FW99
中島 大嘉Taika NAKASHIMA

ザスパ群馬
群馬
ニンジニアスタジアム
1前半 0
0後半 3
試合終了

愛媛FC
愛媛


| 前半 | 後半 | 計 | データ | 計 | 後半 | 前半 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4 | シュート | 14 | ||||
| 7 | CK | 8 | ||||
| GK | ||||||
| 12 | FK | 12 | ||||
| オフサイド | ||||||
| 0 | PK | 0 |
GK 13 近藤壱成
DF 22 貫真郷
DF 30 小柳達司
DF 3 大畑隆也
DF 2 中村涼
MF 20 下川太陽
MF 28 野嶽惇也
MF 27 藤村怜
FW 17 百田真登
FW 99 中島大嘉
FW 19 モハマドファルザン佐名
GK 88 キムジェヒ
DF 52 相馬丞
MF 4 玉城大志
MF 8 神垣陸
MF 15 風間宏希
MF 36 安達秀都
FW 18 田中翔太
FW 69 出間思努
FW 77 小竹知恩
依田光正
GK 36 辻周吾
DF 5 黒石貴哉
DF 50 杉山耕二
DF 16 細谷航平
MF 8 上村周平
MF 22 竹本雄飛
MF 28 小酒井新大
MF 49 阿部稜汰
MF 48 行友翔哉
MF 38 日野翔太
FW 17 田村翔太
GK 45 牧口一真
DF 18 柴田徹
DF 37 石尾崚雅
MF 13 山下雄大
MF 39 武藤寛
FW 9 藤本佳希
FW 30 山本青英
FW 44 林誠道
FW 99 樺山諒乃介
大木武

依田 光正監督
「『前半のままではいけない』という話をして後半に入ったんですけど、結果として逆転されてしまいました。連続失点をしないようにするところなどが大事だったかなと思います」
Q.先制点は、チームとして狙っていた形だったと思います。振り返っていただけますか。
「おっしゃるとおり、守備から攻撃に移るところはスピード感を持って出ていこうという話をしていました」
Q.前半はほとんどフィニッシュまで持っていかせていなかったと思います。守備についてはどのように評価していますか。
「できれば、あそこまで下がって守るのではない形でやりたかったので、ハーフタイムにはその部分について少し話をして送り出しました」
Q.後半は相手が3選手を代え、並びも大きく変えてきました。その変化に対応し切れなかった印象もありました。
「もともと、縦に入ったあとのスピード感や、ゴールに向かってくるところにはパワーがあると思っていました。ただ、注意していたというか、『この形でやられたらダメだよね』という形でやられてしまいました。トレーニングしていくしかないかなと思います」

FW99
中島 大嘉Taika NAKASHIMA
Q.前半はチームとしてやりたいことがかなりできていたのではないでしょうか。
「早い時間帯に得点も取れましたし、守備のところでも『粘り強く』というのをチームでやってきている中で、苦しい時間帯もありながら、最低限の前半はこなせたかなと思っていました」
Q.チームとして、今日はどのようなプランで試合に臨んでいたのでしょうか。
「まずはもちろん、ゴールに向かってプレーする、全員で前へ前へというのはありました。その中で失点をしない、全員で粘り強くやるべきことをやって、堅く守るというのは、新体制になってから監督が一番強調していることなので、そこは今日も変わらず意識して試合に臨みました」
Q.先制点は見事な形でした。振り返っていただけますか。
「(藤村)怜さんが良い状況で前を向いた瞬間に、良いパスが出てくることは分かっていました。自分のスピードなら並んだら勝つし、並んでいなくても、背後にスペースがある中でスプリントできれば絶対に負けないと思っていました。J1でもそこは圧倒できていたところもありますし、自信はあるので、自分のストロングが出たかなと思います」
Q.一転して、後半はかなり苦しい展開になりました。
「入りのところで、絶対に失点してはいけない時間帯に失点してしまうと、やっぱりゲームは苦しくなりますし、自分たちがこの順位にいる要因だと思います。個人的には、2失点目は自分がボールを奪われたシーンからやられてしまったので、すごく責任を感じています。絶対に取られてはいけない時間帯をそつなく守り切るというのは、もっと自分たちに必要になってくるかなと思います」
Q.後半の苦しい展開の中でも、ご自身に一つチャンスがありました。あそこで決まっていれば、流れも変わっていたのではないでしょうか。
