MF20
下川 太陽Taiyo SHIMOKAWA

ザスパ群馬
群馬
カンセキスタジアムとちぎ
1前半 4
0後半 1
試合終了

栃木SC
栃木SC


| 前半 | 後半 | 計 | データ | 計 | 後半 | 前半 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 10 | シュート | 13 | ||||
| 6 | CK | 3 | ||||
| GK | ||||||
| 12 | FK | 8 | ||||
| オフサイド | ||||||
| 0 | PK | 0 |
GK 13 近藤壱成
DF 14 菊地健太
DF 3 大畑隆也
DF 30 小柳達司
MF 37 瀬畠義成
MF 27 藤村怜
MF 17 百田真登
MF 20 下川太陽
FW 38 小西宏登
FW 99 中島大嘉
FW 19 モハマドファルザン佐名
GK 88 キムジェヒ
DF 2 田頭亮太
DF 22 貫真郷
DF 26 秋元琉星
MF 4 玉城大志
MF 36 安達秀都
FW 18 田中翔太
FW 29 松本皐誠
FW 69 出間思努
沖田優
GK 71 猪越優惟
DF 5 柳育崇
DF 6 阿部海斗
DF 25 岩﨑博
DF 88 内田航平
MF 13 大曽根広汰
MF 15 堤陽輝
MF 27 永井大士
MF 47 吉野陽翔
MF 81 中野克哉
FW 77 西野太陽
GK 21 櫻庭立樹
DF 24 田端琉聖
MF 4 佐藤祥
MF 17 杉森考起
MF 40 食野壮磨
FW 19 庄司朗
FW 9 近藤慶一
FW 29 矢野貴章
FW 80 オタボーケネス
米山篤志

「北関東ダービーのザスパ群馬と栃木SCの歴史として、勝ったあとに負けて、負けたあとは勝つというような、勝ちと負けを繰り返してきた中で、こうして連敗をしてしまったこと、ファン・サポーターの皆さんに非常につらい思いをさせてしまったことに対して申し訳ない気持ちがあります。それに尽きます。内容というよりも、結果に対してまず謝罪しなければならないと思っています。自分たちのいい時間であっても、1回の(相手の)チャンスで決められる、2回目のチャンスで決められる。2点差が開いてもサポーターは歌い続けてくれて、鼓舞し続けてくれた中で、次にペナルティーエリア内まで入ってこられたところで3点目を決められる。また歌い続けてくれても、次のペナルティーエリア内に入られたところで4点目を入れられる……。そういうゲームを見せてしまったことについて、申し訳ないと思っています。自分たちのいい時間帯、ペナルティーエリア内まで入った時間があった中で決められるような力をつけなければならないですし、後半に必ず2点目を見せようと送り出した中で、同じようにペナルティーエリア内までもってこられた後半1回目の場面で失点した。説明のしようがないような、同じ流れで5失点目まで喫してしまいました。それについて申し訳ないと思っています」
Q.1-1のスコアまで、群馬の試合だったように見えました。相手のマークをうまく剥がせていましたが、この試合でうまくいったところはどこでしょうか。
「おっしゃるとおり、1-1になるまで、ペナルティーエリアまで入られた一つのシーンで失点した以外は、自分たちがやりたい内容を作れていました。そのゲーム運びをこのダービーの中でも表現できる力があるのであれば、相手陣内に入ったところからのロングカウンターで1-2にしてはいけなかった。そこに自分たちの弱さがあると感じています。いい時間が続いても1-2になったところが弱さだと思います」
Q.そのあとに連続失点を喫しました。失点ごとに気持ちが下がってしまったように感じましたが、いかがでしょうか。
「栃木SCさんとの1回目の試合で、失点を繰り返してしまっていました。今日は1-1に追いついたように失点後でも崩れずに自分たちのやるべきことをやっていれば追いつけるということを表現してくれました。その表現ができた中で、すぐに失点してしまい、もしかしたらそこでショックのメンタリティーが起きてしまったとしか思えないような連続失点でした。なぜそれを続けられなかったのか。そこが弱さだと思いますし、克服していかなければならないと感じています」
Q.後半戦の最初で失点数の多さが出てしまったことについて、どう改善していきたいですか。
