FW10
髙澤 優也Yuya TAKAZAWA
ザスパ群馬
群馬
Pikaraスタジアム
0前半 2
2後半 1
試合終了
カマタマーレ讃岐
讃岐
前半 | 後半 | 計 | データ | 計 | 後半 | 前半 |
---|---|---|---|---|---|---|
11 | シュート | 11 | ||||
12 | CK | 7 | ||||
GK | ||||||
17 | FK | 9 | ||||
オフサイド | ||||||
0 | PK | 0 |
GK 13 近藤壱成
DF 36 安達秀都
DF 30 小柳達司
DF 3 大畑隆也
DF 22 高橋勇利也
MF 37 瀬畠義成
MF 7 西村恭史
MF 15 風間宏希
FW 38 小西宏登
FW 32 河田篤秀
FW 18 田中翔太
GK 21 キムジェヒ
DF 4 船橋勇真
DF 43 野瀬翔也
MF 8 山内陸
MF 27 藤村怜
MF 49 小竹知恩
FW 9 青木翔大
FW 10 髙澤優也
FW 20 下川太陽
沖田優
GK 41 飯田雅浩
DF 2 内田瑞己
DF 3 井林章
DF 99 附木雄也
DF 24 上野輝人
MF 40 西丸道人
MF 33 河上将平
MF 6 長谷川隼
MF 17 牧山晃政
FW 10 川西翔太
FW 22 大野耀平
GK 1 今村勇介
DF 35 左合修土
DF 44 林田魁斗
DF 55 藤井葉大
MF 11 エドゥアルド
MF 15 岩本和希
FW 23 岩岸宗志
FW 88 松本孝平
FW 90 後藤優介
金鍾成
「連敗してしまったこと、アウェイでの日曜日、明日は平日という中で多くのファン・サポーターの方が(香川まで)来てくれましたが、非常に悔しい敗戦をお見せしてしまい、喜んで帰ってもらえる結果を残せなかったことは非常に申し訳ないと思っています。
前半早々に失点、(前節)栃木SC戦と同じような(時間帯で)失点をしてしまいました。このゲームが大事だと分かっていたからこそ、そして勝ってファン・サポーターの方に帰ってもらおうという強い思いがあったからこそのショックなのか、少しメンタル的に悪いほう、下を向くような綻びが徐々に徐々に広がってしまった前半だったと思っています。そこが、このゲームを非常に難しくしてしまったポイントだったと思います。そこからなかなか(状況が)一転しなかったので、前半で交代(カードを切る)という大きな衝撃がないと状況が変わることがないかなと思っていました。最終的に勝てなかったので自分の采配のミスだと思います。
ただ、交代はどうしてだったのか、内容はどうだったのかと、前半のリアルを選手たちが理解した中で後半の入りに見せた姿勢や得点、どれだけ疲弊しても点を取るんだ、(ゴールに)追るんだというメンタリティーは、一部収穫があったと思います。ただ、それは結果を出してこそなので、まったく満足できない結果で終わってしまったことに非常に責任を感じています」
Q.前半のうちに3枚代えをした狙いや思いを教えてください。
「失点したあとのメンタリティー、いつもらしくないプレーが時間とともにさらに広がっていくような、いつもの自分たちらしいプレーができないまま時間が経過していたので、35分くらいの段階で、戦術的な部分、メンタル的な部分でハーフタイムに交代することは決めていました。でも、(前半でもハーフタイムでも、3枚代えをしたら)残り2人を2回(の交代機会)で代えるのは同じなので、残りの5分、6分で何か変化をもたらして、後半に入らないといけないと。それしか大きくメンタルチェンジする方法はないと思い、自分で決めました」
Q.ここからまだアウェイでの連戦が3試合続きます。
「いま、ファン・サポーターの方から次のFC琉球戦、とにかく目の前の一戦に勝ってくれと強い気持ちを伝えてもらいましたけど、選手たちも自分もそれしか考えていないですし、それを実行する以外ないと思っています。メンタル的にも悔しい敗戦でしたけど、『必ず次は勝つためのメンタルと体を準備して、オフ明けに集まろう』と話をしてきました。とにかく、琉球戦で自分たちの力を出せるように切り替えてやっていきたいと思います」
FW10
髙澤 優也Yuya TAKAZAWA
Q.得点シーンを振り返ってください。
「チームの流れ、前半の出来といい、チームとしても個人としても点が欲しかったので、気持ちと言ったらあれですけど、みんなで点を取りにいった形が表れたと思います」
Q.ゴールの瞬間の気持ちはいかがでしたか。
「見えなかったですけど、入って良かったです」
Q.試合全体を振り返ってください。
「前半、悪い流れでズルズルいって、外から見ていても、みんなの調子、足の重さは感じていたので、いつでもいける準備はできていました。結果、勝てなかったですけど、チームとして何も得られずに終わる試合ではなかったと思います」
Q.試合後、ファン・サポーターの方からはどんな声がありましたか?
