FW90
イクサン ファンディIKHSAN FANDI

ザスパ群馬
群馬
正田醤油スタジアム群馬
0前半 2
1後半 2
試合終了

SC相模原
相模原


| 前半 | 後半 | 計 | データ | 計 | 後半 | 前半 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 10 | シュート | 17 | ||||
| 5 | CK | 4 | ||||
| GK | ||||||
| 18 | FK | 13 | ||||
| オフサイド | ||||||
| 0 | PK | 0 |
GK 13 近藤壱成
DF 3 大畑隆也
DF 52 相馬丞
DF 16 山原康太郎
MF 4 玉城大志
MF 8 神垣陸
MF 27 藤村怜
MF 17 百田真登
FW 7 小西宏登
FW 99 中島大嘉
FW 19 モハマドファルザン佐名
GK 78 岡田慎司
DF 22 貫真郷
DF 25 中野力瑠
MF 20 下川太陽
MF 28 野嶽惇也
MF 37 瀬畠義成
FW 18 田中翔太
FW 77 小竹知恩
FW 90 イクサンファンディ
沖田優
GK 1 三浦基瑛
DF 3 ピトリック
DF 13 常田克人
DF 2 綿引康
MF 4 島川俊郎
MF 17 竹内崇人
MF 19 沖田空
MF 24 杉本蓮
FW 10 中山陸
FW 9 佐々木快
FW 15 前田泰良
GK 21 金珉浩
DF 5 山内琳太郎
DF 20 川畑優翔
MF 6 徳永裕大
MF 7 棚橋尭士
MF 8 神戸康輔
MF 22 奥山洋平
FW 11 武藤雄樹
FW 93 タナウット
シュタルフ悠紀リヒャルト

「まず夏休みのホーム初戦で子どもたちがいつもより多く来てくれている中で、もっとゴールを、それに勝利を見せてあげたかったです。それでも3点差で負けてしまったのが現実なので、厳しい結果でしたし、一番悩ましいところです。自分の責任で勝てなかった中で、ファン・サポーターから選手が厳しく言われてしまった。自分が言われるのはいいですが、厳しく言われている選手たちの姿を子どもたちに見せてしまいました。自分たちがもっと点を取って勝っていれば、激励される選手たちを見て、子どもたちに『群馬県にJリーグがあるんだ、また見に来よう』と喜んで帰ってもらうことを目指していたので、非常に厳しい結果になったと思います」
Q.点差が開いてしまった要因についてどのように分析されますか。
「(SC相模原は)推進力のある相手で、前に出されたボールが通ってしまうと、それで点を取って自信をつけさせてしまいます。そのチームに対して、まずは先制点をあげてしまったのが非常に大きな転換点になってしまったと思います。自分たちでゲームの入りのビッグチャンスを決めきれなかった中で、流れ自体はどちらにも渡っていない展開でした。スローインからの一発のシュートで相手に得点が入ったことで、彼らに大きなパワーを与えてしまったと思います。それを跳ね返し続けることができなかったというのは、非常に悔やまれます」
Q.セーフティーに試合に入ったという印象でしたが、どういったプランで試合に臨まれましたか。
「相手の特徴を考えれば、駆け引きとしてやらないといけないことではあると思いますが、自分たちが大事にしている駆け引きという面で言えば、一辺倒になりすぎたのが結果につながったと思います」
Q.SC相模原のシュート17本に対して、ザスパは10本。相手に比べてなかなか攻撃のフィニッシュまで至らなかったところはいかがでしょうか。
