GAME SCHEDULE / RESULT

試合日程・結果

GAME DETAIL 試合詳細

明治安田J2・J3百年構想リーグ 地域リーグラウンド 第9節

AWAY

ザスパ群馬

群馬

2026.04.04 SAT 14:00 KICK OFF

ユアテックスタジアム仙台

試合前

HOME

ベガルタ仙台

仙台

GOAL

  • 99 山田太郎 99'
  • 99 山田花子 99'

もっと自信を持って──
前節の後半で見せた勢いをぶつける


目下3連敗中。第6節の横浜FC戦、第7節の湘南ベルマーレ戦は“昨季までJ1に所属していた相手”だったが、前節は同じJ3リーグの栃木SCに敗戦した。ホームで、しかも“北関東ダービー”に敗れたことも重なり、ファン・サポーターからは厳しい声も飛んだ。

「ここ数試合は簡単に喫した失点がすごく多くて、周りから『戦っていない』と思われても仕方ないような内容でした」と藤村怜は振り返る。

早い時間帯に失点して苦しくなるパターンが続いたうえに、第1節のSC相模原戦に続いて同じJ3の相手に大量失点してしまった。ただ、ここまでの8試合を振り返ると“J2”の相手には接戦を演じている。モハマドファルザン佐名も「(ブラウブリッツ)秋田戦や(モンテディオ)山形戦はあまり負ける気がしないという感覚があった」とコメント。一方で、「直近の試合ではどこか自信がないようなプレーというか、怖がっているようなプレーが増えてしまっている」とも。まだまだ課題はあるにしても、そこまで脆いチームではないはずだ。

試合では、自陣でのロストから失点するなど、「怖がっている」とも表現できる場面がある。

「守備のところにフォーカスされがちですが、全員が怖がらずにボールを受けに行かないと成り立たないサッカー。全員がサポートの意識を持てていたかというとそうではなかったと思います」(藤村怜)

「同じような形の失点が続いてしまうと、それを気にしすぎて普段の自信や勇気が欠如してしまい、そのことでまた同じ形が起きてしまう。『意識していたのにまたやってしまった』と、余計にメンタルが落ち込んでしまうという構図が何試合か続いてしまっています」(沖田優監督)

同じ課題をいつまでも引きずってはいられない。ポジティブな面に目を向ければ、ここ2試合は前半途中から後半にかけて反撃の攻勢をかけることはできている。相手がリードしている状況込みのことではあるが、もっと自信をもってプレーしてもいいはず。後半の勢いを今節へと持ち込みたい。

「栃木SC戦の後半のようにうまくいった成功体験があれば自然と自信はついてくると思います。選手たちには後半のイメージが強くある中で、今週はすごくいい練習ができていると思います」(藤村)

「栃木SC戦の特に前半に関しては、自分たちがやろうとしていることすらできませんでした。もっと(やろうとしていることを)ぶつけて、その中で結果を見てみないといけないと思います。そうして、勝ちにつなげられればと思います」(瀬畠義成)

前節は結果にこそつながらなかったが、ゴールに飢えていた百田真登に移籍加入後、初得点が生まれた。そしてもう一人、数字に飢えているアタッカーがいる。前節は“準アシスト”で得点に絡んだモハマドファルザン佐名。彼に数字がついたうえで、チームが浮上するきっかけにしたい。

「まだひとつも(アシストやゴールを)つけられてないので、そこは自分に目を向けてやりたいと思っています。ここ数試合、情けない試合を見せてしまっています。次こそは絶対勝てるようにやっていきたいです」(モハマド)

文:沖永雄一郎(エル・ゴラッソ群馬担当)


沖田 優監督
Q.シルヴァン デランド選手の加入が発表されました。どのような期待をしていますか。
「フランスで育ってイギリスでキャリアをスタートさせたキャリアの持ち主ですが、体格があって日本人にはなかなかないフィジカルを持った選手です。ヨーロッパと日本のサッカーとの違い、俊敏性や細かなうまさなどの違いは感じ取っていると思うので、早くベストコンディションになってくれたらと思っていますし、自分たちのサッカーに1日でも早く順応してくれたらと思っています」