「もっとやらないといけない、後半のプレーをなんで前半からできないんだ、と。僕自身もそう思いますし、チームとしてもそう思っていると思います。香川まで足を運んでもらったのに申し訳ないと思います」
Q.次節・FC琉球戦もアウェイ戦です。
「ファン・サポーターの方も『沖縄まで足を運ぶ』とおっしゃってくれたので、今日みたいな試合をしてはいけないですし、本当に勝つしかないので。アウェイ、ホームに関係なく1試合1試合を大事にしたいと思います」
DF22
高橋 勇利也Yuriya TAKAHASHI
Q.素晴らしいゴールでした。狙っていたのでしょうか。
「前半も1本ありましたけど、クロスが大外に流れてくるので、そこは前節(栃木SC戦)でもチャンスがあり、狙っていました。狙いどおりで、あとは当てるだけでした。枠に入って良かったです」
Q.試合全体についてはいかがですか。
「前半はあり得ないですね。監督もハーフタイムで話していましたし、自分たちもピッチ上で感じていましたけど、とにかくプレーが緩くて、ミスも多い、入りもダメ、ラインも下がってしまい、今季で一番悪いと言ってもいいくらいので出来でした。前半で3枚代えとなりましたけど、誰が悪いとかではなく、おのおのが誰かのせいにしていたし、気持ちの部分で最悪でした。ただ、後半はすぐに切り替えて、1点返せればさらに得点できると思っていたので、前半をなくす試合にしようと思ったんですが、3失点目が痛かったです」
Q.試合後のファン・サポーターの方からのメッセージについて。
「自分自身も、前半は最悪の試合をしたと思っていたので、自分が試合を観ていたならばもっと言っていると思います。それでもファン・サポーターの方はポジティブなことを言ってくれたので、本当にありがたいです。これからもサポートしてくれる、という声をいただきました。アウェイがあと3試合続きますけど、自分たちは移動もホテルも何不自由なく試合をさせてもらっているので、そこに関しては感謝しないといけないですし、(感謝の気持ちを)勝点3で返さないといけないと思うので、もう勝つことしか考えていないです」
Q.次節・FC琉球戦への意気込みを聞かせてください。
「もう負けられないですし、自分たちは上しか見ていないので、1試合1試合勝ち続けるしかないと思います。FC琉球だけを倒すイメージで、勝ちだけを求めてやっていきたいと思います」
FW20
下川 太陽Taiyo SHIMOKAWA
「悔しい敗戦ですね。チャンスメークはできましたけど、そこをどれだけゴールにつなげられるかが勝負の分かれ目だったので、クオリティーで負けたと思います」
Q.後半のスタートは良かったと思います。
「そうですね、入りは良かったですけど、(1点を返したあとに)もったいない失点をしてしまいました。失点をせずに追加点を取っていくことが後半に監督から課されたことだったので、もう1つ得点に対するクオリティーを上げて、次のFC琉球戦は勝利したいと思います」
Q.カマタマーレ讃岐との古巣対戦はどうでしたか?
