ザスパ群馬
群馬
サンプロ アルウィン
前半
後半
試合前
松本山雅FC
松本
粘り強さを次の勝点3へ 敵地・松本で攻撃の進化を示す
前節・ガイナーレ鳥取戦の結果は1-1の引き分け。今季初の連勝とはならなかったが、負けの数も増えず、今季初の引き分けで勝点1を積み上げた。この1ポイントをどう捉えるかが、次の成長につながる。
多くのシュートを許し、CKやロングスローなどのセットプレーも繰り返し浴びた。ザスパ群馬はなかなか自陣から脱出できず、試合内容としては鳥取に主導権を握られる時間が長かった。ただ、連続失点しなかったところに、じわりとしたチームの成長を感じることができた。
ピッチの上でも、そうした感触はあったようだ。キャプテンマークを巻いた藤村怜も「そこまで失点する気配はなかったというか、今のチーム状態なら耐えられるなというのは感じながらやれていて、そこまでナーバスではなかった」と口にした。依田光正監督も、粘り強く守れたことをポジティブに捉えている。少しずつ、しかし着実に、チームは前へと進んでいる。
とはいえ、「ずっと押し込まれている状態だと失点する確率が高くなってしまう」(藤村)のも事実。ベースとなる粘り強さは確かなものになりつつある。それを崩さないようにしながらも、攻撃への意識をさらに高めていかなければならない。
今節の相手である松本山雅FCは、ボール保持にこだわるというよりも、縦への速い攻撃を繰り出すチームだ。ロングボールを起点とした攻撃に加え、セットプレーからの二次攻撃にも注意が必要となる。
その松本は前節、AC長野パルセイロとのダービーに1-2で敗戦。現在15位、勝点11で、17位のザスパとはわずか勝点1差だ。ザスパとしては、依田監督の言う「自分たちのボールにする作業」と「そもそもセットプレーを与えない」という部分にこだわり、相手のチャンスを減らしていきたい。その上で、藤村が反省点として挙げた「自分たちから主体的に攻撃を作っていく部分」をどれだけ表現できるか。ショートカウンターに注意しつつ、地上戦と中島大嘉ら前線へのロングボールをうまく組み合わせ、相手ゴールに迫る回数を増やしていきたい。
勝点3を積み重ねていかなければ、前節の1ポイントも生きてこない。ゼロを1に変える成功体験を得た次は、拮抗した展開をいかに勝点3につなげるかに挑みたい。
連戦とはなるが、「勝利に貢献したい」と虎視眈々と出場機会をうかがう小竹知恩など、チャンスを待つ選手も大勢いる。依田監督も「まだ2試合目なので、そんなに心配はしていません」と連戦への対応に自信をのぞかせた。
勝点差わずか「1」の相手との直接対決。ここで勝てば順位を上げることもできる。鳥取戦で示した粘り強さを土台に、今節は攻撃でも一歩前へ。総力戦で敵地から勝点3を持ち帰る。
文:沖永雄一郎(エル・ゴラッソ群馬担当)
依田 光正監督 Q.前節のガイナーレ鳥取戦を振り返って、良かった点や悔やまれる点はどのようなところでしょうか。 「セットプレーで失点したあとに、また何度も相手のセットプレーがありましたが、そこで粘り強く守り切れたのはポジティブな面だと思います。ただ、やっぱり追加点を取りたかったですし、内容的にも自分たちのボールにする作業がもう少し欲しかったです。ゴール前の3分の1のエリアでもっと仕掛けることや、ゴールに向かう意識といったところを、自分が後押ししてあげなければいけなかったと思います」
Q.スタジアムではかなり強い風が吹いていました。風に対してホームの慣れもあってか、鳥取のほうが勢いに乗っているようにも見えました。 「そうですね。なので、そういうところも含めて、例えばセカンドボールをしっかりとマイボールにする作業とか、風のある中での攻撃の仕方をもう少し考えるとか、そういうところでもう少し後押しできたかなと思います」
Q.失点後も相手のセットプレーが続きましたが、粘り強く守れていた印象です。 「回数はかなり多かったですが、そこで見せた粘り強さはポジティブに捉えて良いかなと思います。ただ、そもそもセットプレーを与えないようにするところは改善しなければいけないと思います」
