GAME SCHEDULE / RESULT

試合日程・結果

GAME RESULT 試合結果

2026/27明治安田J3リーグ 第5節

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ザスパ群馬

群馬

2026.09.05 SAT 19:03 KICK OFF

正田醤油スタジアム群馬

1

1 2

0 1

3

試合終了

AWAY

福島ユナイテッドFC

福島

GOAL

  • 99 山田太郎 99'
  • 17 百田真登 45'+1
  • 99 山田花子 99'
  • 28 鈴直樹 05'
  • 8 岡田優希 43'
  • 96 吉田陣平 90'+4

攻撃的な福島を上回り、
今季初の連勝へ


アウェイ長野でのリーグ戦初勝利に続き、ホーム初勝利を狙うザスパ群馬。ただ、今週は水曜日にJリーグ ヤマザキビスケット ルヴァンカップが挟まった。J2のアルビレックス新潟を相手に先制されながら追いつき、再び突き放されたあとも終盤に猛攻を仕掛けたものの、結果は1-2の敗戦。残念ながら天皇杯に続いてルヴァンカップも敗退となり、今季の目標はJ3リーグに絞られた。

リーグ戦に集中できるという利点はありつつも、沖田優監督は「(天皇杯2回戦の)東京ヴェルディ戦に出場した原田(高虎)選手や出間(思努)選手のような若い選手たちにとって、勝ち進んでいけば、またJ1クラブと対戦する機会も出てきます。公式戦の1試合は非常に大きいので、そこはやはり残念です」と、選手たちが飛躍する場が減ってしまったことを悔やんでいる。

ただ、結果が出た以上は切り替えていくほかない。新潟戦にフル出場した18歳の原田は試合後、「少しでも良いから自分が出て流れを変えたり、そこで結果を残したりして、徐々に出場時間を増やしていきたいです。最終的には絶対にスタメンを獲って、自分の力でJ2復帰に貢献したい」と意気込みを新たにした。

今節、ザスパが迎え撃つのは現在20位の福島ユナイテッドFC。福島も開幕3連敗とスタートダッシュに失敗し、前節の奈良クラブ戦でようやく今季初の勝点1を手にした。決して状態が良いとは言えないものの、その奈良戦では2点のビハインドを追いつき、2-2の引き分けに持ち込む底力を見せている。

加えて、福島はルヴァンカップ1stラウンド1回戦を翌週に控えており、1週間の準備期間を経て正田醤油スタジアム群馬に乗り込んでくる。長野戦から新潟戦、そして今節と“中2日+中2日”で戦うザスパにとっては厳しい日程となるが、次節以降はしばらくミッドウィークの公式戦がない。ここを乗り切り、次へとつなげていきたい。

福島とのJリーグでの対戦成績は通算4勝2敗と勝ち越している。初対戦となった2018年は1勝1敗。翌2019年は2勝を挙げ、12月の最終節ではアウェイで2-1と勝利してJ2復帰を決めた。カテゴリーが分かれた期間を経て、昨季は6年ぶりに対戦。5月のアウェイゲームでは4-2で勝利した一方、10月のホームゲームでは1-2で敗れて1勝1敗だった。百年構想リーグでは別グループだったため対戦がなく、沖田監督と福島・寺田周平監督の直接対決も1勝1敗の五分となっている。

福島はザスパとはまた違った方向性の攻撃的なサッカーを継続しており、沖田監督も「自分の立場などを関係なく考えたとき、サッカー人として見ていて面白い、ワクワクするチームの一つ」とシンパシーを感じている。ただ、それだけに負けたくない相手でもあるだろう。

昨季の対戦を経験している選手も多く残っているが、その一人である藤村怜は「お互い攻撃的なスタイルなので、だからこそ相手の攻撃に対してどう守備をするのかがより大事。3人目の動きや近い距離のパス交換など、一瞬の判断で突破されてしまう難しさはあります」と警戒する。

その一方で、「福島より良い攻撃をするぞというところも見せたいですし、自分たちもそういう練習はしているので、守備の対応は大丈夫なんじゃないかなと思う」と自信ものぞかせた。互いに攻撃的なスタイルを掲げるチーム同士だけに、攻守両面で主導権を握れるかがポイントになりそうだ。