「1回ボールをつないで縦に運び始めたところをすかさずシュートで終わるというのは相模原さんの良かったところで、自分たちは同じようなシチュエーションでも、それをシュートできずに防がれてしまう場面も多かったです。点差が開いて退場者が出たあとにも、自分たちが1点でも返すとリスクがあっても前へ出ていったので、カウンターからのシュート数が増えたのではないかと思います」
Q.次戦もホームゲームですが、この結果と内容をどのように生かしていきたいですか。
「結果も内容ももちろん悔しいですし、いろいろなものを改善しなきゃいけないです。とにかく勝つためのプレーをしないといけないことには変わりないですが、先ほど言ったように最後はリスクを負ってでも、相手のシュートが増えてでも、とにかく1点ずつ返すという意味で、最後にリスクを取った中から1点を取れたというのを前向きに捉えて、次節は自分たちが先制して有利にゲームを進めれられるような形を実行していきたいです」

FW90
イクサン ファンディIKHSAN FANDI
Q.ホームデビュー戦はいかがでしたか。
「ファン・サポーターの皆さんがスタジアムへ足を運んでくれて本当に感謝します。いい結果を出せなかったことに関して、すごく悔しい気持ちでいっぱいです。今度こそ勝ちたいと思います」
Q.クロスバーに当たる絶好機もありました。
「今日もすごく自信を持つことができていて、絶対にゴールを決めようと思ったんですけど、運がなかったです。トレーニングを重ねて次の試合でまたチャンスを作れるように頑張っていきたいと思います。早くJリーグでファーストゴールを取りたいので、ハードな練習を続けていきます」
Q.コンディションも上がってきている印象ですがいかがでしょうか。
「僕はタイから来ている(シンガポール出身だが、前所属はタイのチーム)のですが、やはりタイと違って日本のほうが、強度が高いです。その中で僕自身もコンディションが徐々に上がってきているので、もっと長くプレーできることを楽しみにしています」

FW17
百田 真登Manato HYAKUDA
Q.試合を振り返っていかがですか。
「本当に素晴らしい雰囲気をファン・サポーターの方々が作っていただいて、選手も本当に、絶対に勝ちを届けたいっていう気持ちで臨んだんですけど、それが結果につながらず悔しい気持ちと情けないような気持ちです」
Q.4失点という結果をどのように分析しますか。
「鹿児島(ユナイテッドFC)戦のときもそうですけど、自分たちが悪いなら悪いなりにゲームを流していかないといけない場面で失点してしまうような形が2試合続いていると思うので、悪いときも失点せずに流れを変える力が必要だと思います。悪い展開になったときに自分たちの中で一辺倒にならずに変えていけるかが課題です」
Q.攻撃では外側と内側を使い分けたいと思うのですが、サイドに偏ってしまった印象でした。
「大枠としては相手に対して用意してきたプランが毎試合ある中で、本来はその噛み合わせを見ながらピッチの中で変えつつやらないといけないですが、この2試合は最初がうまくいかなかった状態で、それでも一辺倒になってしまっているのが現状です。そこを変えていけるようにならないといけません。ピッチの中でのコミュニケーションという課題は、僕も来て半年間、こういう場でも言ってきましたが、まだ改善できていない現状があります。早く改善していけるようにしたいと思います」

MF19
モハマド ファルザン佐名Faruzansana MOHAMADO
Q.今季リーグ初スタメンでしたが、ご自身のパフォーマンスを振り返ってください。
「キャンプ中もあまりコンディションが上がらない中で、ようやくスタメンで使ってもらえたんですけど、なかなか自分が思うようにプレーできませんでした。自分の中ではあまり良くなかった印象です」
Q.より課題として見えたポイントは?
