MF8
神垣 陸Riku KAMIGAKI

ザスパ群馬
群馬
白波スタジアム
0前半 1
0後半 0
試合終了

鹿児島ユナイテッドFC
鹿児島


| 前半 | 後半 | 計 | データ | 計 | 後半 | 前半 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 7 | シュート | 12 | ||||
| 6 | CK | 8 | ||||
| GK | ||||||
| 15 | FK | 13 | ||||
| オフサイド | ||||||
| 0 | PK | 0 |
GK 13 近藤壱成
DF 3 大畑隆也
DF 52 相馬丞
DF 16 山原康太郎
MF 4 玉城大志
MF 8 神垣陸
MF 27 藤村怜
MF 17 百田真登
FW 7 小西宏登
FW 99 中島大嘉
FW 77 小竹知恩
GK 78 岡田慎司
DF 22 貫真郷
DF 30 小柳達司
MF 14 櫻井文陽
MF 19 モハマドファルザン佐名
MF 20 下川太陽
MF 28 野嶽惇也
FW 18 田中翔太
FW 90 イクサンファンディ
沖田優
GK 21 川上康平
DF 35 江川慶城
DF 4 広瀬健太
DF 36 池田樹雷人
DF 44 青木義孝
MF 7 田中渉
MF 19 稲葉修土
MF 8 藤村慶太
MF 20 圓道将良
FW 18 河村慶人
FW 55 中山桂吾
GK 31 坂田大樹
DF 73 キムムンヒョン
DF 16 村松航太
DF 27 川島功奨
MF 14 吉尾虹樹
MF 2 嵯峨理久
FW 11 福田望久斗
FW 22 髙橋旺良
FW 9 有田稜
村主博正

沖田 優監督
「まずは、熊本で被災された方、被害を受けた方にお見舞いを申し上げたいと思います。自分たちが Jリーグでプレーさせてもらえる、こうやって開幕を迎えられる喜びやありがたみは当たり前のことじゃないという中で、選手たちはプロとして、今やれること、やるべきことについて、笛が鳴る最後までよく戦ってくれたんじゃないかと思います。もちろん自分たちが勝利して終わりたかったのですが、鹿児島さんらしさが出た中で先制点を取られてしまって、非常にゲームが難しくなったなと思います。移動も(台風の影響で予定を変更して)15~16時間と結構な時間をかけて(鹿児島まで)来た中でも、選手たちは最後まで言い訳せずにしっかりと戦ってくれました。今日の敗戦は勝ちに導けなかった、自分の責任だと思っています」
Q.選手たちがやるべきことをやってくれたということですが、どの辺りを評価していますか。
「公式戦の初戦として、(8月1日の第31回群馬県サッカー協会長杯 サッカー大会決勝戦)県内の天皇杯予選に当たる試合ではやるべきこと、戦う、走るという部分が少し足りない前半になってしまい、後半に取り戻して勝利はできました。今日はそういうことがあってはいけない中で、その部分を修正して90分間を通して、ベースのところをしっかりとやるというところはちゃんとやってくれたんじゃないかと思います」
Q.ボールは保持しながらなかなかシュートまで行けませんでしたが、攻撃面はどう評価しますか。
「風の舞い方と、ボールが(桜島の)灰で滑る中で非常に難しかったとは思いますが、そこで思いの外、いつもの自分たちの形で相手の前線6枚の守備を剥がしきれない時間が少し長くなりました。そこは自分の使い方も含めて反省しています。そこがちょっと課題だったかなと思います」
Q.J3優勝とJ2復帰を掲げる中では、こういう試合を勝たないと難しくなると思います。次戦のホーム開幕戦はどう戦い、どう修正していきたいですか。
「今おっしゃられたことは本当にそのとおりだと思っていて、そういうJ3らしさ、球際やベースというところは鹿児島さんがJ3の中でも上位だと思ってゲームに入っていましたし、こういうチームに、こういう展開のゲームでも負けられないというのをキャンプで準備してきました。だからこそ、そこで点を取れずに1点差で負けたというのは非常に悔しい一戦でした。次はホームに戻れるので、鹿児島さんが今回ホームのファン・サポーターに見せたように自分たちも次こそ勝利して、ホーム開幕で勝利できるよういい試合したいと思います」

MF8
神垣 陸Riku KAMIGAKI
「もったいないゲームというか、前半のワンチャンスを決められてしまって、自分たちはチャンスがあった中で決めきれなかった。(勝敗を分けたのは)その最後の質だと思います」