また、日本に来てまだ日が浅い“イクス”ことイクサン ファンディは、「いつもどおりやるだけだと思いますし、監督の戦術やゲームプランを信頼しています」と、良い意味で気負いはない。

前節の長野戦では途中出場すると、百田真登の決勝ゴールにつながる場面でイクサンがスルー。後方から走り込んだ百田がゴールを奪った。イクサン自身も「コミュニケーションがすべてだと思っているので、練習中も話し合うようにしている」と語るように、試合を重ねる中で周囲との連係も深まってきている。

前節に結果を出した百田との関係性はもちろん、中島大嘉とのツインタワーなども含め、個性豊かなFW陣がどのような形で福島ゴールを攻略するのかにも注目したい。

文:沖永雄一郎(エル・ゴラッソ群馬担当)


沖田 優監督
Q.残念ながら天皇杯、Jリーグ ヤマザキビスケット ルヴァンカップともに敗退となりました。リーグ戦に集中できる一方で、公式戦の出場機会や選手を試す機会が減り、マネジメントが難しくなる部分もあるのではないでしょうか。
「そこは一番残念なところです。公式戦が1試合でも多ければという思いはありますし、(天皇杯2回戦の)東京ヴェルディ戦に出場した原田(高虎)選手や出間(思努)選手のような若い選手たちにとって、勝ち進んでいけば、またJ1クラブと対戦する機会も出てきます。公式戦の1試合は非常に大きいので、そこはやはり残念です。ただ、百年構想リーグでJ2のチームと、またJ1のチームとも練習試合をたくさんやってきたことが、天皇杯のヴェルディ戦やルヴァンカップの新潟戦で、彼らが物おじせずに表現しようとしてくれたことにつながっていると思います。ここからの公式戦はリーグ戦だけになりますが、どんどん成長してアピールし続けてくれたらうれしいと思っています。日常がより大事になってきますし、今日のミーティングでもそのあたりを確認しました」

Q.前節のAC長野パルセイロ戦から少し立ち位置が変わり、先日のルヴァンカップでも継続しました。その効果をどのように感じていますか。
「長野戦に出たメンバーの特徴や、攻守両方の時間のことを考えたとき、彼らが一番気持ち良く、自信を持ってやれる状態だったのかなと思います。イメージしたとおりのパフォーマンスだったり、やりやすさだったりは攻守ともに表現してくれたと思っているので、続けていかなければいけません。ここまで思うように結果はついてきていないですが、新加入の選手を含めて、試合をやるごとに少しずつ良くなっているのも確かです。次の福島戦には長野戦以上のパフォーマンスをぶつけないといけないと思いますし、この先を左右する非常に大事な試合だと思っています」

Q.福島ユナイテッドFCとは百年構想リーグでは別グループでしたが、戦い方は基本的には変わっていない印象です。中央突破を主体とした特徴的なスタイルですが、どのように見ていますか。
「『自分たちはこうなんだ』という強いスタイルを持ち続けているチームだと思いますし、今の自分の立場などを関係なく考えたとき、サッカー人として見ていて面白い、ワクワクするチームの一つだと思っています。そういうチームとの対戦はシンプルにすごく楽しみですし、2025シーズンに初めて対戦するときも、『自分たちがこのチームと対戦すると、どういう試合になるんだろう』と想像が膨らみました。とはいえ、自分たちにも目標があるので、とにかく勝たなければいけない試合です。簡単ではないチームですし、彼らのやりたいことがかみ合ったときは本当に強いチームだと思っていますが、勝てるように準備したいです。昨季の1回目の対戦では自分たちが勝利して、2回目は負けましたが、自分たちにとって良いイメージの試合になるよう導いていきたいと思っています」

Q.第3節に途中出場で今季リーグ戦初出場、前節は初先発と、ここにきて野嶽惇也選手が活躍しています。監督にとっても頼もしい戦力ではないでしょうか。
「チームが始動してすぐにケガがあって、沖縄キャンプや練習試合で惇也を試せない期間が長く続いたまま開幕してしまいましたが、ようやく戻ってきてくれましたし、スタートから出られるくらいの状態まで来てくれました。外から見ていたり、話したりはしていましたが、キャンプ中はほとんど一緒にできなかったにもかかわらず、ものすごいスピードで自分たちのチームスタイルに順応してくれています。簡単なことではないと思いますが、経験値もある選手ですし、すごく頼もしいですね」

