GAME SCHEDULE / RESULT

試合日程・結果

GAME DETAIL 試合詳細

明治安田J2・J3百年構想リーグ 地域リーグラウンド 第11節

AWAY

ザスパ群馬

群馬

2026.04.18 SAT 14:00 KICK OFF

レモンガススタジアム平塚

試合前

HOME

湘南ベルマーレ

湘南

GOAL

  • 99 山田太郎 99'
  • 99 山田花子 99'

攻撃機会をより増やせるか
ダービー連敗からの再起を


前節、これまでに幾度となく勝ち負けを繰り返してきた対戦で、ザスパは連敗を喫した。しかも近年はほとんどが接戦だっただけに、結果を重く受け止めている。ベガルタ仙台とのアウェイでの善戦もどこかに追いやられてしまいそうで、チームの雰囲気が心配された。しかしそれは杞憂のようだ。

「トレーニングで良い取り組みをしてくれた選手やスタッフに感謝したいと思います」(沖田優監督)

「すべてがすぐに修正できるわけじゃないですが、ちょっとした意識、個人の戦術のところの意識を変えるだけで防げた失点でもあったと思います。今週はチームとしてもそこに修正を加えましたし、ミスを減らすためのミーティングを選手スタッフが重ねて改善しようと取り組みました」(大畑隆也)

「チームとしても修正しようとしています。繰り返さないことがとにかく重要なので、次の試合で少しでも変わったところを表現しないといけないと思います」(小西宏登)

今週はいいトレーニングができたと選手たちは口にする。負傷者も徐々に戻りつつある。勝利から遠ざかっていることと、北関東ダービーの連敗の陰に隠れがちではあるが、中・長・短のパスで手前と奥を使い分ける攻撃のバランスは改善されてきている。シーズン前半戦に見られた、ピンチに直結する自陣でのボールロストは大幅に減少した。次は守備自体の改善とともに、より攻撃回数を増やすことで得失点の不均衡を是正していきたい。

「攻撃でのやり切る部分はまだ足りないと思います。スタイルをブレさせることなく攻撃を続けながら、守備の時間を減らすことで失点を減らしていけたらと思っています」。安達秀都もそう語る。

そして今節は再び、昨季までJ1のカテゴリーで戦い続けてきた湘南ベルマーレと相対する。湘南のホーム、レモンガススタジアム平塚での開催とあって大きなプレッシャーを受けながらの試合となるだろうが、アウェイ仙台戦の経験が生きてくるはずだ。沖田監督も「仙台戦で『これくらいはやれるんだ』という力を示せているのだから」と期待を寄せる。

前回対戦は、開始早々に2失点を喫しての敗戦。「後半はある程度やりたいことをやれましたが、0-2になったことで相手が少し落ちた部分もあったと思います」(大畑)と、正面切っての対決とはならなかった。すべてがうまくいったとしても勝てる保証はない相手だが、粘り強く戦いながらザスパのサッカーを出し切ることにチャレンジしたい。そうすることで本当の現在地も課題も、勝機も見えてくるはずだ。

文:沖永雄一郎(エル・ゴラッソ群馬担当)


沖田 優監督
Q.前節・栃木SC戦は敗戦しましたが、前半30分くらいまでは敗戦する内容ではなかったように見えました。
「自分もそう思っています。先制しながらも追いつかれて、『ちょっと嫌だな』と感じていたと思います。ただ、追いつきながら2失点目を喫し、畳みかけられてしまいました。セットプレーの失点は相手のスーパーゴールでもあったと思いますが、そうしたものも重なって余計に(気持ちが)落ちてしまいました。試合前にも『何が起きてもヘッドダウンするんじゃなく、落ち込まずにやり続けるんだ』と伝えていましたが、表現できなかったことは反省点で、全員が非常に悔しいと思っています。ただ、起きてしまった以上は次節に向けて改善するしかありません。反省と共有をしながら今週は取り組んできました。トレーニングで良い取り組みをしてくれた選手やスタッフに感謝したいと思いますし、湘南ベルマーレ戦に向けてそれを表現したいと思っています」

Q.前半戦(の9試合)では自陣でのロストからの失点が課題でしたが、そこは改善できてきている印象です。
「攻撃のほうはバリエーションを増やしつつ、次のバージョンアップに向けて、悪くないゲーム運びができてきていると思います。ただ失点の仕方が良くなかったです。そこはジレンマや悔しさを感じつつ、いち早く改善しなければならないポイントですし、『良くなってきたところもあるのに、次はこのパターンでやられるのか』という流れは止めなければいけません。セットプレーについてもそうです」

Q.次節はアウェイでの湘南戦となります。相手のホームということで、ベガルタ仙台戦と同等か、それ以上の圧力がかかってくると思います。
「その仙台戦でああいう結果(2-2でPKによる敗戦)と、『これくらいはやれるんだ』という力を示せているのに、前後のダービーでは連敗してしまっています。自分たちの持っているものを安定して出し切れていません。粘り強さも加えながら、勝てる構図を獲得しなければいけない後半戦だと思っていましたが、初戦で失敗してしまったので『次こそは』と思っています。今節は最低限、仙台戦のようなゲームをして、自分たちの力も誇示しながら勝ちをもぎ取りたいと思っています」


DF 3大畑 隆也
Q.前節、実際にプレーしていての感触はいかがでしたか。
「自分たちの思い描いていたとおりとまではいかなかったですが、攻撃面では長短のパスを使い分けながら、相手の嫌がるプレーはできていたのかなとは思います。でも結果がすべてですし、そこからの崩れ方は本当に良くなかったなと思います」

