MF27
藤村 怜Ren FUJIMURA

ザスパ群馬
群馬
CITY FOOTBALL STATION
1前半 1
0後半 0
試合終了

栃木シティ
栃木C


| 前半 | 後半 | 計 | データ | 計 | 後半 | 前半 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 7 | シュート | 14 | ||||
| 2 | CK | 9 | ||||
| GK | ||||||
| 14 | FK | 15 | ||||
| オフサイド | ||||||
| 5 | PK | 3 |
GK 88 キムジェヒ
DF 22 貫真郷
DF 43 野瀬翔也
DF 3 大畑隆也
DF 14 菊地健太
MF 8 神垣陸
MF 7 西村恭史
MF 27 藤村怜
MF 19 モハマドファルザン佐名
FW 29 松本皐誠
FW 99 中島大嘉
GK 13 近藤壱成
DF 5 キムグニル
MF 6 米原秀亮
MF 20 下川太陽
MF 36 安達秀都
MF 97 ソンミンソッ
FW 17 百田真登
FW 38 小西宏登
FW 69 出間思努
沖田優
GK 16 児玉潤
DF 22 鈴木裕斗
DF 42 マテイヨニッチ
DF 28 小西慶太郎
DF 32 小池裕太
MF 44 下田栄祐
MF 18 加藤大
MF 77 田中パウロ淳一
FW 23 吉田篤志
FW 9 鈴木武蔵
FW 24 西谷和希
GK 31 相澤ピーターコアミ
DF 17 知念哲矢
DF 41 薩川淳貴
MF 6 加藤丈
MF 7 森俊貴
MF 10 岡庭裕貴
MF 11 表原玄太
MF 13 大嶌貴
FW 8 山下敬大
今矢直城

「スタートから試合終了まで、お互いに攻撃的な姿勢を出し合いながら打ち合いながら進んでいったゲームだと思いますし、自分としては単純にすごくおもしろいゲームだったなと思っています。結果的に90分では勝敗がつかなかったですが、PK戦で勝利を収められたこと、ファン・サポーターが多く見に来てくれた中で勝利を届けられたことは非常にうれしく思っています」
Q.相手の前からのプレッシャーがかなり強かったと思いますが、かいくぐったときはチャンスにもなっていました。今日のこのゲームはどのあたりでチャンスをつかもうというプランでしたか。
「栃木シティさんも、ウチとやるときは普段と少し違うプレッシャーの掛け方をしてくると想定していました。でもそこは、先ほど言った攻撃のやり合いの一部だと思っていて、掛けてくるんだったら剥がしてチャンスを作れるし、相手が奪えば相手のチャンスですし、お互いにその構図はずっとあったんじゃないかなと思っています。勇気を持ってやり続けてくれたと思います」
Q.得点シーンはスローインの流れから中央を攻略した形でした。
「昨季もスローインは大事にしていましたが、今季もプラスアルファで、まさに今週はスローインのトレーニングもしながらの試合だったので、さっそく得点につながったのは非常に大きな成果だと思っています」
Q.後半もコーナーキックから二度ほど大きなチャンスがありました。PK勝ちという結果でしたが、どれかを決め切っていれば…という見方もできると思います。今日の試合の評価はいかがですか。
「セットプレーのプラスアルファで勝利を収めたいというのを昨季以上に大事にして時間を割いているので、いまおっしゃってもらったチャンスで点が入って勝てていたら本当にすばらしかったとは思います。まだ足りていないということだと思うので、課題としてもう少しのレベルアップを進めていきたいと思います」
Q.後半から終盤にかけて押し込まれる時間も長かった印象ですが、後半の戦いぶりについてはいかがでしょう。