Q.失点シーンで、フィニッシャーがフリーになってしまった要因をどう捉えていますか。
「まずは失ってすぐに展開されてしまったところだと思います。ワイドが高い位置を取ってあそこが空いてしまうのは、システム上そうなっているので。まずは失った時点で展開されないこと、止めることが重要だったと思いますし、それができなかったことが一つのポイントだと思います。その中で、自分がもう一個早く気づいて戻り切れていたら失点はなかったと思うので、悔いが残りました」
Q.一方で、速い切り替えから相手の背後に入っていくところは相手の脅威になっていたと思います。
「ウチの前線には能力のある選手がいるので、そこをシンプルに使っていけばチャンスになることが分かっていました。風もありましたけど、その精度をもっと高めていく必要があると思います」
Q.フィニッシュにたどりつくまでに難しかった部分はありますか。
「難しかったというか、もっと積極的に、最後はパスじゃなくてシュートを打つとか、そういう感じのところだと思います。ゴール前に入ったら相手のゴールを脅かすよう足を振る、決定的なパスを通す、そういう質の部分が足りなかったと思います」

FW7
小西 宏登Hiroto KONISHI
「それほど悪くない立ち上がりでしたし、戦えていない選手が一人でもいたとは思ってないですが、結果0-1で負けています。こういう試合で勝ち切っていかないと、J3優勝とJ2復帰は不可能だと思うので、この1試合を糧に、次節以降はもう絶対に一つでも勝ちを増やして、目標達成に向かっていきたいと思います」
Q.素早い切り替えから相手の背後を狙っていくところは鹿児島にとって脅威となっていたと思いますが、ご自身の評価はいかがですか。
「戦術の部分では、もう少しビルドアップでうまく相手を剥がして、自分を含めた両ウイングをもっと効果的に使いながらゴールに向かえたら良かったです。その形が思ったより作れなかったし、自分としても特長である仕掛けの部分を見せる回数が少なかった。試合の中の出来事を試合中に修正しながら、ポジショニングや細かい部分をもう少し修正できていたら、もうちょっと試合の展開も変わっていたのかなと思います」
Q.そういうところができていれば、フィニッシュまで行き切る回数も増えたのでしょうか。
「そうですね。やっぱり僕たちのサッカーは自分のポジション(ワイドトップ)のところで相手を負かして、ゴールに向かっていくというものです。特定のシーンを多く作れていたときに試合に勝っていることが多いと思います。スタメンでは僕と小竹(知恩)が出ていましたけど、そこでもう少し相手を脅かすシーンを作りたかったですし、作れなかったのは自分を含めて課題だと思います」
Q.次節はホーム開幕戦になります。意気込みをお願いします。
「開幕戦は負けてしまいましたけど、ホームでは絶対に負けられないですし、自分たちが J2復帰するためにどれだけ積み上げてきたかを、次節のホーム戦で絶対にファン・サポーターの皆さまに見せないといけないです。それが勝ちを増やしていくことにつながると思うので、ホームでは絶対に負けないところをチームとして見せていかないといけないと思います」

FW77
小竹 知恩Sean KOTAKE
「チームとして、前半は悪くない入りをしていたのですが、ああいう一つのカウンターで失点しまいました。後半もなかなか思うようにチャンスを作れなかった印象です」
Q.自身のプレーの評価はいかがですか。
「コンディション自体は悪くなかったんですけど、正直なところ0点に近かったなと思っています。自分のところでもっと優位性というか、仕掛けて打開するのが自分の特長ですが、今日はもう一つも出せなかったので非常に悔しいです」
Q.どの辺りに難しさがありましたか。
「もうちょっと高い位置でボールを受けて仕掛けたいというのはありましたが、相手もプレスバックの意識がすごく高く、マッチアップした相手のサイドバックの選手も開幕戦なのですごく気合いが入っていたというか。そういった面でも上回られてしまったのかなと思います」
Q.次節はホーム開幕戦です。意気込みをお願いします。
「今日、敗れてしまったので、次も負けることは絶対にあってはいけないことだと思います。今日は鹿児島さんのホームで、すごくやりにくい雰囲気を作られたなと思ったんですけど、今度は自分たちがホームになるので、多くのファン・サポーターの力を味方にして、次はしっかりと勝ちたいと思います」
強風の中での開幕戦。
前半のビハインドをはね返せず敗北