「守備の部分です。ウイングバックの背後はカウンターで狙われるところだと思うので、そこをやらせないというのをずっと意識していました。ただ、そこの上下動のところで戻ったあとにまた出ていくのが自分の課題です。まだ出ていけていないので、もっと出ていけるようにしたいです」
Q.交代して入った小竹知恩選手から得点も生まれました。負けられない気持ちもありますよね。
「そうですね。あれだけいけているということは自分もいけるってことだと思うので。負けないように頑張りたいです」
ホーム開幕戦で厳しい結果。
大量失点で連敗スタート
雨の強い厳しい天候だった鹿児島での試合を戦い抜き、ザスパ群馬が正田醤油スタジアム群馬へ戻ってきた。明治安田J2・J3百年構想リーグでは本拠地で7-2と圧倒したSC相模原とのホーム開幕戦は、試合開始とともに雨に打たれる滑り出しとなった。
スタメンは鹿児島ユナイテッドFC戦から1人を変更。左ウイングバックにモハマドファルザン佐名が入った。開幕戦で先発の小竹知恩、それに中野力瑠、瀬畠義成らがベンチに名を連ねている。
開始早々からザスパが相手ゴールを脅かす。相模原守備陣の背後に抜け出した中島大嘉がGK三浦基瑛と1対1となる。これは惜しくも相手の好守に阻まれたが、序盤から中島のスピードを生かした攻撃でチャンスを作った。
16分にも右サイドから好機を創出。小西宏登が中央に持ち運んで左足でクロスを送ると、ゴール前で待っていた中島は合わせることができず。18分にも右サイドの高い位置でボールをカットすると、左サイドを抜け出した百田真登の折り返しを中島が足を伸ばして合わせたが、相手GKに防がれてしまった。
すると25分、ペナルティエリア左で相模原の綿引康に切り返され、クロスを上げられてしまう。これをキャプテンの島川俊郎にヘディングで合わせられて相模原がリードを奪った。さらに28分に竹内崇人に強烈なシュートを打たれたが、これは枠の左に外れた。
ザスパはその後、ボール保持率を高めながら攻撃のリズムを作っていく。38分、左サイドのモハマドから神垣陸へとつなぎ、ワンタッチで藤村怜へ。抜け出した藤村が折り返したものの、相手にブロックされてシュートを打つことができない。
相手のプレスを剥がせず、中盤でボールを奪われて速攻へと転じられる機会が増えたザスパ。すると44分、中央右から相模原にFKを与えると、前田泰良のキックに常田克人が反応し、そのこぼれ球を竹内崇人に詰められて追加点を奪われてしまった。
後半に入っても相模原の鋭いカウンターが牙をむく。自陣でボールを失った流れで、杉本蓮に背後に抜け出されたが、打たれたシュートに対してGK近藤壱成が立ちふさがった。
猛攻を耐え凌いでいたザスパだが、60分に3失点目を喫する。杉本蓮に左サイドから倒れながらクロスを送られると、中央で待っていた佐々木快にダイレクトで合わせられてゴールネットを揺らされた。
3点差とされた直後にザスパは3枚替えを敢行し、中野力瑠、瀬畠義成、イクサン ファンディを投入する。しかし63分、竹内の右からのボールをニアサイドで佐々木がワンタッチでゴールを決められて痛恨の4失点目を奪われた。
66分にはイクサン ファンディが強引に突破して右足を振り抜いたが、GK三浦に防がれる。68分、小西の左足のクロスを百田が頭で合わせてシュートを打ったが、再び相手GKの好セーブに阻まれて得点できない。
さらに79分にはペナルティエリア手前で杉本を倒した中野にレッドカードが提示されて退場処分に。一人少ない状況となってしまった。81分には途中出場の小竹知恩が独力で突破し、折り返しを受けた瀬畠のパスを受けたイクサン ファンディが決定的なシュートを放ったが、クロスバーに直撃してゴールならず。終了間際の後半アディショナルタイムに混戦から小西が1点を返したがときすでに遅し。悔しい敗戦で開幕連敗スタートとなった。
文:藤井圭(エル・ゴラッソ)
初めての、“夏ホーム開幕戦”。
注目は「理不尽」を目指すこの男
残念ながら、新シーズンの開幕戦を勝利で飾ることのできなかったザスパ群馬。ただ、台風の影響による陸路での長距離移動かつ、桜島が噴火するという悪条件ながら、最低限の戦いを出せたという思いは共通項のようだ。