「違う感情も入ってきましたが、やることは変わらないと自分に言い聞かせて、チャンスメークにこだわってやっていました」
出だしのつまずき。追い上げ切れず、
アウェイ4連戦は黒星スタートに
ザスパ群馬はアウェイ4連戦の初戦、遠く香川の地に乗り込んだ。スタメンは中断期間明けから3試合連続で同じ顔ぶれとなり、カマタマーレ讃岐を相手に2試合ぶりの勝利を目指した。
しかし、苦しい前半となった。いつもどおりボールをつないで攻撃を仕掛けていきたかったが、讃岐の鋭い出足に対して後手に回る。5分には先制点を献上。中央から右サイドにつけようとしたパスを讃岐の左SB上野輝人にインターセプトされ、そのまま一気に運ばれてクロスを上げられると、大野耀平にゴールネットを揺らされた。
その後も劣勢の時間が続く。讃岐の前からのプレッシャーに対して、思うように前進ができない。相手のシュートミスなどに助けられて2失点目とはならなかったが、なかなか主導権をつかめない展開となった。
ようやく23分に押し込んだ形を作り、ペナルティーエリア手前から瀬畠義成がミドルシュートを放つ。惜しくも枠を外れたが、この試合で初めてゴールに迫るシーンを作った。しかし、その直後に迎えた飲水タイムを挟んでも、大きく流れは変わらない。前半終盤になって、ようやくボールが落ち着いてきたかと思われた矢先に追加点を許してしまう。39分、裏を狙われたパスは一度はカットしたが、そのクリアが中途半端になり、こぼれ球を拾われると、西丸道人の折り返しからまたも大野に決められ、リードを2点に広げられた。
勝つためには3ゴールが必要となった群馬は、前半のうちに大胆な策を打つ。42分に3枚代え。髙澤優也、下川太陽、野瀬翔也をピッチに送り込んだ。
0-2で迎えた後半は、いきなり群馬がスコアを動かす。47分、左サイドから上げたクロスのクリアボールを拾った西村恭史が、右サイドの下川に預ける。その外側を回った安達秀都のクロスに、ファーサイドで高橋勇利也が左足を一閃。強烈なボレーシュートがニアサイドを破った。これで反撃ムードが高まったが、その5分後にCKから痛恨の3点目を奪われてしまう。
それでも、前半と比べて明らかに攻撃のリズムと厚みが出た群馬は、押し込む時間が長くなっていく。セカンドボールの回収でも優位に立ち、分厚い攻撃を展開。66分にはペナルティーエリア内で西村、安達とつないで最後は髙澤が豪快に左足で蹴り込んだ。
再び1点差に詰め寄ってからは、怒涛の攻撃を仕掛けていく。しかし、西村や田中翔太に決定機が訪れるも、決め切れず。攻めの姿勢こそ最後まで貫き通したが、肝心の3点目は遠く、2-3のスコアのままタイムアップ。痛恨の2連敗となってしまった。
文:須賀大輔(エル・ゴラッソ群馬担当)
香川から始まる未知の旅路
勝点3を手土産に走り出せ
栃木SCとの“北関東ダービー”となった前節は、悔やんでも悔やみ切れない結末となった。開始9分にオウンゴールで喫した1失点をはね返せず、無得点で敗戦。六度目の挑戦だったが、またしても今季初の連勝とはならなかった。J2昇格プレーオフ圏内との差は広がり、上位の“背中”は遠のいている。
そんな状況で待ち受けるのは、誰もが「経験したことがない」と口をそろえるアウェイ4連戦である。今節・カマタマーレ讃岐戦を皮切りに、FC琉球、ギラヴァンツ北九州、ガイナーレ鳥取と、四国、沖縄、九州、中国と長距離移動を伴うアウェイゲームが続く。約1カ月後、ホームの正田醤油スタジアム群馬に戻ってくるまでにどれだけ勝点を持ち帰ってこれるかが、終盤戦の行方を占うだろう。まずは今節、もう一度上を目指す気概を示すためにも、連敗は厳禁。勝点3をつかむべく、香川の地に乗り込む。
讃岐との前回対戦は、“勝点2を落としたゲーム”として記憶しているファン・サポーターも多いはずだ。開始早々に山中惇希(現・いわきFC)のゴールで先制し、前半のうちに逆転を許してしまうが、後半に髙澤優也と青木翔大の両ストライカーがゴールを決め、スタジアムは歓喜。今季初となる鮮やかな逆転勝ちかと思われた。ところが、後半アディショナルタイムにミドルシュートをネットに突き刺されて勝利を逃した。