Q.強風の中では、クリアするだけでも難しかったのではないでしょうか。 「クリアの質も必要ですが、そもそもクリアせずにすむようにするとか、距離感やバランスなどでセカンドボールを拾いやすくするとか、いろいろな要素があると思います。そこの改善や、そういう部分での後押しがもう少しできたかなと思いますね」
Q.先制点は非常に早い時間帯に、良い連係から生まれたゴールでした。 「相手が連戦だったので、入りの部分でものすごくパワーを使って勢いを出したいだろうなと思っていました。『それを上回るくらいのパワーをこっちも出さなければいけない。特に最初の15~20分はこっちがパワーを使わないと持っていかれてしまう』といった話をした中での最初のプレーだったので、良かったですね。起点になってからさらに奥に、さらに前に入っていくようなプレーはずっと言い続けていることですし、それがうまく出たシーンだったかなと思います」
Q.今節はザスパも連戦になりますが、試合の入りに対する意識は変わるのでしょうか。 「今回はお互いに連戦ですし、連戦だからというわけではなく、目の前でやれること、やるべきことをしっかりとやるという考えですね」
Q.遠方の鳥取から戻ったばかりで、再びアウェイでの試合となります。最後に松本戦への意気込みを聞かせてください。 「どこに行ってもたくさんの方が応援に来てくれますし、それが本当に僕らのパワーになっています。アウェイが続きますが、自分たちがたくましくなるチャンスだなとも思っています」
MF 27 藤村 怜 Q.まず、前節のガイナーレ鳥取戦を振り返ってください。 「ピッチもボコボコしていましたし、風も結構強く吹いていました。いざやってみると想像以上に風やピッチの影響を感じた部分がありました。相手はホームということもあって、そういうところをうまく使いながらやってきたので、自分たちのやろうとしていたことはなかなかできませんでしたが、その中で勝点1を拾えたのはポジティブかなと思います」
Q.押し込まれる時間帯が多くなってしまいました。 「耐えられた部分は良かったと思いますけど、やっぱりどこかで押し返さないといけなかったですし、ずっと押し込まれている状態だと失点する確率が高くなってしまいます。どうやって押し返して自分たちの時間帯に持っていくかは課題かなと思います」
Q.前半は向かい風、後半は追い風でしたが、どのような影響がありましたか。 「追い風だとボールが相手のゴールへ必然的に向かっていくので、押し込みやすさや後ろからつなぐところのやりやすさは感じました。蹴る部分と後ろからつなぐ部分の使い分けは、もっと自分たちの判断でうまくやらなければいけなかったと思います」
Q.ロングスローなど相手のセットプレーがかなり多くなりました。 「質の良いボールも結構入ってきていた中で防げていたので、ピッチ内でそこまで失点する気はなかったというか、今のチーム状態なら耐えられるなというのは感じながらやれていました。そこまでナーバスには考えていなかったです」
Q.ただ、もう少しボールを保持したかったところだと思います。 「そうですね。自分たちから主体的に攻撃を作っていく部分などは、もっと出したいです」
Q.今季初めての引き分けという結果については、どう捉えていますか。 「鳥取という遠いアウェイで、ピッチや風のコンディションも悪い中で勝点1が取れたというのは、ポジティブな部分もあると思いますし、練習から粘り強くやれていることが出てきたかなと思います」
Q.連戦となりますが、松本戦に向けての意気込みをお願いします。 「鳥取戦では主体的にやる部分だったり、シュートを打てるところで打たなかったり、クロスを上げられるところで上げられなかったりという課題があったと思うので、もっとゴールに向かうプレーを増やしていけたらと思います」
FW 99 中島 大嘉 Q.前節のガイナーレ鳥取戦では先制点の起点となりました。ボールを収めてから下川太陽選手へパスを出すまで、どのようにイメージしていたのでしょうか。 「正直、あんまり覚えていなくて……。なんか気づいたら点が入っていた感じでした。だから、あのパスを出そうとして出したというよりは、勝手に出たプレーって感じですね」
Q.ただ、良いタメも作れていて、フィニッシュまで非常に良い連係だったと思います。 「いやあ、本当に何も考えてなかったですね。『なんか太陽、走ってるやん』と思って出したみたいな。太陽が引き出したんじゃないですか。ストライカーでしたね、太陽が」