「クロスを入れられるシーンが少し増えていましたが、交代も利用しながら少しでも流れを変えようとしていました。そのまま失点することなく、ずっとその流れが続くわけでもなく、要所で相手を剥がして自分たちのチャンスも作っていましたし、試合終了間際に小西(宏登)の仕掛けからチャンスまで持っていけていました。実際、どっちが勝つかわからないゲームだったと思いますが、いまおっしゃられたような時間帯が長くなるために、これからさらに進化しないといけない課題だと思いますので、次に向かってまた修正したいと思います」
Q.貫真郷選手のポジションが前後半で変わっていたと思いますが、その狙いはどんなものでしたか。
「左サイドでプレーしたときの藤村怜との相性は、オプションとしていいものがありました。同点に追いついたところで、攻撃をもう少し良くしたかったので、貫と怜を近くしようという意図で左に置きました」

MF27
藤村 怜Ren FUJIMURA
「攻撃的なチーム同士の対戦で、どちらが先に取るかという展開の中で先に取られましたが、自分たちのサッカーができれば点は積み重ねていけるという自信はありました。いい時間帯で追いつけたので追加点も取りたかったですが、押し込まれる時間帯も多く、チーム全員でよく耐えてPKまで持っていったという印象ですね」
Q.同点のシーンを振り返っていかがですか。
「(中島)大嘉がいい形で前を向いていたので『絶対に(シュートを)打つな』と思ったんですが、まさかボールが自分のもとに来て……。僕もフリーだったので、トラップして落ち着いてシュートを打つだけという形でした。『(中島に)ありがとう』という感じです」
Q.今季初ゴールとなりました。
「今季は前目(のポジション)でやらせてもらっています。前で出ている以上、結果は絶対に必要ですし、自分の中で危機感を持ちながら毎試合、『今日は結果を残すぞ』という気持ちでここまで試合をやってきましたので、まずは1点を取れてホッとしています」
Q.先制点はスローインからでした。沖田監督が記者会見でスローインを準備してきたとコメントしていました。
「スローインでボールを失うことが多かったので、今週は特にスローインのバリエーションを増やすという意味で練習をしてきました。結果的にスローインから得点につなげられたのは出来過ぎていますが、結果につながって良かったかなと思います」
Q.相手がかなり前から来ていたと思いますが、それを剥がせばチャンスにもなっていました。今日のプランやピッチ上での感触はどうしたか。
「もう少しいい形で剥がしたかったのですが、栃木シティさんの気迫もすごく感じましたし、剥がしたあともみんなが全力でプレスバックしてきて自分たちの形になかなか持っていけない状況が多かったです。(剥がすことを)続けていけば、自分たちの攻撃に対しての相手の守備はキツくなっていくと思っていました。後半、もっと自分たちの形を出したかったですが、栃木シティさんの前からのいい守備でなかなか難しかったという印象です」

DF22
貫 真郷Masato NUKI
「いつもと違うポジションでスタートしましたが、うまく入れなかったというか、課題が結構出てしまったシーンが多くなりました。その中でPKであれ、勝ち切れたというのは最低限の仕事かなと思います」
Q.いつもより下がり目のポジションでしが、監督からはどんな指示や期待をされて送り出されたのですか。
「トップ下の選手とのポジションの入れ替えなど流動的な指示がありましたが、そこをうまくできなかったという思いもあります。左サイドにポジションが変わったときのほうが、まだ感覚的には良かったのですが、それを右サイドでもできるようにしていきたいです」
Q.ボールをさばくのに苦労している印象でした。
「いつもとボールを受けたときの景色などが違ったので、やりながら慣れていく感じでした。そこは課題ですね」
Q.後半は惜しい場面もあり、ゴール前に入っていく場面も多かった印象です。
「決めきれるシーンが2回くらいあったので、あそこは決め切りたいです」
Q.後半、コーナーキックからのヘディングが2回あったと思います。あのシーンを振り返っていただけますか。