沖田優監督は試合後の会見で「選手たちはプロとして、今やれること、やるべきことについて、笛が鳴る最後までよく戦ってくれた。言い訳せずにしっかりと戦ってくれた」と称え、大畑隆也は「そこまで大きく崩されるというシーンは少なかったと思う。連係も含めて感触はある程度悪くはなかった」と手ごたえを口にした。中島大嘉も、「移動や風や火山灰を言い訳にせず、最低限の強度や最低限の切り替えの速さでは戦った。できてないシーンもありましたけど、チームとして最低限は出した」と振り返った。
ただやはり、そういった試合の勝点を0から1に、1から3に変えていくことができなければ、J2復帰には手が届かない。それもチーム全体が承知している。沖田監督も「ああいう試合を勝利できるようにする、走り勝って球際も勝った上で、プレー精度も保つということが、もう一つ越えなければいけない課題」だとさらなる成長を誓った。
今節、ザスパがホームに迎えるのはSC相模原。明治安田J2・J3百年構想リーグの地域リーグラウンド最終節で7-2と大勝したことは記憶に新しい。ただ一方で、その試合は早い時間帯で相手に退場者が出ていた。時期を遡ると、第1節のアウェイでは0-5と大敗を喫している。
なるべくボール保持を増やしたいザスパとハイプレッシャーが信条の相模原とでは正面衝突になりやすく、試合の流れがどちらかに大きく傾くということも起こりがちだ。カテゴリーをまたいで強豪を相手にしてきた、百年構想リーグでの経験を大いに生かしていきたい。
ザスパが優勢の時間帯もあれば、思うようにボールを回せない時間帯もあるだろう。“なんとかしてくれ”という苦し紛れなパスも前線に供給されるかもしれない。チームとしてはなるべくそれを減らしたいが、そこで輝かなければと決意を固める男もいる。中島大嘉だ。
中島は前節を振り返るにあたって、達観したように口を開いた。「もう、前でキープして時間を作ったとか、いい動き出しをしたとかを評価基準にしていたらあかんなって」。それは得点など、結果にこだわっていくというのとも少し違うらしい。
「理不尽さですね」
曰く、自分が理不尽なゴールを取らなければチームとしても個人としても上に行けない。無から得点を生み出さなければ。
ただの大言壮語ではなく、今季キャンプから手ごたえを得ているという。彼はノルウェー代表のアーリング・ハーランドを例に挙げたが、ハーランドはチームのいい流れにも乗れるし、流れが良くなければ独力でゴールをこじ開けることもできる。その中間も然りだ。
中島が「理不尽」を実施してくれるのであれば、ザスパのサッカーもより表現しやすくなる。「自分が楽しみ」と語るストライカーが、完全移籍後初のホーム戦でどのように猛威を振るうのか。2026/27シーズンもやはり、この男から目が離せない。
文:沖永雄一郎(エル・ゴラッソ群馬担当)
沖田 優監督
Q.開幕戦について改めて振り返ったときに、「もう少しここが足りなかったな」というポイントはありますか。
「ああいう試合でも少なくとも勝点を取るとか、ああいう試合を勝利にできるようにするという意味では、鹿児島ユナイテッドFCさんのような特徴をもった相手に、もっともっと走り勝って球際も勝つ。 その環境下でプレー精度も保つというのが、もう一つ越えなければいけない課題だと思います。それを次節以降、もっと表現しないといけないなと思っています」
Q.失点は喫しましたが1失点ということで、新加入選手も多い中、守備のほうはある程度手応えがあったのではないでしょうか。
「トータルの守備力については、昨シーズンよりも少しはバージョンアップできていると思っていますが、結果的に一つ失点してしまいました。防げた場所、防げた部分は3、4か所あったと思うので、そこを今週は確認しました。次の相手であるSC相模原さんも、大きな枠では鹿児島さんと同じようなスタイルだと思っていますので、出た課題をさらに修正して、抜け目のないチームにもっとしていかなければいけないと思っています」
Q.百年構想リーグでの対戦では、相模原とはお互いに1回ずつ大勝する結果になりました。いいイメージと苦手なイメージの両方をもっているのではと思います。
「そうですね。2025シーズンとはまた違って、百年構想リーグではお互いが点を取って点を取られてというようなゲームで1勝1敗でした。その最後の、7-2で勝った流れと、鹿児島戦の反省点を修正して、ホーム開幕で対峙したいと思っています」