開幕の地、鹿児島の乗り込んだザスパ群馬。ただ、上陸こそしなかったものの台風13号通過の影響は少なくなく、スタジアム上空は強めの風が舞い、看板や横断幕などがほとんど撤去された状態での試合となった。
注目のスタメンは、1週間前の群馬県サッカー協会長杯サッカー大会決勝戦から10名が継続。玉城大志が唯一の変更メンバーとしてキックオフのピッチに立った。また、新加入のうち岡田慎司、野嶽惇也、イクサン ファンディがサブメンバーに控える形となった。
最初に仕掛けたのはザスパ。開始10秒、相手クリアボールを拾った小西宏登が突破を試み、こぼれ球を百田真登が拾う。振り向きながらの思い切ったシュートを右足で放っていった。5分には攻守が入れ替わった直後に鹿児島の田中渉がカットインシュート。これはGK近藤壱成の好セーブで難を逃れた。
そこからしばらく、前半終了まで鹿児島ペースとなる。ザスパにもチャンスや攻撃機会は訪れていたが、開幕戦の緊張ゆえ動きの堅さが目立った。それでも、18分には百田の落としから中島大嘉がミドルシュート。また、左ワイドに張る小竹知恩に何度かサイドチェンジが渡り、相手ゴールに迫っていった。
しかし、最初にスコアを動かしたのは鹿児島。32分、サイドに流れてロングボールを収めて中島が積極的に仕掛けてクロスを上げる。しかし相手ボールになってからの対応が中途半端になり、カウンターを誘発する格好に。パス2本でゴール前まで迫られ、鹿児島の中山桂吾がフリーでシュート。先制点を許してしまった。
ビハインドで前半を折り返すと、いよいよ風が強さを増し、ユニフォームやコーナーフラッグ、ゴールネットまでがなびく状況に。風上のザスパにとって有利とも言い切れない環境となっていった。
ただ、前半よりもギアが上がった感のあるザスパは47分、山原康太郎のロングフィードに藤村怜が抜け出して右足でシュート。惜しくもサイドネットを揺らすことになったが、いくらか勢いを取り戻して後半に入った。
直後に押し込まれるも中島が体を張ってファウルを獲得し陣地回復。52分には藤村が左サイドを抜け出してクロスを上げ、53分にも相手を押し込んでオーバーラップした山原がクロス。少しずつ攻勢を強めていった。
60分にはモハマドファルザン佐名を、70分にはイクサン ファンディと下川太陽を投入するなど攻撃のカードを切っていくザスパ。しかしなかなかフィニッシュまで持ち込めず、76分には小西が、百田へ浮き球のラストパスを送るもカットされる。
83分には最後の交代を行い、田中翔太と櫻井文陽を投入。終盤は連続でセットプレーを獲得し、90+1分にはセカンドボールを櫻井が狙うもシュートはブロックされる。続く右コーナーキックでは、ニアにイクサン ファンディが飛び込みボレーで合わせたが、惜しくも枠外。これが最後のチャンスシーンとなった。
結局、試合は0-1のまま終了。後半はいくらか持ち直したものの1点が遠く、勝負のシーズンは黒星スタートとなった。
文:沖永雄一郎(エル・ゴラッソ群馬担当)
勝負のシーズンがスタート。
「何としても勝ちたい」開幕戦
ついに勝負のシーズンが始まる。
それに先立ち、8月1日に行われた群馬県サッカー協会長杯サッカー大会決勝戦では、tonan前橋に2-0で勝利。天皇杯群馬県代表の座を獲得した。Jリーグ開幕前に公式戦を一つ経験できたことは、チームにとっても選手にとっても大きかったようだ。
沖田優監督は「シーズン最初の公式戦ということで、練習試合とは違う難しさがやはりあったと思いますが、Jリーグ開幕前にこの試合をやれて良かったと思っています」と振り返る。選手たちも課題を感じつつ、試合を一つこなせたメリットを口々に語った。
「前半のうちにピッチの中で改善できれば良かったですが、ズルズルと前半の間、続けてしまったのは良くなかったと思います。一方で、リーグの開幕戦ではなくて良かったとも思っています。次は試合開始からやれるように準備したいです」(近藤壱成)
「公式戦を一度味わってからリーグ戦に入れるというのは、すごくポジティブなことだと思います。後半に修正して勝ち切れたこともポジティブに捉え、リーグ戦に生かしたいです」(神垣陸)
そのtonan戦では、百田真登と小西宏登がゴールを挙げ、幸先の良いスタートを切った。小西は「得点の前に一つチャンスがあったので……」と、最初のチャンスを仕留められなかったことを悔いたが、期待が高まるパフォーマンスだった。背番号も新しくなり、より強い気持ちで新たなシーズンに臨もうとしている。