「1本目のコーナーキックのシーンは当たりそこねという感じですかね。ボールは(DFに当たって)ズレたんですが、もっといい準備をしておかないといけなかったです。2本目は相手の上からボールを叩けましたが、うまくコースに行かなかったのでまた練習していきたいです」
Q.監督もセットプレーで点を取るところは課題だと言っていました。現状の感触はいかがでしょうか。
「1試合目、2試合目よりはチームとして当てる(ヘディングなどで合わせる)回数も増えてきているので、継続していけば点は入ってくる感じはします」
Q.相手のプレスがかなり強気に来ていましたが、それを剥がせればチャンスになっていました。ピッチ上ではどう感じていましたか。
「チームとして、(パスを)低い位置からつないで剥がしていく。それを1試合90分続けるということをやり続けていますし、ミスしてもすぐ切り替えればいいというプラスな思考でやっています」
プレスに慣れて反転攻勢
1点差を追い付きPK戦で勝点2獲得
水曜日の大敗から中3日、ザスパ群馬は再起を期して栃木シティの本拠地・CITY FOOTBALL STATIONに乗り込んだ。先発メンバーは約1週間前の第4節ブラウブリッツ秋田戦に近いものとなったが、そのメンバーから瀬畠義成が外れて松本皐誠がプロ初スタメンに。全体の配置も少し変わり、これまでワイドを務めていた貫真郷が中盤に、松本が前線のワイドに入り中島大嘉、モハマド ファルザン佐名とともに攻撃をけん引した。
キックオフ直後にボールを失うなど、いきなり栃木シティの強烈なプレスを浴びてなかなかボールを進められないザスパ。序盤はワイドへのロングボールとクロスが攻撃の中心となる。栃木シティにフィニッシュまで持ち込まれるシーンも何度かあったが、11分や17分のシュートはGKキム ジェヒが鋭く反応してセーブ。ことなきを得ていた。
22分にはザスパもチャンスを迎え、左サイドを抜け出した藤村怜のクロスを松本が“シュータリング”で折り返し。これが相手GKとDFの間を抜けるかに見えたが、DFが触れてバウンドが変わり中島の足には惜しくも届かなかった。
その直後、今度は栃木シティに左サイドから攻め込まれると大外へのクロスが通ってしまい、栃木シティのFW吉田篤志がフリーでシュート。キム ジェヒのセーブも及ばず、先制を許してしまった。
その後も、やや栃木シティペースで試合は進むが、相手のプレスに慣れてきたのか徐々にザスパの攻撃に厚みが出てくる。相手ゴール付近でのパス交換が増え始めると38分、神垣陸、菊地健太、西村恭史、中島とパスがつながり最後は藤村へ。藤村が鋭く右足を振り抜くとゴール右へ突き刺さり、見事な中央突破から同点に追いついた。
同点で前半を折り返すと、後半は再び強くプレスに来る栃木シティと正面衝突。お互いが攻め合い、球際の攻防も激しくなり、両者ともにファウルが増えていった。自陣でのロストが少し続いた62分、ザスパは最初の選手交代。藤村に代わって下川太陽、モハマドにかわって小西宏登が投入された。
64分にはゴールキックのボールを奪われ絶体絶命かと思われたが、菊地が決死のスライディングで阻止。69分には右CKから、ファーサイドまで流れたボールを貫がヘッドで押し込んだかに見えたが相手DFがクリア。次の1点を許すまいと両守備陣の奮闘が続き、83分にはキャプテン米原秀亮を、88分には百田真登とソン ミンソッを投入。中島と百田が初めて同時にピッチに立ち、2トップ的布陣で勝ち越しを狙いに行った。
しかし互いに勝ち越しゴールを奪えず、前後半を終えて試合はPK戦に突入。コイントスの結果、ザスパサポーターが陣取るアウェイゴール側で実施に。先行のザスパが4人目まで成功させたあと、栃木シティ4人目の下田栄祐がクロスバーに当てて失敗。5人目の小西が決めれば勝利というところで一度は防がれたが、GKが蹴る前にゴールラインを離れていたというジャッジでやり直しとなる。この蹴り直しを小西がしっかりと決め、ザスパがPK戦勝利で得られる勝点2を獲得した。
文:沖永雄一郎(エル・ゴラッソ群馬担当)
連戦で必要な“上塗り”
もう一度、高い精度でザスパのサッカーを