Q.福島戦ではリーグ戦での連勝を狙いたいところです。
「それがすべてだと思いますし、何が何でも勝って終わるんだというものをピッチで表現して、ファン・サポーターと喜び合えたらと思っています。そして、自分たちのリーグ戦初勝利がアウェイだったので、やっぱり正田醤油スタジアム群馬で勝ちたいと思っています」


MF 28 野嶽 惇也
Q.まず、今季リーグ戦初勝利となった長野戦を振り返っていただけますか。
「僕としては加入して初先発でしたし、岡田慎司もそうでしたが、ベテランと言われる年齢の中で結果を出したことで、自分自身にとってもチームにとっても大きい勝利だったかなと思っています」

Q.フォーメーションの表記上は左サイドバックでプレーしましたが、ボランチのような役割も担うなど、求められるものが多いスタイルだと思います。初先発にあたり、どのようなプレーをしようと意識していましたか。
「4バックという形も含めて、あのメンバーでもっとすり合わせていけばまだまだ良くなるという手ごたえを感じながらも、勝てていないときに外から見ていて思うところもあったので、それを試合までに話していました。やりたいサッカーの形がありつつ、やっぱり相手がいるので、試合中に声をかけ合いながら変えることも必要ですし、外から見ているのとピッチで感じるものはまた違う部分があります。そこを話し合いながら試合までに準備しましたね」

Q.相手があるという点では、ザスパのサッカーは立ち位置が特徴的ですが、野嶽選手はそこにプラスアルファで駆け引きなどを加えている印象です。
「自分はそこで生き残ってきたところもありますし、それでいろいろなポジションもやらせてもらってきました。やっぱりサッカーは11人でやるものなので、ちょっとした角度やサポートにはこだわっています。練習で決まった形のパス&コントロールがある中でも、その形ができなくなったときにどうするかというのも大事ですから、常に考えながらやっていますね」

Q.野嶽選手や岡田慎司選手、風間宏希選手が存在感を放ち、ルヴァンカップでは青木翔大選手も活躍しました。若い選手が多いチームの中で、経験値の高い選手たちへの期待も高まっている印象です。
「僕より年上の選手が3人いて、そういう選手たちが支えているなというのは、チームに入って1日目の練習を見ても感じました。僕もまだ20代のころは、そういう選手たちがピッチの中でどんと構えてプレーしているだけで安心感をもらっていました。まだ年だとは思っていないですけど、そういう役割はやっていかないといけない立場だと思いますし、それをやっていくことで勝利に近づける感覚もあります。1勝はしましたけど、J2復帰を果たすなら前半戦はもう負けが許されないぐらいの気持ちでいないといけないと思っていますし、1試合にかけるパワーが必要になってくると思います」

Q.次の福島戦に向けての意気込みをお願いします。

「似たところのある、つなぐサッカーだと思います。ただ、この間の試合もそうですが、勝つために必要なベースがあってこそのやりたいサッカーだと思いますし、きれいなサッカーをしたからといって勝点3が入るわけではないです。そこを日常から変えていくことが、このチームがやりたいサッカーを体現するためにも、より大事になってくるんじゃないかと思います」


MF 27 藤村 怜
Q.前節のAC長野パルセイロ戦を振り返っていただけますか。
「ベースの部分である戦うところや、大きく崩れなかったところは最低限評価できると思いますけど、良い時間帯で仕留めること、前半のうちに失点してしまうところは、まだまだ課題かなと思います」

Q.長野戦から少し立ち位置が変わりましたが、プレーしての感触はいかがですか。
「いつもと違うフォーメーションでの守備ということで、アラートにみんなで声をかけ合ってできたところもありましたが、相手のクオリティに助けられたところもあると思いますね」

Q.1勝したことで、少し気持ちがラクになったり、前向きになったりしたのでしょうか。
「勝つという雰囲気を久しぶりに味わえたのは良かったので、これを良いほうに捉えられるようにできればと思います」

Q.次は福島ユナイテッドFC戦ですが、攻撃的なスタイル同士の真っ向勝負も予想されます。どのような試合になるでしょうか。
「お互い攻撃的なスタイルなので、だからこそ相手の攻撃に対してどう守備をするのかが、より大事になると思います。福島より良い攻撃をするぞというところも見せたいですし、その結果として勝てればと思います」