Q.どちらかというとザスパペースの中で先制され、崩れずに一度は追いつくことができていました。
「本当に何試合も失点を重ねてしまっていたので、失点があっても崩れないぞという思いでみんなやれていたと思います。最初の失点はもったいなかったですし失点しないのがベストでしたが、取り返すことはできましたし、そこまではうまくやれていたと思います」

Q.2失点目以降から失点が重なりましたが、シーズン前半に目立っていた自陣でのロストではなく、守備のちょっとしたエラーが続いてしまった印象です。
「その側面は大いにあると思います。すべてがすぐに修正できるわけではないですが、ちょっとした個人戦術のところの意識を変えるだけで防げた失点でもあったと思います。今週はチームとしてもそこに修正を加えましたし、ミスを減らすためのミーティングを重ねて選手やスタッフが改善しようと取り組んできました。いまもこだわっていますが、もっともっと結果にこだわってやっていかなければいけないと思っています」

Q.次はアウェイでの湘南戦です。ホームでの前回対戦では序盤に差をつけられて、後半は盛り返すという試合でした。
「自分のところで失点してしまいましたし、後半はやりたいことをやれていましたが、2点差がついたことで相手が少し落ちた部分もあったと思います。湘南は最終局面ではしっかりと守ることができる堅いチームで本当に力のあるチームだと思います」

Q.そんな相手のホームに今節は乗り込みます。
「仙台戦もそうでしたが、J1に近いチームと多くやれるのは非常にいい機会で、貴重な体験です。そういった相手に勝利することができれば自信になると思いますし、特にアウェイで勝てれば、ホームに帰ってきたときに乗っていけるんじゃないかと思います。何としても勝利だけを考えてやっていきたいと思います。いまは失点をゼロに抑えられれば絶対に点は取ってくれるくらいのいいバランスができていると思うので、攻撃は継続しつつ守備のところで失点ゼロに抑えたいです」


FW 38小西 宏登
Q.前節はスコアが1-1の間は悪くないゲームに見えました。ピッチ内の感触はどうでしたか。
「自分のところで言えば、最近は1対1で優位に立てるシーンが増えてきたと思いますし、感触は悪くないです。それは自分のストロングでもあるので、得点チャンスが広がるように継続していきたいです。チームとしては、ホームでのダービーマッチで負けてしまっていたこともあり、同じことを繰り返さずに絶対にやり返すという気持ちで挑んでいました。特に前半の入りは悪くなかったと映像を振り返っても思いました。先制されたあともそこまで(気持ちや状態が)落ちることなく取り返せたのは良かったと思うのですが、2失点目をしてから崩れたシーンがありました。そういう試合が続いてしまっているのでいち早く改善しないといけないですし、チームとしても危機感は持っている部分です」

Q.シーズン前半は自陣でのロストが失点につながっていましたがそれは減っています。前節は守備のミスが出てしまい、また相手の速攻に上回られてしまった印象もありますがいかがでしょうか。
「そうですね。(ボールを)取られたら全員が戻るという意識は上がっていますし、戻れていたシーンはあったのですが、それでもやられてしまうところがありました。チーム戦術よりも個人戦術が大事な部分もありますし、いまは守備にフォーカスを置いています」

Q.チーム内の状況はいかがでしょうか。
「ミーティングもして、チームとしても修正しようとしています。繰り返さないことがとにかく重要なので、次の試合で少しでも変わったところを表現しないといけないと思いますし、自分は攻撃の選手なので得点にフォーカスを置いて、チームの勝利に貢献したいと思っています」

Q.次はアウェイで湘南ベルマーレと対戦します。
「前回は途中出場で、追う立場という中で試合に入りましたが、個人的にはほとんど何もできずに終わってしまいました。もし今回スタートから出られるなら、まずは対面の選手に絶対に負けない気持ちでやりたいですし、チーム全体がそういう気持ちでやれば11対11のサッカーで負けることはないと思います。個人戦術があってのチーム戦術だと思うので、まずはそこでどれだけやれるか。絶対に負けないようにしていきたいです。得点の部分など数字にもこだわりたいですし、攻撃だけじゃなく守備もできるぞというところを見せたいと思います」


MF 36 安達 秀都
Q.前節は後半からの出場でした。前半は思わぬ大差がつきましたが、途中までは決して悪くない内容に見えました。
「そのとおりだと思います。僕らも悪くなかったですし、かといって栃木SCさんもそんなに悪いというわけではなかったです。どちらにゲームが転ぶか分からない状況でしたが、相手のほうが最後のクオリティやカウンターの速さが一枚上手だったかなと思います」

Q.守備のスキを突かれて失点してしまった印象です。
「今シーズンは自陣で(ボールを)奪われてからの流れで失点することも多いですが、ロングカウンターでやられていることも多いですし、攻撃の部分でやり切れていないというのが失点の多い要因の一つだと思います」

Q.後半45分間のプレーでしたが、点差がついた中で入る難しさもあったのではないでしょうか。
「ここ最近は負けている状況での途中出場が多いので、チームに何かアクセントを加えるようなプレーをもっとしなきゃいけないとは思っています。ただ、なかなかそれができていないのが現状です。もっとやらないといけないと日々思っています」

Q.今後に向けて、個人としてはどんなことを意識していきたいですか。
「まずは監督から求められていることをしっかりと表現しながら、その中で自分の良さなど、プラスアルファの部分を出していければと思っています」

Q.前回敗れた湘南ベルマーレにリベンジする機会でもあります。今節をどう戦っていきたいですか。
「先ほども言ったように、攻撃でのやり切る部分が足りないと思います。僕らは攻撃的なスタイルを昨シーズンから貫いてきているので、それはブレることなく続けながら、守備の時間を減らすことで失点を減らしていけたらと思っています」