こういうサッカーをしていれば、こういう試合になることもある。そう言い聞かせながらSC相模原戦の行方を追っていたが、勢いよく試合に入ったはずのチームは時間の経過とともにミスを重ね、今季初の連勝とはならなかった。
失点はほとんどがセットプレーからだった。ただ、そのセットプレーを招いたのは完遂できなかった攻撃であり、ビルドアップ時のミスなど自陣でのボールロストが引き金にもなっていた。確かに相模原のプレスは強力だったが、ヴァンラーレ八戸やブラウブリッツ秋田と比べて群を抜いた強さだったのだろうか。
「相手の勢いにちょっと呑まれてしまったというか……。セットプレーで失点して、相手もどんどんプレスが強くなって、それに呑み込まれてしまった形が多かったと思います。先に失点したとしても、ビルドアップではがせれば相手の気力を少なくさせることもできる。失点したあとの組み立てでも勇気と自信を持ってやらないといけないと思います」
大幅にメンバーを変更した中で、秋田戦に続いて先発した野瀬翔也はそう悔やんだが、試合の入りはボールを回せていながらも、選手の距離や角度がこれまでの3試合とは微妙に違うようにも感じられた。その結果、各選手にかかる負担が少しずつ大きくなっていたようにも映った。ザスパの攻撃的サッカーの質、その完成度はもっともっと高められるはずだ。
「(相模原戦で)出た選手たちはキャンプからこれまでスタメンで出てもおかしくないパフォーマンスを続けてくれていましたし、コンディションも良かったです。試合が始まる前も、始まってから失点するまでもイメージどおりというか、やれるよ、やっぱりいいよと思っていましたけど、難しかったですね。でも、そこはもっとできるはずだと思っています」
沖田優監督も悔しさを滲ませるが、悔やんでばかりはいられない。次節の栃木シティ戦は中3日でやってくる。沖田監督は「しっかりと表現し直して、良いほうで上塗りしたい」と意気込む。高い精度でザスパのサッカーを表現する。球際など、戦う部分でも負けない。そして、一人ひとりが体を張る。それだけでいい。ザスパらしく、もう一度ボールをつなごう。
文:沖永雄一郎(エル・ゴラッソ群馬担当)
沖田 優監督
Q.思わぬ敗戦から一夜明けました。
「時間が経つことで落ち着くかなと思いきや、全く落ち着かないですね。でも、この残り続ける悔しさでモチベーションも上がっているというか、『こういう悔しい思いがあって良かったな』という日に向かって上塗りしていかなきゃいけないと言い聞かせている途中です。結果や数字だけじゃなくて内容も含めて、本当にいいところを見つけるのが大変なぐらい、それまでの3試合に比べて上積み感が出せなかったのが悔しいですね」
Q.うまくいっていなかった部分もあったと思いますが、あえてやり方を変えずにプレーさせていたようにも見えました。
「自分があの場で伝えられることはハーフタイムや試合前に伝えていましたし、選手がどういう選択をするかというところでチャレンジしてくれたと思います。(今季初勝利となった)秋田戦の後半を振り返った中でも、自分たちが将来目指すところを考えると『勝ったから全部OK』ではなかったですし、(相模原戦では)それぞれの選手が、自分たちの目指すべきところを選手同士のコミュニケーションの中でトライしてくれたという形だと思います。ただやっぱり、それがもっといいゲーム展開の中で出れば良かったですね。(前半で)2点を先行されましたが、後半の入りのプレーや精度で1点を返せていれば全く違うゲームになったと思いますし、そもそも先制点を与えちゃいけないし、先に取れる時間帯もありました。そうしたポイントも押さえられず、精度も伴わず、流れもつかめませんでした。今季初戦の八戸戦でもあった悔しさの一部ですけど、走る、戦う、球際の部分だけでゲームを持っていかれた部分があると思います。そこを少しずつ対応できるようになり、制するようになってきていたにもかかわらず、また戻っちゃったというのが悔しさを増している部分なのかなと思いますね」