「クラブから背番号7を打診されて、はじめは少し迷いました。『自分でいいんか』という思いもあって。でも、せっかくお話をいただいたので、逃げずに覚悟を持とうと思いましたし、自分によくしてくれたヤスくん(西村恭史)の番号でもあります。これまではあまり背番号にこだわらずにやってきたところがありますが、ザスパで7番をつけるからには、そういう気持ちではいけない。チームを引っ張っていく存在になるため、もう一段階成長するためにつけることが重要だと思いました」
覚悟を持って新たな背番号を背負う小西に注目だ。
そして、開幕戦の相手は鹿児島ユナイテッドFC。ザスパと同じく2024年にJ3降格を味わっており、J2復帰への渇望は負けず劣らず強いものがある。今年2月の百年構想リーグから村主博正新監督を迎えて強化を進めているが、沖田監督も「村主さんらしいチーム」と警戒を強める。百年構想リーグでは好成績を収めており、ハイプレスからのショートカウンター、自陣からのロングカウンターのいずれにも注意が必要だ。
誰もが経験したことのない夏場からのシーズンスタートとなるが、「コンディショニングコーチやフィジカルコーチと、暑熱対策や夏場の栄養管理などを進めてきている」(沖田監督)と、できる限りの手立てを講じている。鹿児島との正面衝突になっても負けないはずだ。
「まずはベースの部分というか、当たり前のことである戦うことや走ることで負けないようにしたいです。それに加えて、自分たちのコンセプトである攻撃的なサッカーを展開し、何としても勝ちたいと思います」(神垣)
文:沖永雄一郎(エル・ゴラッソ群馬担当)
沖田 優監督
Q.今季最初の公式戦となった群馬県サッカー協会長杯サッカー大会決勝戦について、あらためて振り返っていただけますか。
「シーズン最初の公式戦でしたし、百年構想リーグからメンバーも少し代わっている中で、新しいことや加えてきたことに取り組もうとしていたので、練習試合とは違う難しさがやはりあったと思います。ただ、そうした中でも試合中にみんながしっかりと修正し、後半に盛り返して2点を奪い、無失点で勝って終えることができました。ほとんどシュートを打たせていない状態でもありましたし、Jリーグ開幕前にこの試合をやれて良かったと思っています」
Q.公式戦を経験したことで、修正点も見つかったのではないでしょうか。
「自分たちの攻撃の精度やバリエーションについて、もっと質の高い共有をしなければいけません。それがうまくいかない時間帯や、点が入るまでの時間帯の守備力も、もっと上げなければいけないと感じた試合でした。ただ、公式戦にしっかりと勝った中で、課題がさらに浮き彫りになったことは非常に良い状態だと思っています。ここまでの練習試合でも、良い相手、強い相手とばかり対戦し、課題をあぶり出してきました。そのおかげもあって、今回の試合は半分良くて、半分悪かったのだと思います。試合をするごとに良くなっていることは確かなので、鹿児島ユナイテッドFC戦に向けて、より良い状態にして、良い開幕を迎えられたらと思います」
Q.百年構想リーグを戦った主力の多くは残っていますが、選手の入れ替わりがあり、戦術のキーマンだった選手が移籍した痛手もあったと思います。チーム再構築の進捗はいかがでしょうか。
「俗に言うセンターラインに当たる選手で、後ろと前においてかなりの割合で出場し続けていた選手が3人一気にいなくなりました。組み合わせやさまざまなことがガラッと変わった部分もありますが、多くは1年半をともにしてくれた選手ですし、また新たな選手も迎えました。クラブが求める方向性の中で、自分たちはしっかりとやれるということを、ここからまた一つひとつ証明していかなければいけないと思っています。まだ始動して1か月ちょっとなのでピークではありませんが、これからもっとコンビネーションや認識をすり合わせていきたいと思います」
Q.シーズン移行後、最初の年になります。夏からシーズンが始まることや、天皇杯とルヴァンカップも並行して行われることに対する準備はいかがですか。
「今季の立ち上げから、コンディショニングコーチやフィジカルコーチと暑熱対策や夏場の栄養管理などを進めてきています。それが『他クラブより準備ができている』という状態につながってくれればと思います。今のところは順調だと思っていますが、先週の試合を見ると、特に前半は思っていた以上にきつそうだと感じました。そういう意味でも、1試合を経験できて良かったと思っています。今週は台風も迫っていますし、中3日や中2日の試合もあり、最初の1か月間で7試合という非常にタフなスタートになります。みんなの総力をもって、勝利を増やしながら乗り切っていけたらと思っています」