「そうですね。やっぱりストライカーとしては、ああいうシーンを決めないといけないですし、前半の最初のミドルシュートも決めないと勝てないです。こういう順位にいると余計に、得点が生まれそうではないところでも得点を取らないと、この現状を打破することは難しくなると思います。ああいうシーンを決められるように、個の能力を伸ばしていかないといけないと、すごく痛感しています」
中島大嘉が先制弾も
後半の3失点で愛媛に逆転負け
依田光正監督の新体制となってから1勝1敗として迎えたアウェイ戦。ザスパ群馬は、2位につける愛媛FCのホームに乗り込んだ。
ザスパは前節のロアッソ熊本戦から先発4人を変更。野嶽惇也が4試合ぶり、下川太陽が2試合ぶりのスタメン起用となったほか、中島大嘉が第2節・SC相模原戦以来、7試合ぶりのスタメン出場。また、契約上の理由で出場できない愛媛から期限付き移籍中の山原康太郎に代わって小柳達司が最終ラインに入り、今季リーグ戦初先発となった。
晴天のニンジニアスタジアム。やや風が強い中、ザスパボールでキックオフを迎えた。
立ち上がりはザスパがペースを握り、相手陣内で試合を進めていく。連続してCKを獲得し、愛媛にカウンターを許しかけるシーンも素早く帰陣して速攻を未然に防いだ。
そして、久々のスタメンとなった中島が躍動する。6分に積極的にミドルシュートを放つと、12分には藤村怜のスルーパスに抜け出し、ゴールやや左から左足でシュート。飛び出してきたGKの位置をよく見てゴール右へ流し込み、先制点を奪った。百田真登から藤村、そして中島へとつないだ見事な攻撃でザスパが試合の先手を取った。
その後はザスパがやや構える形となり、愛媛のボール保持とパス本数が徐々に増えていく。それでも下川や藤村が再三、縦パスをカットし、ペナルティエリア内でのシュートにも体を張って対応。中央を締めた守備で、流れを完全には渡さずに押し返していった。
17分には中島がペナルティエリア内でターンから突破を試み、相手DFと接触したようにも見えたが、ノーファウルの判定。23分には下川のクロスが相手DFの手に当たったかに見えたものの、その前にオフサイドと判定され、追加点にはつながらなかった。
前半の半ばを過ぎると愛媛にボールを保持され、押し込まれる時間も増えていく。それでも集中した守備で決定的なピンチを作らせない。28分には連係から野嶽が抜け出してクロスを入れるなど、逆襲から相手ゴールを狙う場面も作りながら、1-0で前半を折り返した。
しかし、ハーフタイムに愛媛が3枚替えを敢行すると、後半は流れが一変する。50分、田村翔太にペナルティエリア内からシュートを打たれる。GK近藤壱成が一度は防いだものの、そのこぼれ球を日野翔太に押し込まれ、同点に追いつかれる。
さらに53分、自陣でボールを奪われると、そのまま攻め上がった杉山耕二にシュートまで持ち込まれる。これはポストに当たったものの、跳ね返ったボールを田村に押し込まれ、わずか3分間で試合をひっくり返された。
ザスパも56分には中村涼の斜めのパスを受けた中島がシュートを放つなど反撃を試みる。しかし、愛媛の勢いを止め切れず、62分には自陣でのクリアが不十分となったところからピンチを招き、最後はポストの跳ね返りを林に右足で決められて1-3となった。
直後の63分、ザスパは3枚替えを敢行。百田に代えて田中翔太、下川に代えて安達秀都、藤村に代えて風間宏希を投入する。71分には中島に代えて出間思努、85分には貫真郷に代えて玉城大志を送り出し、反撃を試みた。
しかし、その後も愛媛に押し込まれる時間が続き、なかなか反撃の機会を作ることができない。追加点こそ許さなかったものの、最後までスコアを動かせず、1-3で試合終了となった。
文:沖永雄一郎(エル・ゴラッソ群馬担当)
積み上げる粘り、求める攻撃力
上位・愛媛撃破で再び前進へ
前節・ロアッソ熊本戦は0-1の惜敗。ホームでの連勝とはならず、依田光正監督体制で初の敗戦となったが、「現実を受け止めて、また次に向かっていかないといけない」という試合後の言葉どおり、手ごたえと課題の両方がピッチ上に表れたゲームだった。
結果として勢いこそ止まったものの、ここから浮上していくというチームのポジティブな空気は失われていない。2日間のオフを挟み、29日に再始動。公開日とあってファン・サポーターも見守る中、オフ明け初日とは思えないほどハードなトレーニングがGCCザスパークで行われた。