「前節のベガルタ仙台戦もそうでしたが、失点を止めなければならない中で、前節も今節もセットプレーからの失点がありました。少しやり方を変えてでも減らそうというような取り組みをしていますが、今回はまた多く失点してしまったことが残念でした。カウンターからの失点やセットプレーの失点は減らさなければならないです。個人戦術も高めないといけないので、その3つは急務だと思っています」

MF20
下川 太陽Taiyo SHIMOKAWA
「簡単に失点しすぎています。自分たちのミスから失点してしまっているので、それに尽きると思います」
Q.試合の入り、そして1-1になる時間帯までは手ごたえはあったのでしょうか。
「最初の時間帯は自分たちのやることを相手陣地でできていました。それに関しては良かったことだと思います」
Q.1-1に追いついたあと、連続失点してしまったことについてはどう感じていますか。
「完全に自分たちのミスからカウンターを食らい、またCKにされた中で失点してしまいました。そこにこだわってなくしていかないと、このまま終わってしまいます。いまのままではいけないと選手一人ひとりが分かっているので、もっとその課題に向き合って、毎日の練習を全力で取り組んで、直していかないといけないと思っています」

MF37
瀬畠 義成Gijo SEHATA
「先に失点してしまいましたが、なんとか同点にできて、そこから盛り返せればいいと思ったところで簡単に失点し、それが立て続けの失点につながってしまいました。セットプレーの流れからの失点もありましたが、ゲームをコントロールしながら自分たちがチャンスを作る可能性があったのに自分たちで手放してしまったことについて責任を感じています」
Q.1点目は、意図的につなぎながら背後を狙って得たゴールでした。
「ボールを動かしながら、回しながら、どこかで刺しにいかなければならないという場面だったと思います。相手の目の前で攻撃が終わることが多かったので、自分もミスを恐れずに(背後を)狙っていければと思っていました。うまくそれがとおって、(百田真登選手が)決めてくれたのは良かったと思います」
Q.逆に2失点目は、瀬畠選手のクロスが引っかかったところが相手の攻撃の起点になってしまいました。
「1-1にしたあとに、自分のミスから1-2にしてしまいました。あそこで踏みとどまって1-2のまま前半を終えられれば良かったのに、2失点目を引き金にズルズルといってしまいました。ボランチとしてゲームをコントロールしないといけないですし、この試合で学ばないといけないことだと思っています」

FW17
百田 真登Manato HYAKUDA
「言い訳ができないというか、僕自身、前回のホームでのダービーを受けて屈辱的に悔しい気持ちを芽生えさせられて、それを今回返してやろうという気持ちだった中で、この結果だったので情けないという思いです。また次の2026/27シーズンが始まったときには、これ以上の点差で勝てるようにしていくことが自分たちの仕事です。悔しかったです」
Q.いい内容で試合に入り、1-1にも追いつくことができました。
「立ち上がりに喫する失点については最近修正してきたことでした。前回の栃木SC戦後半、そして前節のベガルタ仙台戦での自信が表現できていましたし、相手の裏を狙った中でのゴールシーンもいいものでした」
Q.短いパスをつなぎながらも背後を狙った結果、ゴールが生まれました。
「瀬畠(義成)選手が本当に良いボールをくれて、自分はトラップして決めるだけでした。つなぐだけではなく背後を取るというのは自分が入った意味でもあると思ったので、それを表現できたことは次につながると思います」
Q.カウンターやセットプレーから喫した連続失点についてはいかがでしょうか。
「まだ映像を見ていないのでなんとも言えないですが、やってはいけないミスや、ここでは負けてはいけないというポイントを逃しているからこそこういう結果になっています。それが続いているので、より何かを変えていかないといけないと思います」
序盤のいい流れを続けられず
ライバル相手に2度目の敗戦
2週間前にホームで敗戦した相手との再戦。勝点3差で同7位につける栃木SCとカンセキスタジアムとちぎに乗り込んで行われた北関東ダービーは1-5の敗戦に終わった。8日間で3試合を戦う栃木SCが直近の試合から7人の先発を入れ替えたのに対し、PK戦を含めて4連敗中の群馬は、出場停止の野瀬翔也を含めて3人を変更。右のセンターバックに入った小柳達司は今季初スタメンとなった。