Q.自陣でのボールロストが少し多く、相手に成功体験を与え過ぎてしまった印象もありました。『奪えるぞ』と思わせてしまうとより難しくなるのではないでしょうか。
「本当にそのとおりだと思いますし、秋田戦などはそのあたりでもう少しいい表現やいい駆け引きができていたのに、もう一つうまくいかなかったし(相手を)乗せてしまいました。ただ、うまくいかなかった中でも結局、点を取られたのはほぼセットプレーだったので、1回(流れが)途切れたところでしのげばゲームを流せたのに流せなかった。これ以上、悪いことは重ならないだろうというくらい重なってしまいました。これを二度と繰り返さない、連続して起こさせないのがチームとして大事だと思いますし、そこにフォーカスしていきたいです。次の試合はすぐ来ますし、やれることは限られているので、いい整備、切り替えをして次に臨みたいなと思います。次も予報では風が強いんじゃないかということなので、なかなかいい試練が続きますがうまく表現できればと思います」
Q.強風でも下でパスをつなげば関係ないと言われますが、グラウンダーのパスでも影響ゼロというわけにはいかないと思います。
「風の影響は置いておいても、ああいうやり方で(相手のプレッシャーに)捕まることは昨日が初めてではないですし、これまでもひっくり返してきた試合はありました。相模原戦も秋田戦と同様にずっと同じ風向きでしたし、お互いに45分ずつ(追い風の)権利を持っていた中で自分たちが(風上のサイドを)持っている前半で失点してしまいましたからね」
Q.相模原戦では先発メンバーの大幅な変更がありました。練習試合を積んでいたとはいえ実戦感覚の差などは出たと考えていますか。
「結果的には、そうだと言われたら言い訳できない部分だと思います。でも実際は、(相模原戦で)出た選手たちはキャンプからこれまでスタメンで出てもおかしくないパフォーマンスを続けてくれていましたし、コンディションも良かったです。試合が始まる前も、始まってから失点するまでもイメージどおりというか、やれるよ、やっぱりいいよというふうには思っていましたけど、難しかったですね。そこはもっとできるはずだと思いますし、悔しいところでした」
Q.次はまたアウェイで中3日と準備期間も少ないですが、栃木シティ戦にどのように臨みますか。
「(連戦のため)トレーニングでの大幅な改善は難しいですが、頭の中の整理や自分たちで考えていかなければいけないことなどは、時間をかけてミーティングしてみんなで統一できたと思います。時間はあまりないですが、しっかりと表現し直して、いい形で上塗りしたいと思います」
FW 11 加々美 登生
Q.今季は途中出場で貢献してきた中、相模原戦は初スタメンとなりました。結果は残念でしたが試合をどう振り返りますか。
「チームとしても残念ですし、個人としてもスタメンで出させてもらったので結果が欲しくて、どん欲にプレーしようと思っていたのですがそれが結びつかなかった。めちゃくちゃ悔しい日でしたね」
Q.初スタメンの選手も多く、モチベーションはかなり高かったと思います。入りは悪くなかったと思いますが。
「そこで自分たちが点を取り切れないのも課題ですし、相手も悪い流れだったのに球際の部分や熱量の部分で負けていて、そこで流れが変わったと思います。そういう部分を次の栃木シティ戦では上回れるように意識してやれればと思います」
Q.セットプレーの失点が重なってしまいましたが、どのあたりがうまくいかなかったのでしょうか。
「選手が代わってもやることは変わらないので、普段出ていない選手も理解していないといけないですが、実際にピッチに出ているとやっぱり状況が違うと思います。そういうところもいい経験になったと思うので、誰が出ても、負けない、失点しないという雰囲気を作れるようにすることを、相模原戦で学べたのだと思います」
Q.下川太陽選手とのピッチ上での関係性についてはいかがでしょうか。
