「クラブとして来季のスタートにつながるような、いい試合」を実現して、より自信と確信を深める試合にしたい。
文:沖永雄一郎(エル・ゴラッソ群馬担当)
沖田 優監督
Q.SC相模原戦ではアウェイでの敗戦の借りを返しましたが、相手に退場者が出るというイレギュラーもありました。改めてどう振り返られますか。
「相手にいろいろなものを絞らせずにいい状態でゲームを進められたことは良かったですし、退場者が出たら出たで、少しバランスが崩れてしまうので(人数が)多いほうも少ないほうもどちらも難しい試合になります。その中で、最終的には相手の心が折れてしまうくらいやり切れたというのは素晴らしいことでしたし、試合の点差や相模原さんどうこうというより、自分たちが少しずつ修正して進化していって、ここまでやってきたいろいろなものが出た試合でした。ただ、失点に関してはなくしていかなければいけませんが、直近のブラウブリッツ秋田戦(1●3)のような試合を絶対繰り返してはいけなかった中で繰り返さなかったことも良かったです。良くなっている部分や課題を克服した部分が出たので、点差うんぬんじゃなくて自分たちにとって非常にいい試合だったなと思っています」
Q.相手が10人になった直後は逆に攻めあぐねるような、迷っている感じにも見えました。
「それが難しさというか、人数が多かったら絶対勝つというわけではないですし、むしろバランスを崩してしまって負けるというのもよくあることです。人数が多いほうも本当にやりづらくなるんですよね。ただ、それもやることをしっかりと統一してゲームを進めてくれましたし、ハーフタイムにもみんなで理解して進めてくれたと思います」
Q.地域リーグラウンドが終わり、次はグループの異なる相手とのプレーオフラウンド、順位決定戦(21-24位決定戦)となります。
「クラブとして、来季に向かって多くの経験を積んでレベルを上げて、もっといい試合ができるようなところを目指していくという意味では、1試合でも多くできるのはありがたいです。仮に負けたとしても、もう1試合できることが決まっています。それもありがたいと思っています」
Q.FC岐阜とは久しぶりの対決になりますが、どういう印象を持たれていますか。
「昨季対戦した監督やメンバーから大きく代わっているわけではないので、岐阜さんと引き続き対戦できるのは非常にいいことだと思っています。昨季対戦したときもすごくバランスのいいチームだと思いましたし、ここ最近の試合見ていても、さらに良くなっている感じがしています。貴重な試合ができると思っていますし、昨季よりいい試合をしたいと思います」
Q.プレーオフで対戦するのはすべてJ3チームということになりました。J2のチームを相手にいい戦いをした手応えもあると思いますが、ここでJ3チームを相手に内容と結果を示すことに関してはいかがですか。
「相手がJ2・J3というのは関係なく、18試合で積み上げたいろいろなものがありますし、それを続けていくことが重要で来季につながると思っているので、それをまずはやらなければいけません。確かに、この18試合の中ではJ3との戦績は芳しいものではなかったですが、しっかりと大事に戦って自分たちのサッカーを表現できるようにしなければいけないと思っています。大枠ではJ2とJ3の違い、J2とJ1の違いは少なからずありますし、各リーグで傾向やタイプの違いはあるので、クラブとして来季のスタートにつながるようないい試合にしたいと思っています」
MF 6 米原 秀亮
Q.まずはSC相模原戦の今季初ゴールについて振り返っていただけますか。
「スカウティングでも『GKが弾く』という話があったので、どこかのタイミングでこぼれてくるかなと思っていました。実際にこぼれてきたので当てるだけというか、そこだけを意識して打ったらいいところに飛んで良かったです」
Q.本当に力が入っていなくて、軽く打っているように見えました。
「いつもみんなに『2割』と言っているので、2割(の力)で振りました。当てるだけです」
Q.狙うコースは意識していましたか。
「コースというよりは、枠に入ればまたこぼれるだろうなというのがありましたし、GKが倒れていたので枠の中にさえ行けば入るかなと思いました」
Q.周りの選手がすごくびっくりしている様子でしたが、どんな声を掛けられましたか。
「みんながびっくりしていたので声はなかったですけど、僕が一番びっくりしていました」
Q.7対2というスコアになりましたが、収穫や課題はどんなところがありましたか。
「まず課題としては、3点目を取ったあとの2失点がもったいなかったですし、そこで相手に『いけるかも』と思わせたのは良くなかったと思います。良かった点では、一人ひとりがゴールに向かってプレーできていましたし、前に(パスを)つけてから前向きに潜っていくなど、一人ひとりの意識がゴールに向いていたことでああいうスコアになったと思います」
Q.米原選手自身としては、復帰直後よりもかなりコンディションが上がってきているように見えます。