Q.190cmと高身長です。セットプレーの得点源としての期待もあるのでしょうか。
「練習試合のCKではいい入り方をしていた場面もあったので、安定して力を出してくれたらと思っています。」

Q.さて、次節はベガルタ仙台戦です。これでシーズンの折り返しとなります。直近のゲームでは早い時間帯の失点で苦しむ試合が続いていますが、週末に向けてどのように改善していきたいですか。
「早い時間の失点を本当に繰り返してしまっていて、ゲームを難しくしてしまっています。そのような失点を早くなくしていかなければなりません。次の対戦相手の仙台さんも非常にまとまりのある、やることがはっきり共有されている良いチームだと思いますが、まず課題の克服にフォーカスして、自分たちの特長と仙台さんの対決という形にしなければいけないと思っています」

Q.試合の入りについては、気持ちの部分やセーフティーに入るなどいろいろな方策があると思いますが、どういうところに課題を感じていますか。
「負けが続いた試合で、同じような形の失点が続いてしまうと、それを気にしすぎて普段の自信や勇気が欠如してしまい、それがまた起きてしまうということがあります。『意識していたのにまたやってしまった』と、余計にメンタルが落ち込んでしまうことがあり、いまはそういう構図が何試合か続いてしまっています。『あまり気にすることのないように』という言い方は適切ではないかもしれませんが、前節・栃木SC戦での後半の入りのような、何が起きようとあれぐらいの気持ちで割り切って、振り切ってやるんだという気持ちも大事だと思っています」

Q.ある程度、相手陣内に入ったときは自分たちの特長や積み上げてきたものが出せているのではないかと思います。
「そうですね、相手のペナルティーエリア周辺まで入る良い時間帯があるなど、数字的には自分たちの良いところを出せている試合も結構あります。でもそこからゴールを決めるところまで行っているかというと、今季は決定率や枠内シュートの数などが少し低下しています。次の試合と、後半戦の中でもっと高めていかなければいけないと思っています」

Q.前節の結果を受けて、選手の姿勢や今週の取り組みをどう感じられていますか。
「先ほど言ったような、もっと自信を持ってやるということを再確認してトレーニングを行っていますし、『次こそ繰り返さずに進む』という思いを持ってトレーニングは積めていると感じています。前節は後半と前半ではまったく異なるチームのような状態になってしまったので、後半のようなメンタリティーで、攻守ともに戦う気持ちをより長く出せるようにならなければいけません。そこの課題に向かって、次はしっかりとトライしたいと思っています」

Q.先に失点せずにゲームを進めることが大事でしょうか。
「そうですね。先制点を取ったチームのほうが勝率は良く、ゲーム運びもしやすいのがサッカーという競技だと思います。あまりにも先制点を許しすぎ、しかも早くに簡単に許しすぎというのが続いているので、早く打破して、もう少しいい試合運びのまま自分たちが先制できるようにしていきたいと思います」

Q.チャレンジする姿を見せたいですか。
「90分間ずっと悪かった試合はそれほど多くはないと思いますが、前半が非常に悪く、後半は少し良くなった、あるいは失点するまでは悪くて失点した後は持ち直したとなる試合があるという点は、見つめ直さなければいけない大きな課題だと思います。昨季から少し異なるチャレンジをしようとする中で、試合開始早々に出鼻をくじかれてメンタル的に迷いが出てしまっています。せっかくこの百年構想リーグでいい対戦相手にチャレンジできているのに、もったいない時間帯が多すぎます。次こそそういうことはなくして、いかに長い時間、自分たちの良さを出すことに集中して戦えるかにフォーカスしたいと思っています」

Q.仙台もレベルの高い良い相手だと思います。どのように試合を展望されていますか。
「やることに統一感があり、チームの組織力がとても高いチームだと思います。自分たちは、いま話してきたような課題を克服して、前の試合の後半のような時間をどれぐらい長く表現できるか。それさえうまくやれれば、決して勝てない相手ではないと思います。自分たちのプレーに自信を持って表現し続けることで、最後にどうなっていくかということに集中してやっていきたいと思います」


MF 27 藤村 怜
Q.前節・栃木SC戦について、改めて振り返っていただけますか。
「ここ数試合は簡単に喫した失点がすごく多くて、周りから『戦っていない』と思われても仕方ないような内容でした。ただその中でも、後半に関しては相手を圧倒できたところもありましたし、あの後半の自信を次につなげて、なおかつ戦う姿勢をもっと見せていかないといけないと思います」