群馬は長短のパスを織り交ぜながら、相手を何度も押し込むなどいい形で試合に入ると、奪われても球際の強さが目立ち、高い位置からプレッシャーを掛けにきた栃木SCにペースをつかませなかった。14分には相手のCKからカウンターを発動。下川太陽が中島大嘉との長いワンツーを成功させて抜け出し、最後はGKの位置を見て左足のループシュートを狙ったが、これは枠の上に飛んでゴールとはならず。
チャンスのあとにはピンチあり。18分、栃木SCが縦に速い攻撃からスルーパスを西野太陽に通すと、大畑隆也が一度はスライディングで防ぐ。しかし、こぼれたボールを大曽根広汰に流し込まれてしまった。
先制点を与えてしまった群馬だが、この日は攻撃のリズムが失われなかった。保持率を高めてじわりじわりと攻め込んでいく。そして29分、中央で受けた瀬畠義成が左足で最終ライン裏にフィードを落とす。これに反応して胸トラップで前に出た百田真登が左サイドネットにねじ込んだ。
しかし、1-1に追いついた直後に落とし穴が待っていた。35分、中盤でボールを失うと相手のアタッカーにドリブルで前進を許し、最後は左サイドから挙げられたクロスをヘディングで決められ、再び勝ち越されてしまう。その4分後、CKからフリーで決められて失点すると、43分にも失点。栃木SCの勢いを止められない群馬は、左サイドの裏を突かれ、そこからのクロスを西野に決められて1-4となった。
後半開始から、瀬畠に代えて安達秀都を投入。安達を起点に惜しいクロスまでつながるなど、前半同様に後半立ち上がりは良い攻撃の形が見えた。だが54分に縦パスから決められて1-5になると、サイドチェンジからクロスに至るチャンスシーンなどはあったものの、なかなかシュートまでつながらない。78分に中央突破から中島がターンして右足で狙うも決まらなかった。
その後、松本皐誠、出間思努、田頭亮太とフレッシュな選手を入れて仕掛けた群馬。しかし栃木SCの前向きで強い守備に阻まれ続け、ボールを持てても前線でタメを作れず、ゴール前まで到達しない。そんな流れのまま、最後まで追加点を決めることができなかった。
文:田中直希(エル・ゴラッソ)
前節の集中力とプレー判断の継続を
いざ、雪辱の北関東ダービー
前節を終えて、明治安田J2・J3百年構想リーグの半分を消化した。ここからは早くも後半戦に突入する。ザスパ群馬の現在地はPK戦を含めて2勝7敗。J2リーグ所属の“格上”がひしめくEAST-Aグループとはいえ、数字としてはやはり寂しいものがある。
「自分たちの成長過程としては価値ある9試合だったと思っています。ですが、勝ちながらそれを獲得できているのかと言うと……。やっぱり勝ち数が少ないと思います。そこはすごく悔しいところですし、変えなければいけないところですので、後半戦に向けてそこを改善しながら2026/27シーズンを迎えなければいけないと思っています」(沖田優監督)
誰しもが現状に満足はしていないが、チームは少しずつ成長を遂げてもいる。残り9試合は、それを結果に変換できるかのチャレンジにもなる。
「失点が多すぎるので、来シーズンへのつながりも考えると、このままでは良くないという危機感があります。後半戦の1試合目が前回苦い思いをしてしまった栃木SCとの北関東ダービーですので、ある意味、仕切り直しとしては良い試合だと思っています」(沖田監督)
後半戦初戦の相手は、ホームで1-3というスコアで敗れ、屈辱を味わったばかりの栃木SC。皆が雪辱に燃えている。
「このままなんとなく勝ったり負けたり、たまにいい試合したりを繰り返していたら、2026/27シーズンでJ2復帰することから逆算するとすごくもったいない半年になってしまうと思いますし、そのためにも1試合1試合がすごく大事になります」
そう近藤壱成が語ったように、ここからは1試合ごと、1プレーごとの重みが一層増してくる。気を抜いていたら、あっという間にシーズンが終わってしまう。前節は、無敗のベガルタ仙台に肉薄してみせたように、力がまったく足りていないわけではないし、試合序盤にもったいないミスさえなければ格上相手にも通用する強みはある。仙台戦の集中力とプレー判断を継続したい。
一方で、ここまで全試合に先発してきた野瀬翔也が累積警告で出場停止。少しずつメンバーを入れ替えながら戦ってきたザスパだが、今節は変えざるを得ないポジションが発生する。しかしこれは新たな戦力が台頭するチャンスでもある。
候補の一人であるベテランの小柳達司も「自分のやるべきことやチームに働きかけるところなどの部分は今までと変わらない」と語りつつ、静かに闘志を燃やしている。シーズン折り返しの初戦でどんなサッカーを見せてくれるか期待が懸かるが、菊地健太が「もう勝ちしかないので、勝つことだけを考えています」と語ったように、まずは結果が求められる。いざ、逆襲の北関東ダービーへ——。