Q.福島は中央突破を多用するイメージですが、幅広く攻めてくる相手とは違った難しさがあるのでしょうか。
「3人目の動きも多いですし、対応する守備側は一瞬で体の向きを変えないといけなかったり、近い距離でのパス交換から背後を取られやすくなったりして、一瞬の判断で突破されてしまう難しさはあります。ただ、自分たちもそういう練習はしていますし、守備の対応というところは大丈夫なんじゃないかなと思っています」

Q.藤村選手個人としてはチャンスにも絡んでいますし、数字も欲しいところではないでしょうか。
「前目で出させてもらっているので、数字にはこだわってやっていきたいですが、まずはチームのために。勝てれば何でも良いという感じですね」


FW 90 イクサン ファンディ
Q.まずは、リーグ戦初勝利を挙げたAC長野パルセイロ戦を振り返っていただけますか。
「良い経験になったと思います。チームがさらに成長して勝点を積み重ねていけることを願っていますし、僕もチームのためにできるだけ多くのゴールを決めたいです」

Q.長野戦の決勝点は、ニアでイクサン選手がスルーし、後方から走り込んだ百田真登選手が決めました。連係や関係性はいかがですか。
「良いつながりがあると思います。コミュニケーションがすべてだと思っているので、練習中も話し合うようにしています。だから試合でもうまくいくと思いますし、彼はとてもハードワークしてくれるので、みんなの負担も軽くなっています。きっと良い結果を出せると思います」

Q.次の福島ユナイテッドFCは中央突破を特徴とする攻撃的なチームです。どのように臨みますか。
「いつもどおりやるだけだと思います。監督の戦術やゲームプランを信頼していますので、相手を崩してチャンスを作り、得点して勝ちにつなげたいと思います」

progress of a match 試合経過

ザスパ群馬
福島ユナイテッドFC
前半後半データ後半前半
9シュート16
4CK2
GK
12FK5
オフサイド
0PK0

MEMBER LINEUP メンバーラインナップ

スターティングメンバー
  • GK 78 岡田慎司

  • DF 8 神垣陸

  • DF 52 相馬丞

  • DF 3 大畑隆也

  • DF 28 野嶽惇也

  • MF 7 小西宏登

  • MF 37 瀬畠義成

  • MF 27 藤村怜

  • MF 19 モハマドファルザン佐名

  • FW 20 下川太陽

  • FW 17 百田真登

控えメンバー
  • GK 88 キムジェヒ

  • DF 2 中村涼

  • DF 16 山原康太郎

  • MF 4 玉城大志

  • MF 15 風間宏希

  • MF 42 原田高虎

  • FW 77 小竹知恩

  • FW 90 イクサンファンディ

  • FW 99 中島大嘉

監督
  • 沖田優

スターティングメンバー
  • GK 22 吉丸絢梓

  • DF 37 佐々木奈琉

  • DF 5 當麻颯

  • DF 29 土屋櫂大

  • DF 28 鈴直樹

  • MF 10 針谷岳晃

  • MF 14 中村翼

  • MF 30 狩野海晟

  • FW 44 奥田晃也

  • FW 9 清水一雅

  • FW 8 岡田優希

控えメンバー
  • GK 1 上田智輝

  • DF 23 安在達弥

  • DF 27 野末学

  • DF 66 上原牧人

  • MF 7 芦部晃生

  • MF 19 藤田仁朗

  • MF 20 泉彩稀

  • MF 26 田中慶汰

  • MF 96 吉田陣平

監督
  • 寺田周平

DATA 試合環境

入場者数
3184
天候
25.0℃ 71%%
主審
佐々木慎哉
副審
鈴木渓、西田裕貴

MOVIE ハイライト動画

COMMENT 監督&選手コメント

監督コメント

「連勝できなかったこと、負けを重ねてしまったという結果に対して、スタジアムに足を運んでくれた方、クラブに関係するすべての方に謝罪しなければいけないと思っています。本当に申し訳なかったと思っています。そうなった理由は、スタートのシステム的な部分における自分の采配です。飲水タイム後にある程度修正してからは、そこまで自分たちが劣勢ではなかったと思うので、最初から修正後の形であれば、このゲームはまったく違うものになったと思います。選手が悪かったのではなく、苦しいスタートを選手に背負わせてしまったと思っていますし、そこが今日の結果につながるすべての部分だったと思います」