1対1のマッチアップから始まり、セッションごとに人数を増やしながら、より試合に近い形式へと移行。守備だけでなく、同時に攻撃面の向上も進めている。依田監督はトレーニングを逐一止めながら、選手に問いかけ、各選手のポジショニングやサポート、プレー方向への意識、体の向きなどを細かく指導。球際や戦う姿勢とはまた別の、サッカーのベースとなる部分の底上げも図っていた。
選手たちも飲水などのブレイク中に即座に言葉を交わし、動きの改善や意思統一など、連係の向上を模索する姿も見られた。ここ2試合で見せた粘り強さはそのままに、攻守両面でさらにブラッシュアップされた姿を今節は期待したい。
そんな中、今節の愛媛FC戦に向けて「勝ちたい思いは人一倍強い」と語る選手がいる。百田真登だ。相手にはかつてのチームメートが複数在籍しており、関西大学時代の同期である谷岡昌が百田の前に立ちはだかる。また、愛媛の田村翔太は現在7得点でJ3得点ランキング首位タイ。昨季は奈良クラブで百田とともにプレーし、時にポジションを争い、時に前線でコンビを組んだ間柄でもある。それだけに百田も、いつも以上に「自分が点を取って勝ちたい」と意気込んでいる。
また、今節は愛媛から期限付き移籍中の山原康太郎が契約上の理由で出場できない。ここまで最終ラインの一角を担ってきた山原を起用できないのは痛手だが、そのぶんほかの選手にチャンスが巡ってくる。依田監督は「『俺を出せ!』という気持ちを存分に発揮してくれる選手を起用したい」と語っており、誰がスタートからピッチに立つのかも注目される。
愛媛は上位につける手ごわい相手だが、相馬丞が「そこに勝てたら自分たちの自信にもなる」と語ったように、浮上への弾みとできる一戦でもある。ここ2試合で手にした粘り強さを土台に、今度はゴールへ向かう力を結果につなげたい。現実と向き合いながら積み上げてきたものを敵地で表現し、再び前へ進むための勝点3をつかみ取りたい。
文:沖永雄一郎(エル・ゴラッソ群馬担当)
依田 光正監督
Q.まだ2試合ではありますが、ここまでの手ごたえと、さらに高めていかなければいけないと感じている部分を教えてください。
「もっと前に、もっとゴールに向かっていくようなプレーを増やさなければいけないと思っているので、そのあたりを意識して練習をやりました」
Q.この2試合で粘り強さや守備の堅さは出てきていると思いますが、練習の様子を見ると、まだまだ高められるという感触でしょうか。
「より良くなるのに上限はないですから」
Q.練習での指示を聞いていても、何か奇をてらうというより、いろいろな部分の基礎をもう一度高めているような印象があります。
「それが基本かなと思います。良くなってきている部分ももちろんありますけど、もっともっと良くしなければいけない部分もあります」
Q.次節は上位につける好調な愛媛FCが相手です。
「すごく攻撃的なチームだと思います。ただ、相手が愛媛だからどうこうではなく、どこが相手でも目の前の試合に全力を尽くす。相手の順位がどうだからではなく、自分たちがやるべきことをやる。そこは変わらないかなと思います。粘り強さはベースに持ち続けて、もっとボールを奪うとか、ゴールに向かうとか、得点を奪うこと。それはそうだろうという当たり前の話になりますけど、粘り強く戦いながら得点を奪って、勝点3を取っていきたいです」
Q.連敗は避けたいところだと思います。
「本当に目の前の1試合1試合を必死でやる。それが結果につながると思います」
Q.今節は契約上の理由で山原康太郎選手が出場できません。代わりに出場する選手を選ぶ必要があります。
「出たくて出たくて仕方がない選手がたくさんいるので、逆に楽しみにしています。『俺を出せ!』という気持ちを存分に発揮してくれる選手を起用したいと思っています」
FW 17 百田 真登
Q.体制が変わってから1勝1敗となりました。まだ2試合ではありますが、手ごたえや課題をどのように感じていますか。
「失点数は減っていると思いますし、守備のところは手ごたえがあります。ただ、攻撃の選手として、攻撃には今のところあまり手ごたえがないですし、少ないチャンスを自分が決め切らないといけないです。ただ、全体的にチャンスの数を増やしていけるような取り組みはしていると思いますし、まだ2試合なので、次が楽しみだなという印象です」
Q.前節は惜しいチャンスもありました。
「ああいうふうにチャンスはあると思うので、それを確実に決め切っていけば、失点が少ないぶん、確実にチームの勝ちにつながると思います。僕自身、もっと突き詰めないといけないですし、責任を持たないといけないところかなと思っています」