文:沖永雄一郎(エル・ゴラッソ群馬担当)
沖田 優監督
Q.明治安田J2・J3百年構想リーグの半分が終わりました。ここまでの9試合をどう振り返りますか。
「さまざまなチームと試合ができましたし、課題も多く見つかりました。経験値を積んだという言い方が正しいかどうかは分かりませんが、自分たちの成長過程としては価値ある9試合だったと思っています。ですが、勝ちながらそれを獲得できているのかと言うと……。やっぱり勝ち数が少ないと思います。そこはすごく悔しいところですし、変えなければいけないところですので、後半戦に向けてそこを改善しながら2026/27シーズンを迎えなければいけないと思っています」
Q.スタイルを貫きつつ微調整をしてきた9試合だったと思いますが、ピッチ内の対応や選手の実行レベルについてはどう感じていますか。
「昨シーズンとは少し違ういろいろなプラスアルファのトライもしている段階の中で、力のあるチームを相手にできていた試合、通用した試合や時間帯があった一方で、課題ばかりが残った試合もあったと思います。残りの9試合ではそれをもっと確固たるものにしていかなければいけないですし、もっと上げなければいけないところも明確になったと思います」
Q.育成を考えつつも目の前の試合を勝ちに行かなければいけない。監督としても難しいシーズンではないかと思います。
「J2クラブなど力のあるチームを相手にチャレンジしたときに、どういう反応や成果、課題が出るのかを大事にした9試合でしたが、良かったものもあれば大きなマイナスだったものもありました。そして、勝ちがついてきていません。いまみんなで共有している成果やこれからの課題は明確になっているので、もう少し勝てていたら最高の9試合だったとも言えるのですが、ここまでの成長や課題を克服しながら進んできたことを考えると、もっとやれると思っています。そこに少しジレンマはありますが、自分が与えた昨季とは違うプラスアルファに対しても、いい形で階段を上ってくれていると思っています。ただ、失点が多すぎるので、来シーズンへのつながりも考えると、このままでは良くないという危機感があります。後半戦の1試合目が前回苦い思いをしてしまった栃木SCとの北関東ダービーですので、ある意味、仕切り直しとしては良い試合だと思っています」
Q.前回の栃木SC戦の雪辱が期待されます。
「そうですね。プレー的にもメンタル的にも悪すぎたあの前半を、ベガルタ仙台戦ではうまく修正できたと思いますが、1週間でそれぐらい修正できるのであれば、やはりあの前半はもったいなさすぎました。栃木SCさんとSC相模原さんとの前半45分はここまでの9試合でもワーストだったと思います。最低限として仙台戦を継続しつつ、さらに上積みしたいい姿でしっかりと挑んでいきたいと思っています」
Q.ここまでも少しずつメンバー入れ替えながら戦っていますが、今回は野瀬翔也選手が累積のため出場停止となります。新たな戦力の台頭が期待されるところだと思いますが。
「シーズンを考えると、出場停止やケガ人が出てくるのは当然のことですし、代わりに出る選手にとってはアピールのチャンスです。自分としては起用するのが怖いという選手はいませんので、次の選手がしっかりとチャンスをつかんでくれるのを期待しています」
DF 30 小柳 達司
Q.今シーズンはまだ出場機会がありませんが、ここ2試合は連続でメンバー入りしています。ご自身の調子はいかがですか。
「ここまでケガをせずにできているので、調子自体は良いですし、準備はできています」
Q.チームのここまでをどう見ていますか。
「いい流れで過ごせた試合も、勝てないことや差を見せつけられた試合もありましたけど、走ることや球際などの部分が足りないというのはみんなが共有できていると思います。そこはベースの部分なので最低限出すというのがまず一つだと思います。チームのやりたいことはみんな分かっていますし、誰が出たとしてもある程度やれることは分かっていますが、その中で結果を出すためにはやっぱり、得点やゴールを守るところが価値だと思います。そこはさらにこだわってやらないと勝点が取れないと思いますね」
Q.沖田監督はいま出られていない選手たちも「いい状態」だと言っていましたが、練習試合での手応えなどはいかがですか。