Q.失点もありましたが、前半はなかなか福島からボールを奪えませんでした。監督が触れられた采配というのは、守備についてでしょうか。
「そのとおりです。前半の飲水タイム後から変えていますが、全員にしっかりと指示できるタイミングがそこでした。それまでに人づてに言う形だと余計に混乱を生むという考えもありましたし、修正後の形を試合のスタートからやるのもプランの一つだったので、自分の決断ミスだと思っています」

Q.ハーフタイムからイクサン ファンディ選手と山原康太郎選手を投入しました。DFを入れ替えた理由を教えてください。
「ビルドアップのところで少し変化をもたらしたかったので、違うタイプのCBとして、山原(康太郎)選手を起用して変化をつけた形です」

Q.試合後にはファン・サポーターから厳しい言葉も飛んでいましたが、その反応をどのように受け止めていますか。
「ホームで勝てていない、勝っている姿を見せてあげられていませんが、最初に言ったような采配の部分でやりやすさがあれば、選手たちがもっと躍動しているようにファン・サポーターからも見えたと思います。『戦っていない』といった言葉も出ていましたが、選手がやろうとしていないわけではなくて、自分の問題です。そういった声が選手に向けられてしまうことを、選手に対しても申し訳ないと思っています」

Q.最終的には前半の出来が響く結果になりました。先制される試合が続いていますが、どのように改善していきたいですか。
「それが続いていることは重々分かっている中で、自分たちも最初からギアを上げて、例えばAC長野パルセイロ戦の後半にできていたようなことを前半からやろうとスタートしました。ただ、おそらく福島ユナイテッドFCさんにも、自分たちへの対策として試合の最初のところで勝負をかけるというものがあったと思います。自分の采配ミスが相手の狙いとマッチしてしまったことが、すべてだと思います」

選手コメント

選手写真

GK78

岡田 慎司Shinji OKADA


Q.まずは前半を振り返っていただけますか。かなりピンチが多かったと思いますが、後ろから見ていていかがでしたか。
「早々に失点してしまって、浮き足立っているじゃないですけど、うまくいっていないというのは中でも感じていました。そこで1失点で終われれば良かったですが、連続して失点してしまったのは反省点だと思います」

Q.沖田監督は会見で「自分の采配が原因」という話をしていましたが、準備していたものや想定と違ったのでしょうか。
「うまくハマらないなという感覚はピッチの中でも感じていましたが、それを中で修正しなければいけないと思うので、そこは選手の力不足だと思います」

Q.飲水タイム以降は徐々にザスパの流れになっていった印象ですが、プレーしていての感覚はいかがでしたか。
「そうやってチームとしてやり方がはっきりしたので、迷いなくプレーできていたんじゃないかと思います」

Q.前半は岡田選手の好セーブがなければ、さらに失点していた可能性もあったと思います。
「でも、2失点してしまいましたし、ずっと先制されていて防ぎ切れていないので、まだまだ力不足です。この敗戦も正直、自分の力不足、自分のせいだと思っています」

Q.先にリードされ、後半は良い形も作りながら決め切れない試合が続いています。改善していくために必要なものは何でしょうか。
「立ち上がりや前半に失点しないという部分は足りないと思いますが、失点しないという部分にフォーカスしすぎて硬くなってしまうのもいけないと思います。自分たちの攻撃的な良さも出しつつ、失点しないというところにもっともっと日々取り組まなければいけないと感じています」

Q.立ち上がりそのものは良くなってきているように見えますが、その中で失点してしまっているのは、どこに問題があるのでしょうか。
「飲水タイム前だったり、今日であれば開始早々だったり、時間帯によってしっかり引き締めないといけないと思います。チームとしての経験値もそうですし、これではやっぱり、まだまだ勝ちを拾えないなというのは感じます」

Q.苦しいスタートですが、まだまだ試合数は多く残されています。どのようなマインドで乗り越えていきたいですか。
「過去のものは絶対に取り返せないので、次のレノファ山口FC戦だったり、しっかりと前を向いてみんなで進んでいくことが大事だと思います。本当にバラバラにならずにチーム一丸となって、『必ずJ2復帰するんだ』という目標に向かって進んでいければと思います」

