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試合日程・結果

GAME DETAIL 試合詳細

明治安田J2・J3百年構想リーグ 地域リーグラウンド 第14節

AWAY

ザスパ群馬

群馬

2026.05.03 SUN 13:00 KICK OFF

プライフーズスタジアム

試合前

HOME

ヴァンラーレ八戸

八戸

GOAL

  • 99 山田太郎 99'
  • 99 山田花子 99'

「同じ相手に2度負けるのは屈辱」
来季に向けたいい指標になる一戦


前節・ベガルタ仙台戦で連勝はストップ。三度(みたび)の強豪撃破とはならなかった。ただ、3試合連続無失点中だった仙台から得点を挙げたこと、リードしたうえで自分たちの時間を多く作れたことは自信を持っていいだろう。同じ敗戦にしても、シーズン前半戦に喫していたそれとは様相が異なる。

「理想を言えば、2-0にして最後の20分でどういうゲームをするかというところまでもっていって、なんとか勝ちを収めたかったので悔しいところ」と振り返った沖田優監督も、「直近3試合のトータルで言えば、ある程度の成果もありますし自信を持っていい部分もあります。それと、大きな課題も感じ取れたという両方があったと思います」と述べている。

最終ラインの野瀬翔也も、「前半の早い時間帯での失点は少なくなってきているので、それは続けていかないといけません」と話した。「ただ、先制点を取ってからのゲームの流れや運び方は、もっとこだわってやっていかなければいけないと思います」と反省も忘れない。

前節は互角に近い戦いを演じながら、首位・仙台の層の厚さを見せつけられた試合でもあった。交代選手が勢いをもたらし、機を逃さずに畳みかけ試合を決定づけられたことに対しては「時間帯をつかむ力というか、勢いと精度はさすが仙台さんだな、連勝しているチームだなと差を感じた」と沖田監督も舌を巻いた。

“格上”と見られるクラブと比較すると、個々の質や層の厚さはまだまだ差があるのが現実。ただ、その差を埋めようと懸命な努力が行われている。全体練習終了後のGCCザスパークでは度々、ポジション別トレーニングが行われている様子を目にする。コーチ陣による熱心な技術指導は、カテゴリーが上のクラブでは逆にあまり見られない光景だ。

今季から育成型期限付き移籍で加入した出間思努も「全ポジションに対して、コーチが考えてくれたメニューで自主練習ができますし、若い選手にとってはすごくいい練習になります。いい環境でやれているなと思います」と充実した時間を過ごしているようだ。

今節は5連戦の3試合目。前日移動アリのアウェイ戦ということもあり、ここまでプレータイムの少ない出間らに出番が回ってくる可能性もある。出間は「いつでもいけます!」と自信をのぞかせたが、ほかの選手たちも同様だろう。どの選手がチャンスを得て、そのチャンスを生かせるか。ここからの3試合、沖田監督のメンバー選考にも注目だ。

そして今節の相手であるヴァンラーレ八戸は、J2クラブとはいえ昨季までJ3所属。J1所属経験も長い直近の3試合の相手と比べると、連勝時の自信と手ごたえもそのまま生かせるとは限らない。沖田監督も「ちょっと違う課題感というか、違うフェーズだという感じのところにチャレンジしていきたい。J2に昇格した八戸さんですけど、来季のJ3リーグに向けてのいい指標になる試合じゃないかと思っています」と語る。

いずれにしても、「同じ相手に2度負けるのは屈辱」(野瀬)というのが真っ先に来る感情ではあるだろう。今季初戦の借りを返しつつ、5連戦と残りシーズンを乗り切るためにも勝利を持ち帰りたい。

文:沖永雄一郎(エル・ゴラッソ群馬担当)


沖田 優監督
Q.前節・ベガルタ仙台戦はアウェイの雪辱ならず、1-3で敗れました。改めて試合を振り返っていかがですか。
「スコアが1-0の間までは、湘南ベルマーレ戦や横FC戦でできたことや、仙台との前回対戦時の感触の成果がある程度出たと思います。ゲームの流し方も悪くはなかったとは思いますが、とはいえ6失点しかしていない仙台が相手でも2-0にできるチャンスはあったと思います。理想を言えば、2-0にして最後の20分でどういうゲームをするかというところに持っていって、なんとか勝ちを収めたかったので、悔しいところです。相手の交代で岩渕(弘人)選手、五十嵐(聖己)選手、武田(英寿)選手らが入ってきて質もパワーアップして、1点を入れるたびに畳み掛けられてしまいましたが、ああいうレベルの選手が出ても、自分たちは同等に戦えるんだというところまで成長し続けなければいけないと思いました。とはいえ、直近3試合のトータルで言えば、ある程度の成果もありますので自信を持っていい部分もありつつ、大きな課題も感じ取れたという両方があったと思います」