「チームでやるべきことは共有できていますし、自分は(ザスパ群馬に復帰して)2年目なのでチーム戦術的や個人戦術的にも理解しているつもりですので、それを表現できればと思います。練習試合と公式戦では緊張感が少し違うかもしれませんが同じようにやってきていますし、そんなに気負うこともなくできています。自分のこともそうですが、チーム全体の勝利が大事だと思うので、そこにしっかりとフォーカスできればと思います」
Q.今節は今季ここまで全試合で先発している野瀬選手が出場停止ということで、DFの選手にはチャンスが巡ってきます。小柳選手も候補の一人だと思います。
「野瀬もいいプレーをしていましたし、若い選手が出ていると自分にとっても刺激になりますし、負けてられないという気持ちもあります。ただ、自分のやるべきことやチームに働きかけるところの部分は今までと変わらないと思います。対戦相手によって対応は変わりますけど、そういう部分も頭に入れながら自分を信じてやるだけだと思います」
Q.今節は栃木SCとのダービー再戦になります。
「前回はなかなか難しい前半になりましたし、みんなあのときのイメージと悔しさがあって、それを晴らしたいという気持ちはあると思います。それはファン・サポーターの皆さんも一緒だと思いますし、このままだと終われません。サッカー選手として以前に、人として覚悟を持って試合に入ることができればみんなの力も発揮できると思いますし、試合に入る前までの準備を大事にしたいです。あとは、みんなでハツラツとできれば勝利はついてくると思いますし、誰が出ても勝点が取れるような準備をするだけだと思っています」
Q.残り9試合に向けての抱負をお願いします。
「個人的な目標としては、サッカー選手なので試合に出ないといけないわけで、そこに対してしっかりと毎日準備するというところです。でも、チームが勝たないと出ていても出ていなくても価値は上がらないと思うので、状況ごとにチームに対して何ができるかを考えて毎日過ごしたいですし、若い選手にも働きかけていけたらと思います」
DF 14 菊地 健太
Q.前節は残念ながら出場がありませんでしたが、グループ首位のベガルタ仙台との試合をどう見ていましたか。
「ベンチから見ていてもすごく一体感があって、そこまで相手にチャンスを作らせずに自分たちにもチャンスがあったので、勝ち切れるゲームだなとは思いました」
Q.仙台戦の立ち上がりは長めのボールが多めになりましたが、セーフティーに入るところを意識していたのでしょうか。
「前回の栃木SC戦よりは多かったですけど、ボランチの選手などが(ロングボールを蹴るための)シグナルを出していたと思いますし、相手を食いつかせてから蹴っていました。そうなれば相手も守りにくいし、自分たちも前向きでサポートできるとは監督からも言われていました。それがうまくいったのかなと思います。狙いをもって蹴っているのはいいことだと思います」
Q.試合展開としては、後半の立ち上がりが悔やまれるところだったのではないでしょうか。
「やっぱり前半と後半の立ち上がりは課題ですね。ただ次は栃木SCさんとのダービーなのでそんなことは言っていられないですし、もう勝ちしかないので勝つことだけを考えています」
Q.シーズンの半分が終わりましたが、ここまでの9試合をどう振り返りますか。
「(PK戦を含めて)2勝 7敗で勝ちが圧倒的に少ないですし、この結果について誰も満足はしていないと思います。後半戦はもっと多くの勝点を取らなきゃいけないし、相手がJ2だろうが90分間で勝てるようにしていきたいと思っています」
Q.今節はここまで全試合に先発していた野瀬翔也選手が出場停止となります。ディフェンスラインも少し修正が入ると思いますが、注意したいところなどはありますか。
「誰が出てもザスパなので、勝つしかないと思います。内容よりも結果をファン・サポーターの皆さんに示していけたらいいと思っています」
Q.前半戦を振り返ると、菊地選手の攻撃参加でかなりチャンスを作れていると思います。
「自分自身はまったくチャンスを作れているとは思っていないです。実際、数字でも0ゴール0アシストですし、物足らないとこだらけなので、そろそろ結果を出さないといけません。プロとしての意地を見せないといけないと思っています」
Q.前回はホームで栃木SCに敗れましたが、短期間で再び対戦することになります。
「2週間前にやった相手とまたすぐやるというのは不思議な感覚ですが、ダービーがこんなに早くできるというのは楽しみではあります」
Q.栃木SCとの再戦で注意したいことは何でしょうか。