Q.今はセカンドストライカーというよりも、シャドーに近いポジションに見えます。心がけているところはありますか。
「依田監督が求めていることをなるべく体現できるように一生懸命やっています。ただ、まだ自分としても結果が出ていないので、次の試合は結果に直接つなげられるようにやっていきたいです」
Q.連勝とはなりませんでしたが、チームとしてポジティブな空気は保てているように映ります。
「そうですね。前節はセットプレーのこぼれ球から失点しましたけど、それ以外ではあまりゴール前で脅かされるようなシーンは作られなかったと思いますし、僕のところで1点、2点と取れていれば、勝ちに持っていけた試合だったと思います。自分の決定力が課題だったと思います」
Q.次節はアウェイで愛媛FCと対戦します。上位につける好調な相手ですし、前節の熊本と似た部分もあるかもしれません。どのように試合に臨みたいですか。
「まず、チームとして連敗していては上に行けないので、しっかり愛媛を倒したいと思います。それと個人的には、大学で同期だった谷岡昌選手や、奈良クラブで1シーズン一緒にプレーした田村翔太選手がいるので、愛媛に対して自分が点を取って勝ちたいという思いは、人一倍強いです。依田監督体制になってからまだ自分も得点できていないので、少ないチャンスの中でも確実に1本決め切っていくことをテーマとしてやっていきたいと思っています」
DF 52 相馬 丞
Q.前節は途中出場となりました。サイドでプレーするイメージがあまりなかったので、少し驚きました。
「プロになってからサイドバックで出場することはありましたが、ウイングバックは初めてでした。でも、練習やトレーニングマッチでもやる機会はありましたし、先週もやっていたので、急きょやらないといけなくなったというよりは準備していました。アップでも意識していたので、特に気負うことなくピッチに入れたかなと思います。ただ、結果的には負けてしまいましたし、球際など自分の持ち味は出しつつも、もう少し攻撃に入っていけたら良かったかなとは思っています」
Q.体制が変わって2試合を戦いました。練習や試合を通して、チームが変わったと感じるところはありますか。
「練習内容も変わってきていると思いますけど、その中でもやることは変わらず、『強度を出してアグレッシブに』と言われているので、それを体現していければと思いながらやっています」
Q.次節は上位につける好調な愛媛が相手です。どのように臨みたいですか。
「良い選手がそろっていますし、チームとしても調子が良いと思いますけど、そこに勝てたら自分たちの自信にもなりますし、まだまだ戦っていけると思います。今週の1試合に、本当にすべてを懸けていきたいと思っています」
DF 22 貫 真郷
Q.監督交代後の2試合は、右サイドでスタメン出場しています。手ごたえや課題をどう感じていますか。
「攻撃の最後の部分でのアイデアがまだ足りないので、そこは課題かなと思います。守備でも前回は少しズレがあったので、そこはほかのメンバーとコミュニケーションを取ってやれたらと思います」
Q.ザスパ群馬加入後はいろいろなポジションでプレーしてきましたが、現在はサイドで攻撃にも関わる役割を担っています。個人的には攻撃的なポジションと守備的なポジションのどちらが合っている感触がありますか。
「今はワイドトップというよりウイングバックという感じで、以前やっていた形よりも下がって受けることが増えていくと思うので、そちらのほうがやりやすいですね。僕は自分で行くというよりは味方の選手を使っていくほうが得意なので、ポジショニングと連係がこれからも大事になってくると思います」
Q.この2試合は非常に粘り強く戦えていると思います。その上で、もう少しチャンスの数や得点を増やしていきたいところでしょうか。
「簡単に失点するようなシーンは減ってきているので、そこは続けたいです。それと、最後のアイデアがやっぱり足りていないので、(28日の)日本代表戦ではないですけど、最後のエリアでのランニングや連係は真似していかないといけないなと、試合を見ていて思いました」
Q.依田監督に代わってから、チームとして変わったと感じるのはどのようなところですか。
「球際や強度の部分は明らかに以前より意識しているので、それが試合にも少しつながってきているのかなと感じます」
Q.次節はアウェイで愛媛FCと対戦します。上位につける好調な相手ですが、どのように臨みたいですか。
「勝てる相手だと思いますし、相手をリスペクトはしつつ、こっちは順位も下ですし、失うものは何もない。チャレンジャーなので、積極的にいきたいです」