Q.まだ開幕の1試合だけですが、相模原もザスパと同じ継続・発展路線のイメージです。監督の印象はいかがですか。
「そういう感じだと思います。開幕戦を見た限りは、百年構想リーグで作り上げたものを継続していると自分も認識していますが、まだまだどういうゲームプランでくるかわからないので、いろいろな準備をしておきたいと思っています」
Q.ホーム開幕戦で仕切り直しとなりますが、お盆、夏休みのホーム開幕戦はこれまでになかったものです。子どもたちも多数訪れると思いますが、どういうサッカーを見せたいですか。
「すべてのJリーグ関係者にとって初めての夏開幕ですが、とはいえ自分たちはすでに公式戦2試合をやれていますし、大会こそ違えど、正田醤油スタジアム群馬でも1試合プレーできています。そのアドバンテージをもって、いい表現ができるよういい準備をしたいと思います。ザスパ群馬が躍動する、攻撃を大事にする姿と、今度こそゴールシーンを見せてあげられたらと思っています」
MF 6 米原 秀亮
Q.新シーズンが開幕しましたが、前節の試合をどのように見ていましたか。
「悪いゲームじゃなかったですし、勝ちが近いゲームでもあったと思いますが、やっぱり簡単に失点すると難しいゲームになるなと思いました。 失点シーンはもったいなかったと思います」
Q.新しいチームになって、夏季キャンプなどをとおして良くなった部分、変わった部分などは感じますか。
「まず、(沖田監督が就任してから)1年半積み上げてきたものがありますし、そこに新加入の選手が入ってきて、よりチームになってきていると思います。ただやっぱり、勝っていること、勝ちを早く取ることによって、もっと乗ってくるのかなというチーム状況だと思いますね」
Q.ホーム開幕戦で仕切り直しの一戦になると思いますが、チームとしてどういう姿を見せたいですか。
「鹿児島という遠いところまで応援しに行ってくれた人、DAZNで応援してくれた人にホームで同じ思いはさせたくないですし、ましてホーム開幕戦なので、多くの方に喜んで帰ってもらいたいです。いいゲームができればと思います」
Q.今回は初のシーズン移行で、初の夏休み中の開幕となりました。子どもたちも多く来てくれると思います。
「本当に多くの子どもたちが来ると思いますし、僕自身も小さい頃、地元の熊本でロアッソ熊本のゲームを見て、プロサッカー選手になりたいという思いが強くなりました。そういう子どもたちが一人でも増えるようなゲームをして、ザスパに入りたいと思ってくれる子どもたちが一人でも増えるといいなと思います」
DF 3 大畑 隆也
Q.開幕戦の結果は残念なものになりましたが、良かった点や課題など、ピッチ内の感触はいかがでしたか。
「失点してはしまいましたが、そこまで大きく崩されるというシーンは少なかったと思います。本当はゼロにしたいですが、最少失点で終えられたというところは、連係も含めて感触はある程度悪くはなかったかなと思います。ただ、もっと良くはなりますし、攻撃のところでもう少し、僕たち最終ラインからの配球などで、もっと簡単にいい状態で前線にボールを供給できれば、得点の匂いがする形をより作れたのかなと思います」
Q.雨と風は想定していたと思いますが、火山灰はプレーに影響したのでしょうか。
「風とともに目に入ってきたりして、結構みんな目を気にしていましたが、それは相手チームも一緒なので。そこでどうこうというのはなかったですが、鹿児島の選手も僕たちも、お互いに多少気になる部分ではあったのかなと思います。それよりも、『サイドチェンジできそうだけど風で止まりそうだな』とか、どちらかというと風のほうが気になっていたと思います」
Q.最終ラインは新加入選手が多く並ぶ形でしたが、連係は問題なくできていたのでしょうか。
「引いた際の5枚も含めると、(小竹)知恩も半年いなくて戻ってきた形ですし、新しい選手が多いです。でも、みんながチームとしてやろうとしている守り方を取り組んでくれていますし、分からないところがあれば積極的に聞いてきてくれます。特に中央の3人で言うと、(山原)康太郎と(相馬)丞とは『ほんの少しのことでも声をかけてやっていこう』ということで、会話をしながらやれていて、そこまで難しさは感じていません。試合ごとに良くなっていけるんじゃないかなと思います」