Q.シーズン前半戦のような負け方とは違ったかと思います。以前おっしゃられていた「出し切った上での結果を見たい」というところに近かったのではないでしょうか。
「前半で崩れることはなかったですし、70分くらいまでの運び方はシーズン序盤とは違ったと思います。それをあの相手に対してできたのは自信になります。今回は逆に、最後に崩れてしまいましたが、本当に強いチーム、勝てるチームであれば、あそこから追加点を取るか、相手に畳み掛けられずに終われると思います。そうできるように進化していきたいですね」

Q.最初の失点で少し慌てたところがあったのでしょうか。
「慌てたというよりは、相手の『今だ!』というところにやられたのかなと思います。途中までは相手も『ちょっとどうしようかな』という部分はあったと思いますが、1点を取ったあとの時間帯をつかむ力というような、勢いと精度はさすが仙台さんだな、連勝しているチームだなという差は感じました。1点を取ったあとは強い仙台だったと思いますが、そうさせてしまったところもあったので、2点目を取れていたら少し違ったと思いますし、1点を取られたあともタイトにやれないといけません。ここからの残り5試合を生かして成長しなければいけないですし、次の5試合は相手のタイプも違っているので少し異なる試合になると思います。次の試合に向けてチャレンジしていきたいです」

Q.5連戦の3試合目になりますが、疲労の蓄積など選手たちの状態はいかがですか?
「中3日と中3日なので、現時点ではまだ大丈夫だと思いますし、そこはヴァンラーレ八戸さんも同じだと思います。そのあとの、中2日のモンテディオ山形戦と栃木シティ戦でどういう状態になっているかが勝負どころだと思います」

Q.次の八戸戦は、直近の3試合とはまた違うチャレンジになるのでしょうか。
「ちょっと違う課題感というか、違うフェーズだという感じのところをチャレンジしていきたいと思っています。八戸さんについては、シーズン初戦で対戦したときは違うことにもチャレンジしている感じがしましたが、ここ数試合はどちからかというと原点回帰した印象ですね」

Q.逆に手ごわさになりそうな感じもします。
「そう思います。J2に昇格した八戸さんですけど、来季のJ3リーグに向けてのいい指標になる試合じゃないかなと思っていますし、連戦のタイト感はお互い様なので、そこで何できるかを問われる試合だと思います」



MF 7 西村 恭史

Q.ベガルタ仙台戦を振り返っていかがでしょうか。
「2連勝していたので、この試合もすごく勝ちたいと思っていました。相手がメンバーを代えてきたのもありましたけど、途中までは自分たちがリードしていながら結局は逆転されてしまった。相手の力をすごく感じましたし、上にいるチームだなと実感した部分もあります。自分たちも、これから上で戦っていくためにはああいう試合でも勝ち切らないといけないと強く感じました」

Q.仙台はメンバーを入れ替えつつ、交代選手もインパクトを残していました。層の厚さなどを感じましたか。
「勢いはすごくありましたけど、それでもやっぱり勝たないといけません。チームとしても個人としても上に行くためには、ああいう強いチーム、組織的にも個人的もちょっと抜けているチームにもやられないようにしないと。自分たちが攻撃的サッカーをやっている以上は、2点目、3点目を取っていれば流れも違ったと思います。監督も言っていましたけど、誰かのせいではなくて全員が、何ができたかというところだと思います。仙台のような、途中から出た選手がギアを上げるところなどについては、もっと自分たちもそういうチームにならないといけないとすごく感じました」

Q.3試合ぶりの敗戦でしたが、シーズン前半戦のような自分たちで苦しくしてしまうような内容ではなかったと思います。
「前回の仙台戦も、自分たちのミスというよりは崩されての失点だったと思いますし、相手の技術だったり、一個のチャンスを決めきるところだったりはすごく感じた部分でした。自分たちが押し込まれている時間帯でも2点目、3点目を決めきる力が向こうにはあったけど、逆に自分たちにはそれがなかった。そこの力をつけていかないといけないなと思います。2026/27シーズンが始まると、J2とJ3ではサッカーに違いがあるでしょうし、試合の進め方も変わり、自分たちがボールを保持したら引いてくる相手もいると思います。ただその中でも、シュートを思い切り打つことなどはやっていきたいです。この間の失点(仙台・武田英寿選手のミドルシュート)みたいに、ペナルティーエリア外から勢いよく足を触れば得点できるシーンは僕らのほうもあると思うので、前の選手は特に突き詰めてやらないといけないと思います」