Q.初戦なので情報も少ないと思いますが、鹿児島にはどのようなイメージを持っていますか。
「いわきFCや百年構想リーグでの鹿児島のような、村主さん(村主博正監督)のチームというイメージから、大枠ではそれほど変化しないと思っています。向こうも同じように考えているかもしれませんが、しっかりと対峙し、良い試合をしながら、最後に勝利するのはこちらになるよう、全力で向き合っていきたいと思います。クラブが目指している攻撃のマインドを大事にしながら、昨年以上にタフさも加えて勝つ。より多くの勝点を取り、皆さんと共有して目指している『J2に戻るんだ』という目標に、ともに一歩一歩近づいていけたらと思っています」
Q.今シーズンは、クラブ全体からJ2復帰のために準備してきたという強い覚悟を感じます。
「当然の流れだと思いますし、このクラブの数年先のビジョンを踏まえても、今シーズン、何が何でもJ2に戻ることは宿命であり、使命だと思っています。その覚悟を持って、一試合一試合を戦っていきたいと思います」
MF 8 神垣 陸
Q.いよいよ新シーズンが始まりますが、まずは百年構想リーグの振り返りをお願いします。神垣選手は負傷による離脱もありました。
「自分が出場していない時期について言えば、良いときも悪いときもありました。ただ、良いときは守備がある程度整理できていて、一人ひとりが責任を持ってプレーできていましたし、体を張るといった当たり前の部分もできていたと思います。そうした意識の部分が大事なのだと思いました」
Q.沖縄での夏季キャンプはいかがでしたか。
「個人としては、復帰してすぐのキャンプだったので、コンディションを上げるために毎日必死に取り組んでいました。チームとしては、新しい選手も加わった中で、あらためてチームのコンセプトを理解し、一人ひとりが高い意識を持って取り組めていたのではないかと思います」
Q. Jリーグ開幕前に会長杯決勝がありました。公式戦を1試合経験してからJリーグに入る流れはいかがですか。
「公式戦を一度味わってから入れるというのは、とてもポジティブなことだと思います。前半はなかなかうまくいかない時間帯が多かったですが、後半に修正して勝ち切れたこともポジティブに捉えています。リーグ戦に生かしたいです」
Q.シーズン移行の初年度となりますが、夏にスタートすることについてはいかがですか。
「自分としては、そこまで特別に感じることはありません。本当にやるだけというか、暑い中で大変な部分はありますが、ピッチに立ったら、それは言い訳にしかならないと思います。ですから、あまり気にしていません。やっと始まるという楽しみな気持ちのほうが大きいですね」
Q.外から見ていると、今シーズンは絶対にJ2に戻るというクラブ全体の覚悟が、非常に強いように感じます。
「そうだと思います。クラブとしても今年J2に上がることはマストだと思いますし、個人としても、それは絶対だと思っています。ただ、実際にプレーするのは自分たち選手なので、その覚悟をピッチで表現したいと思います」
Q.開幕戦となるアウェイの鹿児島戦への意気込みをお願いします。
「ここで勝つか勝たないかで、かなり変わってくると思います。何としても勝てるよう、まずはベースの部分というか、当たり前のことである戦うことや走ることで負けないようにしたいです。それに加えて、自分たちのコンセプトである攻撃的なサッカーを展開し、何としても勝ちたいと思います」
GK 13 近藤 壱成
Q.新シーズンが始まりますが、ご自身の仕上がり具合はいかがですか。
「個人的には、オフシーズンに取り組んでいたトレーニングを、うまく練習にフィットさせることができていると思います。昨年よりもアップデートした状態でシーズンに入れると思っています」
Q.新たなパーソナルトレーニングに取り組んでいたのでしょうか。
「そうですね。以前から継続して取り組んでいるもので、オフシーズンはほぼ毎日行っていました。それをよりサッカーの中でフィットさせていけたらと思っています。昨年との違いを自分の中で感じられている部分もあるので、それをよりゲームの中、ピッチの中で出せるようにしていく段階です」
Q.先週はシーズン最初の公式戦があり、状態を確認する場でもあったと思います。試合を振り返っていただけますか。