選手写真

DF16

山原 康太郎Koutaro YAMAHARA


Q.後半からの出場になりましたが、前半はどのように試合を見ていましたか。
「ちょっと福島(ユナイテッドFC)さんの好きなようにやられてしまっていたんじゃないかなと思っていましたが、最後に1点を取り返したので、後半に巻き返せるチャンスもあるんじゃないかなというふうには見ていました」

Q.まず攻撃で見せ場を作りました。CKの流れから2度シュートを放ちましたが、振り返っていただけますか。
「僕はあの形が得意で、今までもJリーグの舞台であの形から点を取ってきたので、『絶対に取った』と思ったんですけど、GKにファインセーブをされてしまいました。そのあとのこぼれ球も僕が右足でシュートを打ってポストに当たっているので、あと一歩のところで神様が味方してくれなかったな、また一日一日頑張るしかないなと、あの瞬間は思いました」

Q.守備では、数的不利のカウンターの場面でゴールライン上でのブロックもありました。
「カウンター対応はチームとしても結構練習していたので、その形をイメージしながらやれました。危なかったですけど、最後は僕がなんとかかき出せたので、そのときはチームを勢いづけられる守備になったんじゃないかなと思いましたね」

Q.同点、逆転もありそうな雰囲気が出ていたと思いますが、あと一歩が足りない試合も続いています。その一歩を埋めるために必要なことは何でしょうか。
「今日に関して言えば、やっぱり僕のシュートもそうでしたけど、決めたいですよね。そういう勝負どころというか、追いつければというときに今一歩決められない、惜しいで終わってしまうシーンもありますし、逆に言えば3失点目が勝負を決定づけたと思います。あそこも自分たちのミスからなので、ああいう時間帯でああいうミスはしないということを、僕の年齢的にももうちょっと厳しく要求していきたいと思っていますし、求め合っていかないといけないと思っています」

Q.次節以降、どのように戦っていきたいですか。
「もう上がっていくしかないと思いますし、次に対戦する山口はJ2から降格してきたチームなので力があると思います。でも、チーム一丸となって厳しい集団になっていかないといけないと思うので、厳しさを持ってやっていきたいと思います」

Q.ホーム初勝利も早く欲しいところです。
「そうですよね。あれだけのファン・サポーターが来てくれている中で勝ちたいですし、ああやって試合後に叱咤激励をしてくれるのも、ファン・サポーターの人たちもみんなで喜びたいという気持ちは絶対に一緒だと思うので、この苦しいところを抜け出して、ホームでみんなで喜びたいですね」

選手写真

FW17

百田 真登Manato HYAKUDA


「自分のところで得点を重ねていれば勝ち試合に持っていけたと思うので、そこは自分の実力不足だと思います。チームとしては、1失点目が不必要だったと思います。あのシーンは『失点するな』と頭で感じたからこそ、次は周りに伝えて未然に防いでいかないといけないと思っています」

Q.どういう要素を感じたのでしょうか。
「失点シーンはチームの中で意思がそろっていなかったというか、ピッチの外から『ボールに対してアプローチしよう』と言われたことに対して、それぞれが反応して後手の対応をしてしまったというのもあります。失点してはいけない時間帯だったと思いますし、そういったところをもう少し全員で共有しながら、ゲームを作っていかないといけないと思います」

Q.結果にはつながりませんでしたが、ご自身の得点シーンを振り返っていただけますか。
「小西(宏登)選手がああいうボールを上げられるというのはずっと分かっているので、しっかり前に入って触ることができました。僕自身、プロサッカー選手になってから2試合連続ゴールというのは(これまでに)実はなかったので、得点王や、2桁得点を超えていくところにたどり着くためには、今年まず2試合連続でゴールするということを自身の課題の一つに挙げていました。それを早い段階で一つクリアできて良かったかなと思います」

Q.前半と後半で流れが一変した試合だったと思いますが、先にリードされ、あと1点を決め切れない試合が続いています。これを乗り越えるために必要なことは何でしょうか。
「いろいろな面で課題があると思うんですけど、『立ち上がりから、長野戦の後半のような状態でスタートしよう』というミーティングがあって試合に入ったにもかかわらず、今日も0-2からのスタートになってしまっています。やられてからスイッチが入るような感じでは遅いと思うし、練習から自分たちでスイッチを入れるというか、ピッチで自立した選手がもっともっと必要になってくると思います。そこは本当に責任を持ってやりながら、考えていきたいと思っています」