Q.今節のヴァンラーレ八戸戦に向けて。
「連戦なのでまたすぐに試合が来ますが、もちろん良かったプレーもありましたし、改善しないといけないプレーもありました。そこを少ない(準備)期間でどれだけ全員がやれるか。メンバー的にも全く同じメンバーにはならないと思うので、誰が出てもやれるように、全員がもっと練習からやらないといけないと改めて感じましたし、やっていきたいです」



DF 43 野瀬 翔也
Q.ベガルタ仙台戦を振り返っていかがですか。
「勝たないといけない試合だったと思いますし、短い時間で3点を取られてしまいました。強いチームはそんな負け方はしないと思うので、ゲームの終わり方をしっかりと全員で統一してやっていかなきゃいけないと思いました。(最初の失点以降は)チームの中でも、FWを簡単に使ったパスを入れるのか、下でつなぐのかが統一できていなかった感じがありました。中盤とFWの間が空いてしまうところもあったので、もっと(意識を)統一していかないといけないと思います」

Q.2度目の対戦でしたが、今回はメンバーを入れ替えつつ交代選手が勢いをつけてきました。仙台の強さをどう感じましたか。
「実際に、後半から入ってきた選手にしっかりと仕事されてしまいましたし、個の力はすごく感じました。そういうふうにさせたくなかったのですが、結果として逆転されてしまった。まだまだ自分たちは足りないと思います」

Q.3試合ぶりの敗戦でしたが、シーズン前半の負け方とは違うようにも見えました。
「前半の早い時間帯での失点は少なくなってきているので、それは続けていかないといけません。先制点を取ってからのゲームの流れや運び方は、もっとこだわってやっていかなければいけないと思います」

Q.2点目が取れていれば違ったと思いますが、得点できそうだったのか、それともと遠いと感じていたのでしょうか。
「正直、やっている中ではそこまで(得点の)匂いはしていなかったので、時間が過ぎるにつれて1-0をそのまま守りに行くというふうになってしまったのが良くなかったのかなとは思います」

Q.今節は5連戦の3試合目になります。疲労の蓄積が心配されますが……。
「でも、J1の選手を見ると、ACLに出ている選手は連戦を続けています。そういう中でもしっかりとパフォーマンスを安定して出せるようにならないと、自分の価値も上がっていかないと思うので、連戦のときこそパフォーマンスを上げて、連戦でも戦える選手だと証明したいと思います」

Q.今節のヴァンラーレ八戸戦に向けての意気込みを聞かせてください。
「やっぱり、同じ相手に2度負けるのは屈辱だと思っているので、しっかりと結果にこだわってやっていきたいと思います」



FW 69 出間 思努
Q.北海道生まれでずっと北海道で育ってきたと思いますが、群馬での生活や気候には慣れましたか。
「最初はめっちゃ乾燥しているなと思いましたけど、最近はそれがなくてうれしいですね」

Q.沖田優監督のサッカーへの適応具合はいかがですか。
「(北海道コンサドーレ)札幌でも沖さん(沖田優監督/当時はコーチ)と一緒にやっていましたし、ミシャ(ペトロビッチ監督/現・名古屋グランパス)ともやっていたので、そんなに難しいわけではないですね。(沖田監督のサッカーは)ミシャのサッカーとはとは少し違いますけど、似ているところはあると思います」

Q.ここまでプレー時間は短いながら、少しずつ出番機会を得ています。ビハインドの状況で出ることが多いので難しさもあると思いますが。
「FWで、前のポジションで出させてもらっている以上は点を取りたいので、これからも結果にこだわっていきたいと思っていますし、(ビハインドを)難しいと思ったことはないですね。ただただ走り回って点を決めるということしか考えてないので」

Q.まだ長い時間プレーを見せられてはいませんが、ファン・サポーターの皆さんに見てもらいたい自身のストロングポイントなどはありますか。
「ペナルティーエリア内で無理の利くところ、無理な体勢でも打てるシュートやゴールへの執着心は見せていきたいです」

Q.5連戦の最中ということで、出番を増やしていきたいところだと思いますが。
「そこに向けて、練習でめっちゃ動いて準備をしています。『いつでもいけます!』って感じです。全ポジションの選手に対して、コーチ陣が(ポジション別に)考えてくれたメニューで自主練習ができていますし、若い選手にとってはすごく練習になります。いい環境でやれているなと思います」

Q.今節への意気込みを聞かせてください。
「前回より長い時間、試合に出て、ファン・サポーターの前で結果を出して勝ちたいです!」

Q.百年構想リーグも残り5試合ですが、目標などはありますか。
「まだ点が取れてないので、ゴールです。取れるだけ取りたいです!」