Q.この試合は風も強かったので、前線でボールを収めるのも大変だったのではないでしょうか。 「ロングボールが入ってくるときは難しかったですし、ロングボールになると相手も2枚で競ってきていたので、そこでどう対処するかはもっと改善できたらと思います。ただ、チームとしてあの難しい状況で最低限の勝点1を取り切れたのは、ポジティブな要素かなと思います」
Q.相手のセットプレーも多かったですが、そこへの対応はいかがでしたか。 「失点シーンに関しては、オフサイドだと思って止まってしまったので、自分が戻っていれば防げた失点だったと思います。セルフジャッジというか、止まってしまった責任を感じています。ただ、それ以外のシーンではチームとしてしっかりと抑えられていたので、そこはポジティブな要素かなと思います」
Q.後半は追い風になりましたが、それはそれで別のやりづらさがあったのでしょうか。 「後半のほうがチームとしてもより前に出られたというか、前半よりは主導権を握ってやれたかなというのはありましたし、勝ち越しできるチャンスもあったと思うので、もう1本いきたかったですね」
Q.勝点1という結果については、いかがでしょうか。 「自分たちの順位や目標からすると、勝点3は絶対に取らないといけない流れでしたけど、アウェイの風が強い環境で勝点1を取れたのは最低限かなと。ここまでが勝つか負けるかだったので、負けなかったというのは大きいかなと思います。百年構想リーグがずっと続いてるんかなというくらい決着がついていたので、負けずに引き分けというのは、チームの積み上げが出たのかなと思いますね」
Q.今節もアウェイでの試合となり、移動があります。 「長野県はまだ行ったことがないので、どんな感じか分からないですけど、開幕戦の鹿児島までの移動よりはいいかなと思います」
FW 77 小竹 知恩 Q.まず、前節のガイナーレ鳥取戦を振り返ってください。 「前半は結構相手に押し込まれるところもありましたが、失点後にさらに失点しないというところは依田さんが監督になってから特にこだわっているところですし、前半に守れたことで流れも変わってきていたと思います。後半はウイングバックの選手が前向きに仕掛けられるチャンスも増えていましたし、自分としても3試合ぶりの出場だったので、結果を出すという気持ちで入りました。ただ、なかなか自分の思ったようにプレーができず、結果も残せなかったので、そこは非常に悔しいです。勝ちにいった結果が引き分けになりましたが、負けなかったのでマイナスに捉え過ぎず、次は絶対に勝利に貢献できるように頑張りたいと思っています」
Q.最近は終盤に投入されることが多いですが、ビハインドで入る場合と、同点やリードしている場面で入る場合とで、気持ちの入り方は変わりますか。 「チームのために自分が良いプレーをして、結果につながるようなゴールやアシストを狙うというのは、どんな状況でも同じなので、そこは変わらないかなと思います」
Q.ウイングバックの選手に求められるものも変わってきているのでしょうか。 「そうですね。以前はビルドアップに参加するというよりは、落ちずに前で張っていて、ハーフウェーラインを越えて自分たちのところにボールが入ってから仕掛けることが多かったです。ただ、今はウイングバックとして張るときもあれば、落ちるときもあります。守備のところも、より多くのことを細かく求められるようになってきましたが、そこは自分としてもまだまだ足りないところがあるので、もっともっと突き詰めていきたいと思っています」
Q.先発のチャンスも勝ち取りたいところだと思います。連戦のタイミングでは、その可能性も高まるかもしれませんが、より気合いが入るのでしょうか。 「サッカー選手としては常にスタートから出たいという思いがありますし、ここ最近は出られていない時期もあったので、試合に出るために自分が何を残せるかということには取り組んでいました。連戦だからといって簡単にチャンスが来るとは思っていないですし、どうなるか分かりませんが、もらったチャンスで結果を残せれば、その後につながると思います。まずはチャンスをしっかりつかめるようにやっていきたいと思います」