Q.次節はホームの開幕戦となります。ホームのファン・サポーターにどういう姿を見せたいですか。
「前節で負けてしまっているので連敗はできないですし、開幕戦で勝利を届けるということが、たくさんの人に見てもらう機会にもなると思います。ファン・サポーターの方たちに、『本当にJ2に戻るためにもっともっと後押ししてあげよう』とか、『一緒に頑張ろう』と思ってもらうためにも、やっぱり勝利は大事だと思いますので、本当に結果にこだわってやっていきたいと思います」
FW 99 中島 大嘉
Q.新シーズンが開幕しました。前節は敗戦となりましたが、内容やプレーしての感触はいかがでしたか。
「交代で下がったときは不完全燃焼という思いがありましたけど、試合の次の日の朝に起きたときに思ったのは、前でキープして時間を作ったとか、いい動き出しをしたとかを評価基準にしていたらあかんということです。点を取って勝たせたか否か、ゼロから点を取ったかどうかというところで、今日は良かった、あかんかったということを判断していく見方に変えていかなあかんと思ったのが、自分自身の前節の印象です」
Q.それは得点など、結果にとにかくこだわっていくということですか。
「チームとしてチャンスを作り出して、いいパスが来て点を取った。いいクロスが上がってきて点を取った。それはもちろん大事なんですけど、いいパスが来なかったから、いいクロスが上がってこなかったから点が取れなかった、負けました、が続いていくとマジで意味がないし、個人としてもたどり着けるところが知れてるんかなと思うんで。自分が理不尽なゴールを取っていかないと、チームとしても上に行けないし、個人としても目指しているところには行けないと思いました。だから“理不尽さ”ですね。『いいパスが来ました、中島が点を取って勝った』はどうでもいいですね。どうでもよくはないですけど、例えば相手のボールを自分一人で取って一人で点を取っちゃったとか、後ろ向きでボールを受けて無理やり2枚ぐらい剥がして取るようなゴールを増やしていかないと。J1とか海外のリーグとかやったらまた話が変わってくるんでしょうけど、J3で24歳ということを考えたら、そのぐらいしないといけないなという感覚です」
Q.開幕戦ですべては見せられなかったかもしれませんが、チームとして今シーズンはここが違う、という点はありますか。
「前回も、言い訳できることはいっぱいあったんですよ。移動がどうとか、風や火山灰とか。でも、それを言い訳にせずに最低限の強度や最低限の切り替えの速さでは戦っていました。できていないシーンもありましたけど、チームとして最低限は出したかなと思っています。そのベースを今後上げていく、積み上げていくと考えると、悪くない開幕戦だったけど、別に勝っていないですし、個人としてもシュート1本しか打っていない。『悪くない』を『勝ち』につなげる選手がいないといけないと思いますし、そこは俺がやらないといけないと思います」
Q.今節はホーム開幕でファン・サポーターもたくさん来てくれると思います。どういう気持ちで試合に臨んでいきますか。
「ホームでは絶対に勝たないといけないと思います。別に開幕戦だろうが10試合目だろうが、何試合目だろうが勝たないといけない場所なんで。とはいえ、夏休みの期間で今までより多くの人が見てくれるだろうし、興味を持ってくれるだろうから、そういう人たちに『ザスパ群馬おもろいな、最高やな』って思ってもらえる試合をする。もしそういう試合にならなかったとしても、中島大嘉が理不尽な点を取っちゃえば結果オーライになる。チームとしてどうかも最低限やりつつ、中島大嘉個人としては、いい意味で好き勝手やって結果を出せたらなと思います」
Q.“チームゴール”と“理不尽ゴール”が両方出るといい結果になりそうです。
「“理不尽ゴール”ができひんときは“チームゴール”を取って、“チームゴール”がなかなか厳しいときは“理不尽ゴール”を取るということができれば、相当な数のゴールが積み上がると思います。ハーランドとかがそうじゃないですか? J1の外国籍選手もそうですよね。『理不尽、何すかそれ?』みたいな。それは俺もできるけど、出してない。それが今年のキャンプからどんどん増やしていけているので、自分が楽しみですねっていう感じです」