「自分もどん欲にやっていますし、(下川)太陽もどん欲にやっています。お互いの、結果を残したいという気持ちがピッチでの勢いや姿勢に出ているので、そういう気持ちは忘れないでいきたいです。みんなが出たいと思うし、そういうふうに満足してしまうと成長はないと思うので、これからも自分が点を取る、またスタメンを奪って活躍するというのを意識して、チャンスをもらえたらやりたいと思います」
Q.連戦で次は栃木シティ戦になります。秋田戦まで試合に出ていて、相模原戦もプレーした選手としてどういうところをチームに伝えていきたいですか。
「やっぱり群馬のサッカーは超攻撃的なので、複数得点を奪うというところと、球際など相模原戦で負けていたベースの部分をピッチで伝えていって、チームがいい方向に向かえばと思いますし、そういう部分で貢献していきたいと思います」
DF 2 田頭 亮太
Q.相模原戦を振り返っていかがでした。
「メンバーも変わった中でしたが、とにかく結果が欲しいと話していましたし、『ここでどれだけのことができるかを見せて、ザスパ群馬の層の厚さを証明しよう』という話もしていました。始動からキャンプ中もみんなのコンディションが良く、結果が出ている選手が多かったこともあって自信を持って挑んだ試合でした。でも、相模原さんのような迫力あるチームを相手にちょっとしたミスなどが積み重なっていって、どんどんどんどん呑まれちゃったという感覚です」
Q.モチベーションの高い選手も多かったと思いますし、試合の入りは悪くなかったと感じました。
「そうですね。入りは自分たちのやりたいことや体現したいことが結構できていたので、そこで点が取れていたらまた違った結果にはなったと思います。でも点を取れず、僕もそうですけどシュートをふかしてしまうことなどがありました。試合の入りだったので、シュート以外の選択肢をあまり持たないようにして僕は入ったのですが、あの場面で低い弾道のシュートが打てていたら詰めるチャンスもあっただろうし、本当に実力不足です」
Q.先に失点してしまったことで、徐々に噛み合わなくなったり、焦りが出てきたりということがあったのでしょうか。
「2失点目は少し不運な形でしたが、チーム全体でビルドアップをしていく中ではミス絡みの失点もあるときはあると思いますし、沖さん(沖田優監督)もよく言いますけど、そこで逃げるんじゃなくてどう自分たちのサッカーをやり続けられるかを自分たちは大事にしています。その後もやり続けて、後半開始早々のように点を取れるチャンスもありました。そこで1点でも取っていればまた違った結果になったと思いますけど、取り切れないとズルズル相手に呑まれていっちゃうというのを痛感した試合でした」
Q.つなぐサッカーをしている中で、相手のプレス成功が続いたり先制されたりとなると、相手がどんどん乗ってきて苦しくなっていく印象があります。
「相手に流れが行きそうな場面でも、一つのプレーで一気に流れは変わりますし、群馬にいい流れを持ってくるプレーをできなかったのは悔しいですね。僕はそういうのを伝播させていけるタイプだと思っていますし、自分の出せるアグレッシブなプレーで『あいつがやっているから俺もやろう』というようにさせなきゃいけなかったのにできなかった。もっとチーム全体に雰囲気が伝播するようにできなかったのが分かれ目かなと思います。11人の群馬の選手がピッチに立っている中で、一人でもそういう選手が出てくれば二人になり、二人いれば三人になる。どんどんどんどん伝播して、結果的にチームに流れを持っていって自分たちのやりたいサッカーがうまくいくというのが理想的だと思いますし、若い選手が多く出ていた中で、もっとやらないといけないなという感覚です」
Q.すぐに次の試合がやってきますが、自身とチームとでどう取り組んでいきたいですか。