粘り強さを次の勝点3へ
敵地・松本で攻撃の進化を示す
前節・ガイナーレ鳥取戦の結果は1-1の引き分け。今季初の連勝とはならなかったが、負けの数も増えず、今季初の引き分けで勝点1を積み上げた。この1ポイントをどう捉えるかが、次の成長につながる。
多くのシュートを許し、CKやロングスローなどのセットプレーも繰り返し浴びた。ザスパ群馬はなかなか自陣から脱出できず、試合内容としては鳥取に主導権を握られる時間が長かった。ただ、連続失点しなかったところに、じわりとしたチームの成長を感じることができた。
ピッチの上でも、そうした感触はあったようだ。キャプテンマークを巻いた藤村怜も「そこまで失点する気配はなかったというか、今のチーム状態なら耐えられるなというのは感じながらやれていて、そこまでナーバスではなかった」と口にした。依田光正監督も、粘り強く守れたことをポジティブに捉えている。少しずつ、しかし着実に、チームは前へと進んでいる。
とはいえ、「ずっと押し込まれている状態だと失点する確率が高くなってしまう」(藤村)のも事実。ベースとなる粘り強さは確かなものになりつつある。それを崩さないようにしながらも、攻撃への意識をさらに高めていかなければならない。
今節の相手である松本山雅FCは、ボール保持にこだわるというよりも、縦への速い攻撃を繰り出すチームだ。ロングボールを起点とした攻撃に加え、セットプレーからの二次攻撃にも注意が必要となる。
その松本は前節、AC長野パルセイロとのダービーに1-2で敗戦。現在15位、勝点11で、17位のザスパとはわずか勝点1差だ。ザスパとしては、依田監督の言う「自分たちのボールにする作業」と「そもそもセットプレーを与えない」という部分にこだわり、相手のチャンスを減らしていきたい。その上で、藤村が反省点として挙げた「自分たちから主体的に攻撃を作っていく部分」をどれだけ表現できるか。ショートカウンターに注意しつつ、地上戦と中島大嘉ら前線へのロングボールをうまく組み合わせ、相手ゴールに迫る回数を増やしていきたい。
勝点3を積み重ねていかなければ、前節の1ポイントも生きてこない。ゼロを1に変える成功体験を得た次は、拮抗した展開をいかに勝点3につなげるかに挑みたい。
連戦とはなるが、「勝利に貢献したい」と虎視眈々と出場機会をうかがう小竹知恩など、チャンスを待つ選手も大勢いる。依田監督も「まだ2試合目なので、そんなに心配はしていません」と連戦への対応に自信をのぞかせた。
勝点差わずか「1」の相手との直接対決。ここで勝てば順位を上げることもできる。鳥取戦で示した粘り強さを土台に、今節は攻撃でも一歩前へ。総力戦で敵地から勝点3を持ち帰る。
文:沖永雄一郎(エル・ゴラッソ群馬担当)
依田 光正監督
Q.前節のガイナーレ鳥取戦を振り返って、良かった点や悔やまれる点はどのようなところでしょうか。
「セットプレーで失点したあとに、また何度も相手のセットプレーがありましたが、そこで粘り強く守り切れたのはポジティブな面だと思います。ただ、やっぱり追加点を取りたかったですし、内容的にも自分たちのボールにする作業がもう少し欲しかったです。ゴール前の3分の1のエリアでもっと仕掛けることや、ゴールに向かう意識といったところを、自分が後押ししてあげなければいけなかったと思います」
Q.スタジアムではかなり強い風が吹いていました。風に対してホームの慣れもあってか、鳥取のほうが勢いに乗っているようにも見えました。
「そうですね。なので、そういうところも含めて、例えばセカンドボールをしっかりとマイボールにする作業とか、風のある中での攻撃の仕方をもう少し考えるとか、そういうところでもう少し後押しできたかなと思います」
Q.失点後も相手のセットプレーが続きましたが、粘り強く守れていた印象です。
「回数はかなり多かったですが、そこで見せた粘り強さはポジティブに捉えて良いかなと思います。ただ、そもそもセットプレーを与えないようにするところは改善しなければいけないと思います」
Q.強風の中では、クリアするだけでも難しかったのではないでしょうか。