「最初の公式戦だったので、緊張感などが練習試合とはまた違い、難しさがありました。それを前半のうちにピッチの中で改善できれば良かったですが、ズルズルと前半の間、続けてしまったことは良くなかったと思います。一方で、リーグの開幕戦ではなくて良かったと、ポジティブにも捉えています。ただ、後半に修正できた部分はありました。相手の運動量が落ちたこともありましたが、『自分たちがやるべきことはこれだよね』というものがはっきりしたと思います。次は試合開始からやれるよう、1週間準備したいです」
Q.バックラインは新加入選手が多くなりましたが、連係はいかがでしたか。
「守備の連係は、それほど変わらずにやれていたと思います。どこまでがマンツーマンで、どこからがゾーンなのかといった部分も、キャンプですり合わせができていました。それよりも、下からつなぐところですね。Jリーグが始まると、また感覚が違ってくると思いますし、そこでボールを失ってカウンターを受けるリスクもあります。1年半やってきた大畑隆也くんや僕は、そうしたリスクや怖さがある中で何ができるかが大事だということを体感していますが、新加入選手がそこにどうフィットしていけるか。取らなければいけないリスクと、かけてはいけないリスクの線引きのようなところを、公式戦の中でうまく判断できるようになればと思います」
Q.副キャプテンは継続となりました。そこも含めて、今シーズンへの意気込みをお願いします。
「このシーズンは本当に結果しか求めていません。チームとしても個人としても、結果を出すために必要なことを練習から要求していかなければいけないと思います。厳しいことを言おうと意識している分、その後の若手に対するコミュニケーションや、チーム全体の雰囲気を良くするための働きかけなど、両面を意識して取り組んでいければと思います」
FW 7 小西 宏登
Q.小西選手にとって今シーズンの初ゴールとなった、tonan前橋戦の得点を振り返ってください。
「幸先良く、公式戦の初戦で得点を決められたことは良かったです。ただ、その前にも一つチャンスがありましたし、百年構想リーグのホーム・SC相模原戦でも、最初のチャンスを外して、その後に決める形になっていました。まだ最初のチャンスを完璧に決められていないので、自分の中では、うれしさよりもホッとした気持ちのほうが強かったですね」
Q.公式戦を一度経験してからリーグ戦に入れるという流れはいかがですか。
「前半の試合運びに多くの課題があった試合でした。ただ、その中でも絶対に勝たなければいけない試合で勝ち切れたことは、プラスに捉えても良いと思います。開幕戦までに修正しなければいけないところが見えたことも、良かったと思います」
Q.夏季キャンプを振り返って、充実度はいかがですか。
「キャンプでの練習試合は、チームとして修正する部分が多く見えました。悪く言えば、課題が残るような3試合でした。ただ、その後の練習試合ではチームとしてかなり手応えがあり、そこからtonan戦を迎えました。僕の中では、課題をある程度修正できた状態で入り、かなり自信を持って臨んだつもりでしたが、前半には難しさもあり、課題が残りました。そこはやはり修正しなければいけません。強いチームは、あの前半のような内容を絶対に起こさないと思うので、本当にチームとしての課題だと思います」
Q.いよいよ開幕を迎えますが、背番号が「7」に変わりましたね。
「オフシーズンに佐藤正美強化部長から連絡をいただきました。正直なところ、38番も1年目からつけていて気に入っていたので、初めは少し迷いました。『自分でいいんか』という思いもあって。でも、せっかくそういうお話をいただいたので、自分としても逃げずに覚悟を持とうと思いました。自分によくしてくれたヤスくん(西村恭史)の番号でもあったので、それをつけてチームに貢献できたらと思い、番号を変えさせてもらいました。自分としては、これまであまり背番号にこだわらずにやってきたところがあります。ただ、ザスパで7番をつけるからには、そういう気持ちではいけません。チームを引っ張っていく存在になるため、もう一段階成長するためにつけることが重要だと思いました。やることはそれほど変わりませんが、期待してもらえたらと思います」
Q.最後に、開幕戦に向けての意気込みをお願いします。
「J2に復帰するためにも、相手がどこであろうと、何が何でも開幕戦に勝つことはマストです。開幕戦でどれだけ自分たちのサッカーを表現できるかは、シーズンを通しても本当に重要になってくると思います。tonan戦で出た課題も含めて修正し、絶対に勝って帰ってきたいと思います」