「前回は前半で勝負がほぼ決まってしまったので、逆に今度は、俺らが前半で勝負を決められるような結果にしていきたいと思っています」
Q.シーズン後半戦の抱負を聞かせてください。
「ゴール、アシストをまず取ることと、一つでも多くの勝利を取ることですね」
GK 13 近藤 壱成
Q.まずは前節ベガルタ仙台戦の振り返っていただけますか。
「自分個人としては久しぶりの出場でしたが、チームとしては連敗していて、特に最近は入りの失点が多く、90分の中でどちらが勝つか分からないというゲームにすら持っていけないことが続いていたので、試合の入りで失点しないことや自分たちのミスから崩れないというところは特に意識して臨んだ試合でした」
Q.2失点はしましたが、ここ数試合と比べるともったいないミスなどは少なかったように見えました。プレーしていての感触はいかがでしたか。
「チームとしても、入りの失点でゲームを崩さないために相手陣地でプレーする時間を長くしたいというのはありましたし、相手が自分たちのビルドアップに対して枚数をかけて取りに来るのなら、長いボールを使って相手を下がらせようというのはチームでも準備していました。個人としても、試合に出ていない期間に長いボールの練習をしてきたので、試合の中でうまく使いながら、自分たちのペースにもっていけるようなサッカーができていたんじゃないかなと思います」
Q.強気にパスも通すシーンもありました。蹴らされているのではなく、狙って蹴っていたシーンが多かったのではないでしょうか。
「ただ蹴るだけというのはまったく目指していないですし、相手が来ているのを見た上で何を選択するかというところでした。そこの割合などはもっと良くしていきたいと思っていますし、相手が来ていないのなら下からつなぐというところなどはもっとうまくやれると思います」
Q.守備では積極的に飛び出していていました。ロングシュートを狙われる場面もありつつ最終ラインの背後をカバーしていました。
「そこはチームで求められているところなので、チャレンジせずに後悔するよりも、出た上でどうしたら良かったかという反省ができたのは良かったと思います。久しぶりに出た試合で、100点のプレーを目指すんじゃなくて最低限やらなあかんことをやるという意味では、(飛び出した際の)プレー判断などはもっと経験して高めないとといけないと思いました。試合に出続けているときと久しぶりに出るときではやっぱりゲーム勘の影響でプレーの選択が難しい部分はあると思うので、100点のプレーを目指すのではなくて自分の状況に合わせて、最低限ゴールを守るというところから考えたプレーがもうちょっとできたらもっと良かったかなと思います」
Q.PK戦はいかがでしたか。1本ストップしましたが惜しくも敗れました。
「アウェイの試合でしたけど、ザスパサポーター側が陣取るゴールでやらせてもらったのは大きかったですね。最初の5人のうちの1本は確実に止めたいと思っていた中で止められたのは良かったと思います。PK戦は時の運という部分もあると思います。なので、PK戦で勝って勝点を稼ぐのも大事ですけど、90分の中でどんなサッカーをしてでも勝ち切ることをもっと目指してやっていきたいと思いました」
Q.その90分では2対2の引き分けでした。近藤選手としてはSC相模原戦以来の出場でしたが、その試合よりも力を出せた試合だったのではないでしょうか。
「個人にフォーカスするとそうでもなくて……。このチーム状況の中で、自分の力で勝たせたいという思いが強かった分、それができなかったのと、最終ラインの裏のケアやビルドアップのところでピンチになるシーンがこれまで出た試合と比べても多いほうだったと思います。チームとして、戦う部分や『この試合に勝って、ここから自分たちが上に行くんだ』という思いが前面に出せていた分、自分のプレーには納得がいってないですし、自分のプレーがもっと良かったら勝てた試合だったと思っています。そこは次の試合に生かしていきたいですね」
Q.最後に、今節の栃木ダービーと残り9試合への意気込みをお願いします。
「個人的な目標としては、残りの全部の試合に出てチームを勝たせるというところです。このままなんとなく勝って負けて、たまにいい試合するというのを繰り返していたら、2026/27シーズンでJ2復帰することから逆算するとすごくもったいない半年になってしまうと思いますし、そのためにも1試合1試合がすごく大事になります。特に次の試合はホームですごくイヤな負け方をしたばかりの相手なので、勝ってみんなで喜べたらと思います」