「クリアの質も必要ですが、そもそもクリアせずにすむようにするとか、距離感やバランスなどでセカンドボールを拾いやすくするとか、いろいろな要素があると思います。そこの改善や、そういう部分での後押しがもう少しできたかなと思いますね」
Q.先制点は非常に早い時間帯に、良い連係から生まれたゴールでした。
「相手が連戦だったので、入りの部分でものすごくパワーを使って勢いを出したいだろうなと思っていました。『それを上回るくらいのパワーをこっちも出さなければいけない。特に最初の15~20分はこっちがパワーを使わないと持っていかれてしまう』といった話をした中での最初のプレーだったので、良かったですね。起点になってからさらに奥に、さらに前に入っていくようなプレーはずっと言い続けていることですし、それがうまく出たシーンだったかなと思います」
Q.今節はザスパも連戦になりますが、試合の入りに対する意識は変わるのでしょうか。
「今回はお互いに連戦ですし、連戦だからというわけではなく、目の前でやれること、やるべきことをしっかりとやるという考えですね」
Q.遠方の鳥取から戻ったばかりで、再びアウェイでの試合となります。最後に松本戦への意気込みを聞かせてください。
「どこに行ってもたくさんの方が応援に来てくれますし、それが本当に僕らのパワーになっています。アウェイが続きますが、自分たちがたくましくなるチャンスだなとも思っています」
MF 27 藤村 怜
Q.まず、前節のガイナーレ鳥取戦を振り返ってください。
「ピッチもボコボコしていましたし、風も結構強く吹いていました。いざやってみると想像以上に風やピッチの影響を感じた部分がありました。相手はホームということもあって、そういうところをうまく使いながらやってきたので、自分たちのやろうとしていたことはなかなかできませんでしたが、その中で勝点1を拾えたのはポジティブかなと思います」
Q.押し込まれる時間帯が多くなってしまいました。
「耐えられた部分は良かったと思いますけど、やっぱりどこかで押し返さないといけなかったですし、ずっと押し込まれている状態だと失点する確率が高くなってしまいます。どうやって押し返して自分たちの時間帯に持っていくかは課題かなと思います」
Q.前半は向かい風、後半は追い風でしたが、どのような影響がありましたか。
「追い風だとボールが相手のゴールへ必然的に向かっていくので、押し込みやすさや後ろからつなぐところのやりやすさは感じました。蹴る部分と後ろからつなぐ部分の使い分けは、もっと自分たちの判断でうまくやらなければいけなかったと思います」
Q.ロングスローなど相手のセットプレーがかなり多くなりました。
「質の良いボールも結構入ってきていた中で防げていたので、ピッチ内でそこまで失点する気はなかったというか、今のチーム状態なら耐えられるなというのは感じながらやれていました。そこまでナーバスには考えていなかったです」
Q.ただ、もう少しボールを保持したかったところだと思います。
「そうですね。自分たちから主体的に攻撃を作っていく部分などは、もっと出したいです」
Q.今季初めての引き分けという結果については、どう捉えていますか。
「鳥取という遠いアウェイで、ピッチや風のコンディションも悪い中で勝点1が取れたというのは、ポジティブな部分もあると思いますし、練習から粘り強くやれていることが出てきたかなと思います」
Q.連戦となりますが、松本戦に向けての意気込みをお願いします。
「鳥取戦では主体的にやる部分だったり、シュートを打てるところで打たなかったり、クロスを上げられるところで上げられなかったりという課題があったと思うので、もっとゴールに向かうプレーを増やしていけたらと思います」
FW 99 中島 大嘉
Q.前節のガイナーレ鳥取戦では先制点の起点となりました。ボールを収めてから下川太陽選手へパスを出すまで、どのようにイメージしていたのでしょうか。
「正直、あんまり覚えていなくて……。なんか気づいたら点が入っていた感じでした。だから、あのパスを出そうとして出したというよりは、勝手に出たプレーって感じですね」
Q.ただ、良いタメも作れていて、フィニッシュまで非常に良い連係だったと思います。
「いやあ、本当に何も考えてなかったですね。『なんか太陽、走ってるやん』と思って出したみたいな。太陽が引き出したんじゃないですか。ストライカーでしたね、太陽が」