「最初はもう本当にチームに迷惑かけていたので、少しでも早くコンディションを戻そうとやっていました。もっとやらなければいけないことは多いですけど、ちょっとずつゲームに戻ってこられているのはいいことかなと思います」
Q.このシーズンも残すところプレーオフラウンドの2試合だけとなりましたが、どのように戦っていきたいですか。
「(地域リーグラウンドの)第18節まででやっていないチームとできるのはいいことですし、相手もJ3のクラブなので、来シーズンに向けてのいい準備になると思います。ホームでもまた試合ができるので、相模原戦では7点を取りましたがもっと取れるくらいやらないといけないと思いますし、こうやっていいゲームができたあとに続かないというのが今シーズンはありました。いいところは伸ばしつつ、課題はしっかりと改善しつつ、より良いゲームができればと思います」
Q.大量得点したあとはファン・サポーターからの期待値も上がるので難しさがあると思います。
「その期待に応えなければいけないのが僕たちなので、やってきていることをしっかりと出せればと思います」
MF 33 櫻井 文陽
Q.前節のSC相模原では今シーズン初出場となりましたが、プレーしてみての感触などはいかがでしたか。
「試合自体が約半年ぶりで試合勘などは全然なかったですが、(出場時間が)10分~15分くらいだったのでなんとかなりました。(プレシーズンの)キャンプへ行く前にケガをしてしまいキャンプでは何もできなくて、一度復帰はしたんですけど、その日にまた同じところを痛めてしまって……。思ったよりも復帰までに時間がかかってしまいました」
Q.どのようにリハビリに取り組んでいましたか。
「試合にもなかなか絡めないですし、チームもうまくいってないときがありましたが、自分としてはリハビリを積んでいくしかなかったので、自分のことに集中する、という感じでした」
Q.すでにJFA・Jリーグ特別指定選手として昨季から試合に出ていましたが、プロ選手としては初出場になりました。何か違いを感じましたか。
「いや、全くなかったです。昨季も少し出してもらっていたので、初めてという感じじゃなかったですね。正田醤油スタジアム群馬でもプレーしていたので、『久しぶりだな』という感覚でした」
Q.けがで出遅れてしまいましたが、今季はまだ2試合残っています。どういうところにトライしていきたいですか。
「今できることをチームのために、チームが勝つためにやっていきたいと思います」
Q.改めて、ファン・サポーターに見てもらいたい、自身の強みやプレーはありますか。
「何だろうな……とりあえず頑張って走るので、それを見てほしいです!」
DF 25 中野 力瑠
Q.前節でプロ初ゴールを挙げました。そのときの心境を改めて聞かせていただけますか。
「試合後のインタビューでも言いましたが、試合の前の日から『点が入るだろうな』という気持ちが自分の中にありました。最近試合に出させてもらっている中で、ゴールへの意識が出場するにつれて増えていっていたので、それがああいうゴールという形で表れたのかなと思います」
Q.ミドルシュートを打つシーンも多くありました。それで「そろそろかな」という感じがしたのでしょうか。
「ある程度ゴール前まで行ったら、アシストかゴールを自分としても出したいですし、そういう部分が出場するたびに、自信とともに出てきたのかなと思います」
Q.小西宏登選手がこぼれ球を拾ってからの流れでしたが、どのように準備してシュートを打ったのでしょうか。
「コニくん(小西)がセカンドボールを拾ってこちらに近づいてきていて、ゴール前だったのでゴール欲しさもあって、『出せ!』と言いました。もしかしたらコニくんから強いボールが来るかもしれないなと思っていたので、どんなボールが来ても打てるような体勢にしていました」
Q.体に近い位置にボールがきて、ノーステップのようなシュートでしたね?
「もう少し緩いボールが来るかなと思っていたのですが、意外に速かった。それでも、速いボールでも打てるような準備をしていたので、あのゴールが取れたのだと思います」
Q.自身もゴールを決めて、チームも大勝しました。前節の手応えや反省点などはありますか。
「まず、初ゴールを決められたことで自分の中でもひと段落というか、ホッとした気持ちです。ただ、相手が10人になってもっと点を取れるチャンスがチームにも僕自身にもありましたし、自分のミスで2失点目に絡んでしまいました。相手が数的不利でもそういう精度になってしまうと、11対11になったときにどうなるか分からないですし、そういう甘さが少しでも見えてしまうと攻撃的なサッカーにつなげられないと思います。個人としては、点を取れたことは良かったですがそれ以外は何もしてないので、反省する部分が多かったのかなと思います」
Q.残り2試合に向けての意気込みをお願いします。
「プレーオフラウンドという形にはなりますけどやることは変わらないですし、来シーズンのJ2復帰に向けて残りの試合がすごく大事になってくると思います。相手も来シーズンに対戦するチームですし、昨季も岐阜には負けてしまったので、まずは勝たなきゃいけない。何が何でも勝たなきゃいけないと思っています」