Q.次のベガルタ仙台戦に向けて、チームとしてどのようにそれらの課題に向き合っているのでしょうか。
「守備のところをフォーカスされがちですが、全員が怖がらずにボールを受けに行かないと成り立たないサッカーですし、(前節で)全員がサポートの意識を持てていたかというとそうではなかったと思います。もちろん、前半に失点が多くなっているというのもチームとして課題ですが、そういったところを修正しながら次は勝てるようにやっていきたいですね」

Q.失点もそうですが、得点に関しても物足りない部分がありますか。
「本当にその通りです。栃木SC戦に関しては後半チャンスが多かった中で決めきれなかったのが課題だと思います。そこは練習でやっていくしかないです」

Q.栃木SC戦の後半はポジションを下げてプレーしていたと思いますが、感触はいかがでしたか。
「(自分が)後半でやったポジションの選手がボールを受けて、常にサポートをしながらプレーしないとチームは成り立っていかないと思っていたので、受けるのを怖がらず、みんなのパスの出口になるようなサポートをして前に供給するというのは意識していました」

Q.それによって、チームとしてやりやすくなっていたようにも見えました。
「怖がらず受けるというのは全員が共有していましたし、それがいいように働いたとは思います」

Q.前節の後半はかなり攻撃的な選手を並べた布陣になっていたと思いますが、手ごたえもあったのではないでしょうか。
「僕もヤス(西村恭史)もボールに常に関わっていたいタイプですし、ボールにたくさん触れればチャンスは多くなると毎試合思っているので、思った通りになった感じです」

Q.沖田監督のサッカーはポジションごとの役割が非常に複雑に見えますが、ポジションが変わっても問題なく機能していたようにも見えました。
「ポジションは違えど、根本の部分でやることは一緒という感覚です。常に周りを見ながらサポートして、どう前進できるかを考えれば自然とできるという感じですかね」

Q.失点時の課題については、どんな印象をお持ちですか。
「自分たちがボールを失ってから喫する失点が多いのは事実です。先ほども言ったように怖がっていればああいう失点は多くなるので、全員が顔を出して自信を持ってやることが大事です。栃木SC戦の後半のようにうまくいった成功体験があれば自然と自信はついてくると思います。前節は負けましたけど、後半のイメージがみんな強いと思いますし、今週はすごくいい練習ができています。怖がらずにチャレンジすることで成功体験を感じることが大事です」

Q.監督も「勇気を持って」というコメントを何度も出しています。一方で、ミスをした際の怖さも引き離せない要素です。
「それは少なからず全選手にあると思いますが、そこでやめてしまうと自分たちのベースがなくなってしまいます。僕は何事もメンタル面が大半を占めていると思っているので、そういうところを整えていけたらと思いますね」

Q.次はアウェイでのベガルタ仙台戦です。遠方まで来てくれるファン・サポーターもいると思いますが、意気込みはいかがですか。
「ファン・サポーターの方たちは本当に毎試合全力で応援してくれていて、勝ちたいという気持ちがすごく見えています。不甲斐ない試合がここ数試合続いている中でも熱く応援してくれる人たちがいるので、そういう人たちのために頑張るのはもちろん、僕たちも勝って喜び合うのが一番したいことです。まずは戦って、その上で自分たちのサッカーを展開していけたらと思います」


MF 37 瀬畠 義成
Q.前節を振り返っていただけますか。
「前半で勝負が決まってしまったというのが率直な感想です」

Q.ここ最近、先制点を許して、後半は盛り返しながら勝てないという試合が続いています。瀬畠選手としては、前節は前半で交代となった悔しさもあると思います。前半と後半のチームの違いをどう感じますか。
「前節の後半は、相手が3点リードしているのもあって、後半はあまりリスクを冒さず、ボールもそこまで奪いに来てなかったという側面があったと思います。(後半は)ある程度自由にやれたと見ていて思いました。ただ、それでも1点しか取れませんでした。スタートで出させてもらった立場としては本当に申し訳ないというか、そういうゲームをしてしまったというのが悔しいですし、反省点が多かった試合でした」