Q.この試合は風も強かったので、前線でボールを収めるのも大変だったのではないでしょうか。
「ロングボールが入ってくるときは難しかったですし、ロングボールになると相手も2枚で競ってきていたので、そこでどう対処するかはもっと改善できたらと思います。ただ、チームとしてあの難しい状況で最低限の勝点1を取り切れたのは、ポジティブな要素かなと思います」
Q.相手のセットプレーも多かったですが、そこへの対応はいかがでしたか。
「失点シーンに関しては、オフサイドだと思って止まってしまったので、自分が戻っていれば防げた失点だったと思います。セルフジャッジというか、止まってしまった責任を感じています。ただ、それ以外のシーンではチームとしてしっかりと抑えられていたので、そこはポジティブな要素かなと思います」
Q.後半は追い風になりましたが、それはそれで別のやりづらさがあったのでしょうか。
「後半のほうがチームとしてもより前に出られたというか、前半よりは主導権を握ってやれたかなというのはありましたし、勝ち越しできるチャンスもあったと思うので、もう1本いきたかったですね」
Q.勝点1という結果については、いかがでしょうか。
「自分たちの順位や目標からすると、勝点3は絶対に取らないといけない流れでしたけど、アウェイの風が強い環境で勝点1を取れたのは最低限かなと。ここまでが勝つか負けるかだったので、負けなかったというのは大きいかなと思います。百年構想リーグがずっと続いてるんかなというくらい決着がついていたので、負けずに引き分けというのは、チームの積み上げが出たのかなと思いますね」
Q.今節もアウェイでの試合となり、移動があります。
「長野県はまだ行ったことがないので、どんな感じか分からないですけど、開幕戦の鹿児島までの移動よりはいいかなと思います」
FW 77 小竹 知恩
Q.まず、前節のガイナーレ鳥取戦を振り返ってください。
「前半は結構相手に押し込まれるところもありましたが、失点後にさらに失点しないというところは依田さんが監督になってから特にこだわっているところですし、前半に守れたことで流れも変わってきていたと思います。後半はウイングバックの選手が前向きに仕掛けられるチャンスも増えていましたし、自分としても3試合ぶりの出場だったので、結果を出すという気持ちで入りました。ただ、なかなか自分の思ったようにプレーができず、結果も残せなかったので、そこは非常に悔しいです。勝ちにいった結果が引き分けになりましたが、負けなかったのでマイナスに捉え過ぎず、次は絶対に勝利に貢献できるように頑張りたいと思っています」
Q.最近は終盤に投入されることが多いですが、ビハインドで入る場合と、同点やリードしている場面で入る場合とで、気持ちの入り方は変わりますか。
「チームのために自分が良いプレーをして、結果につながるようなゴールやアシストを狙うというのは、どんな状況でも同じなので、そこは変わらないかなと思います」
Q.ウイングバックの選手に求められるものも変わってきているのでしょうか。
「そうですね。以前はビルドアップに参加するというよりは、落ちずに前で張っていて、ハーフウェーラインを越えて自分たちのところにボールが入ってから仕掛けることが多かったです。ただ、今はウイングバックとして張るときもあれば、落ちるときもあります。守備のところも、より多くのことを細かく求められるようになってきましたが、そこは自分としてもまだまだ足りないところがあるので、もっともっと突き詰めていきたいと思っています」
Q.先発のチャンスも勝ち取りたいところだと思います。連戦のタイミングでは、その可能性も高まるかもしれませんが、より気合いが入るのでしょうか。
「サッカー選手としては常にスタートから出たいという思いがありますし、ここ最近は出られていない時期もあったので、試合に出るために自分が何を残せるかということには取り組んでいました。連戦だからといって簡単にチャンスが来るとは思っていないですし、どうなるか分かりませんが、もらったチャンスで結果を残せれば、その後につながると思います。まずはチャンスをしっかりつかめるようにやっていきたいと思います」