「個人としては、今季は始動してからいろいろなポジションをやっていますし、こういう攻撃的サッカーをやる上で僕のアグレッシブなプレーが必要なときも絶対にあると思います。常に備えて準備し続けなければいけないと思います。キャンプから開幕までは点を取ったりアシストしたりと自分の良さを出していけている中で、それをもっともっと試合で体現しなきゃいけないなと思いますね。チームとしては、今季は選手の人数も多い中ですでに半分以上の選手が試合経験を積めています。相模原戦で出た選手は昨日の敗戦から絶対に学ばなきゃいけない。秋田に出ていい感触をつかんでいる選手たちはそれを継続していって、チーム全体で良くなっていければなと思います。相模原さんのような強度はチームに足りない部分だと思いますし、相模原戦で出た選手はもうあのような負けがないようにしなければなりません。逆に、自分たちが前線からああいった守備をできたら絶対に相手は嫌だと思うので、それを練習からやる、やらせていく。僕は声を出せるタイプでもあるので、チームに求めて、もっともっと自分もやらなきゃいけないなと思います」
DF 43 野瀬 翔也
Q.相模原戦では大差がつきましたが、試合の入りは良かったように見えました。
「そうですね。序盤は結構自分たちのやりたいサッカーができていてゴール前に迫れる場面もありました。結果的に5失点してしまいましたし、課題が多く残った試合になってしまいましたが、できた点もありました。できなかった点だけを見るんじゃなくて、できた点にもしっかりと目を向けてやっていきたいと思います」
Q.今季初めての大幅なメンバー変更の中で、引き続き先発した選手のひとりでした。どのようなことを意識して試合に臨みましたか。
「練習でも全員がいいパフォーマンスをしていたので、(変更前のメンバーとの)チーム力の差のようなものは感じることなく試合に入りましたが、結果的に0-5という大変な結果になってしまったので自分も大きな責任を感じています」
Q.先制され、失点を重ねたことで少しずつ焦りが出ていたのでしょうか。
「相手の勢いに呑まれてしまったというか……。セットプレーで失点して、相手もどんどんプレスが強くなって、それに呑み込まれてしまった形が多かったと思います。先に失点したとしても、ビルドアップではがせれば相手の気力をどんどん少なくさせることもできると思うので、失点したあとの組み立てでも勇気を持って、自信を持ってやらないといけないなと思います」
Q.最後までスタイルは貫いていたと思いますが、点差が広がっていく中で集中力を保ちきれなかった印象です。
「失点を重ねるにつれて軽率なプレーが出たり、いつもだったらズレないパスがズレてしまったり、集中力に欠けるミスが自分を含めて多くなってしまったところもありました。そこはしっかりと軸をブレさせることなくやり続けないといけないと思います」
Q.秋田戦までは課題と言われていたセットプレーの失点がなかったと思いますが、相模原戦では立て続けに起こりました。どこに問題を感じましたか。
「練習からやらないといけないのはもちろんですが、自分が守るという気持ちを、自分を含めてもっともっと出さないといけなかったと思います。チームとしてポジショニングや守り方などを修正しないといけないところもあると思いますが、まずは自分が守るという気持ちを一人ひとりが強く持たないといけないと思います」
Q.相模原戦ではいつもとは違う立ち位置でプレーしていましたが、何かプレーに影響はありましたか。
「ずっと右のCBで出させてもらっていたのが今回は左でした。利き足ではない左足でボールを触る機会が多かったと思います。左右遜色やれるようになるようではないと、もっとレベルアップして上へ行けないと思いますし、その点で言うと右のときよりも少しプレーの幅が狭くなっていたところがあったと思います。左足の練習を日常からもっとやっていかないといけないなと思いましたね」
Q.次は連戦で栃木シティ戦です。相模原同様、激しくプレッシャーに来る相手です。
「前回と同じような負け方をしてしまうと、ファン・サポーターの方々も『昨季と同じじゃないか』と考えるのが普通の反応だと思います。誰が出るか全く分からないですが、自分が出たとしたら、勇気や自信を持って、『今年は違うぞ』というのをプレーでどんどん見せていきたいと思います」