Q.自陣でのミスを減らす、あるいは致命的なミスにしないために改善しなければならない部分をどう考えますか。
「トレーニングでやれている部分であっても、公式戦で相手のプレッシャーと緊張感もあってミスが起きやすいのかもしれません。メンタリティーの部分では場数が必要なのかもしれないです。基本的にはやり続けることしかないと思いますが、その中でも取られた瞬間の切り替えや、取られた場所でも網を張るように、一人が抜かれてももう一人がいるような距離感を作っておくなど、もう少し工夫できるのかなと思っています。長いボールを入れたあとに失うと、スペースがあるので相手も運びやすいし前進されやすい。近い距離のパスでボールを失ったほうが相手とも近いので、逆に言えばそこで止めやすいということもあると思います。ボールの失い方はもう少し考えないといけないと思いますし、変えられたらなと思っています」

Q.次はアウェイでのベガルタ仙台戦です。
「次は1敗もしていない、PKでも負けてない相手との試合です。もしかしたら相手には緩みがあるかもしれない。逆に僕らは失うものは何もないので、思い切ってトライする、チャレンジする。そのうえで、シーズンの前半戦がちょうど終わるので、後半戦に向けて改善ができればと思います。もちろん修正するところは修正して、反省する部分はもっと反省しなければならないですし、もっと整理が必要です。栃木SC戦に関しては、自分たちがやろうとしていることすらできませんでした。特に前半はそういう印象が強かったので、もっとやりたいことをぶつけていって、その中で結果を見てみないといけないと思いますし、勝ちにつなげられればと思います。(仙台は)最高の相手だと思うので、そこは本当に楽しみでしかないです」


MF 19 モハマド ファルザン佐名
Q.まず、前節の栃木SC戦を振り返っていただけますか。
「ダービーというのもあって絶対に勝ちたかったのですが、前半で3失点してしまい、後半からようやく勢いに乗れたという試合でした。そういうことが今後はないように、前半から(前節の)後半のような戦いをやらないといけないと思っています」

Q.ここ数試合、試合の入りの部分がうまくいかずに複数失点してしまい、試合が難しくなるケースが続いています。どういう部分の改善が必要だと思いますか。
「試合の入りでずっと失点しているので、立ち上がりはシンプルにプレーすることも必要なのかもしれません。うまくみんなで意識を合わせることが一番大事だと思っています」

Q.自身の持ち味である攻撃を発揮する前段の部分でボールを奪われることも多い印象です。
「いい形でボールが来れば…とはいつも思っていますが、そううまくいかないのがサッカーだと思います。ボールを取られたら戻るなど、そういうこともできるようにしていきたいと思っています」

Q.自分たちのやりたいことと結果の部分での印象はいかがでしょうか。
「ブラウブリッツ秋田戦やモンテディオ山形戦ではあまり負ける気がしないという感覚があったのですが、直近の試合ではどこか自信がないようなプレーや、怖がっているようなプレーが増えていると思います。ただ、負けているからといってやることを変えるのではなく、自信を取り戻すことができれば、(以前の状態に)戻るんじゃないかと思いますし、絶対にまた勝てるチームになると思うので、そこを直していきたいです」

Q.怖がっている部分があるかもというのは瀬畠義成選手も話していました。
「サッカーなので、奪われて失点すれば次のプレーが怖くなることも少なからずあると思います。でも、怖がらずにやれればもっと良くなると思います。ひとつ剥がせればビッグチャンスを作ることができます。そうなれば、次は(前線にいる)自分の仕事になるので、ゴールに直結できるようなプレーをしたいと思っています」

Q.前節の後半は得点シーンにも絡みました。ワイドを使った攻撃ができた印象でした。
「あの形は練習の中でもやっていましたし、中が固いから外からこじ開けていくというのもみんなと話していました。ただ、僕としてはアシストやゴールといった結果の数字をつけたかったですし、(今季は)まだひとつもつけられていないので、そこは自分自身に目を向けてやりたいと思っています」

Q.次のベガルタ仙台戦はアウェイゲームですが、現地に来るファン・サポーターもいると思います。
「ここ数試合、情けない試合を見せてしまっているので、次こそは絶対に勝てるように戦いたいと思っています」