Q.試合後はファン・サポーターからも厳しい言葉が飛んでいましたが、どのように受け止めていますか。
「まずは自分自身、少し感情的になってしまって申し訳なかったと思っています。すごく力になっていますし、みんなの応援に応えたい、エンブレムをもっともっと素晴らしいものにしていきたいという思いを持ちながらピッチに立っているつもりではあるので、そうなってしまったのは自分の責任です。申し訳ないというところと、まだまだ試合はあるので、そこでしっかり取り返していけるように、もう一度応援してもらえるようにやっていきたいと思います」

SUMMARY総括

百田の2戦連発も実らず、
ホーム初勝利ならず


水曜日に続き、ホームゲーム開催となった正田醤油スタジアム群馬。日中は時折雨がぱらついたものの、試合開始時には曇り。気温25℃、湿度71%と、8月までの厳しい暑さも和らいだコンディションの中でキックオフを迎えた。

ザスパ群馬は前節のAC長野パルセイロ戦からスタメンの変更はなし。水曜日のJリーグ ヤマザキビスケット ルヴァンカップ1stラウンド1回戦アルビレックス新潟戦では先発11人すべてを入れ替えて臨んでいたこともあり、連戦となる選手を最小限にしてこの試合を迎えた。サブメンバーも長野戦とほぼ同じ顔ぶれとなったが、天皇杯とルヴァンカップでインパクトを残した原田高虎が今季リーグ戦初のメンバー入りを果たした。

試合はザスパボールでキックオフ。開始1分にはモハマド ファルザン佐名がクロスを狙うなど、良い入りを見せたかと思われたが、3分、4分と立て続けにシュートを許してしまう。すると5分、右サイドからのクロスに福島ユナイテッドFCの左SB・鈴直樹が飛び込んで左足でシュート。大外でフリーにしてしまい、今節も先制点を許す展開となった。

ザスパもすぐに反撃に出る。8分にはペナルティエリアへ進入したもののフィニッシュには至らず、9分にはロングボールに抜け出した百田真登が相手DFと競り合いながら倒れたが、判定はノーファウルとなった。

その後は福島に押し込まれる展開となり、シュートを浴びる場面が続いたが、GK岡田慎司が好セーブを連発。13分、14分のピンチをしのぐと、16分には背後へのボールに小西宏登が反応し、相手DFと入れ替わってシュートを放つ。しかし、これはGK吉丸絢梓のセーブに阻まれた。

飲水タイム明けもなかなか福島からボールを奪えず、後手に回る時間が続く。それでも岡田の再三の好セーブで追加点を許さずにいたが、43分、DF土屋櫂大の持ち運びを起点に守備をズラされ、最後は中央でフリーになった岡田優希に決められて0-2。痛い追加点を奪われた。

それでも、このまま前半を終わらせない。45+1分、小西が左サイドからカットインしてクロスを送ると、百田がヘディングで合わせてゴール右へ。前節の決勝ゴールに続く自身初となる百田の2試合連続ゴールで1点差に詰め寄り、1-2で前半を折り返した。

沖田優監督はハーフタイムに下川太陽に代えてイクサン ファンディを投入。さらに後半4分には相馬丞に代えて山原康太郎を送り出す。前線にターゲットとなるFWを増やし、守備でもよりマンツーマンの意識を高めながら同点、逆転を狙っていった。

57分にはCKの流れから、神垣陸のクロスに山原が合わせる。立て続けにポストに阻まれてゴールとはならなかったものの、決定機をつくり出す。その後もイクサンや百田のポストプレーを起点に攻撃を組み立て、じわじわと福島ゴールへ迫っていった。

後半途中からはザスパが押し込む時間が増え、時折福島のカウンターを受けながらも攻撃を続ける。82分には逆に決定機をつくられたが、山原がゴールライン上でクリア。ピンチをしのぎ、再び福島ゴールへと向かっていった。

1点を返せば一気に流れを引き寄せられそうな雰囲気の中、ザスパは最後まで同点ゴールを目指した。しかし90+4分、前掛かりになったところから福島のカウンターを受け、吉田陣平に3点目を奪われて勝負あり。1-3で敗れ、リーグ戦での連勝と今季ホーム初勝利とはならず、4敗目を喫した。

文:沖永雄一郎(エル・ゴラッソ群馬担当)