その後、讃岐は監督を交代し、新戦力も多く獲得しているため、6月の前回対戦からの変化は大きい。「監督が代わったことでやり方や考え方が変わっているのは確か」と沖田優監督。「最初の頃は前体制を継続して3バックを引き継いでいましたが、直近は4-4-2でやっていた。金鍾成さんは自分たちの形や流れを大切にする監督だと思うので、今節もシステムは変えてこないのではないか」と日曜日のゲームを見据えた。
リスタートの意味を持つこの試合において、期待をかけたいのは下川太陽だろう。古巣戦となるレフティーは、「プロ入りから5年間過ごしたクラブで、一緒にやっていた選手もいるので、そういう選手たちには負けたくない思いはあります。ただ、まずはチームとして勝つことが大事」と“チームファースト”を強調。左利きの右ウイングは、縦への鋭い突破と中央にカットインしてからの左足という武器を使い分けながら、古巣に強烈な“恩返し”を誓う。
現実的な話をすれば、ここで勝利すると勝点は『30』に到達し、中位争いに再び戻ることができる。ただ、18位の相手との試合で勝点を落とすようであれば、下を意識しないといけない状況にいよいよ巻き込まれてしまう。8月最後のゲームは、紛れもなく沖田ザスパの命運を決める大一番。積み上げてきたスタイルを貫く中で勝負にこだわり、戦いたい。
文:須賀大輔(エル・ゴラッソ群馬担当)
沖田 優監督
Q.改めて前節・栃木SC戦を振り返ってみていかがですか。
「あれだけボールを持ちながらゲームを進めていく時間が長い展開の中で、早々に失点したことで追いかけないといけない状況で時間が進んでしまいました。ただ、ああいう試合でももっとチャンスを作りたかったし、チャンスからチャンスの時間を短くしたかった。それができなかったゆえに点を取り切れなかった悔しさがあります。もちろん、あのような展開のゲームはあると思うので、もっと攻撃のバリエーションを豊富にして、攻められるようにしないといけないと感じ、今週は攻撃のバリエーションを増やすことにフォーカスして進めてきました。それを今節(カマタマーレ讃岐戦)で出したいと思っています」
Q.「攻撃のバリエーション」とは、ゴールに迫るフィニッシュの部分のことですか。
「それだけではなくて、ハーフウェーラインを越えてペナルティーエリアに入るまでの過程のところもですね。そこでのボールの動かし方や持ち方、ペナルティーエリアに迫る部分はもちろんですし、ペナルティーエリア内の陥れ方の再確認です。“手前”が変われば“奥”はもっと変わるというところで、栃木SC戦で長く過ごした部分の整理やレベルアップ、バージョンアップにトライしてきました」
Q.そこのバリエーションが増えてくれば、シュートやゴールが増えてくるということですね。
「そうですね。ある意味、FC大阪のようなタイプを前半戦は課題としていた中で、(そのFC大阪と対戦した)前々節はそこを克服したような形で勝利できましたけど、前節みたいな試合では得点を取り切れませんでした。あの試合でも複数得点できるようにならないといけないという意味では、良い課題を突きつけられたところはあるので、まだ提示していなかったことを提示しないといけないとも思います。次の試合は相手のシステムや特徴は変わりますけど、良いレベルアップを表現して、勝ってアウェイから帰ってきたいと思います」
Q.今節からアウェイ4連戦です。
「(北海道コンサドーレ札幌時代に)西日本でのアウェイ3連戦を経験したことがありますけど、アウェイ4連戦は他のみんなもないと思います。あのときはミッドウィークの試合を入れた3連戦で、そのまま1週間(敵地に)滞在していたので、そのときと比べれば、今回は行って戻ってにはなりますけど、試合と試合の間は1週間開きます。それに『アウェイ4連戦が始まるね……』というネガティブな感覚はまったくないですし、アウェイゲームへの苦手意識もありません」
Q.このアウェイ4連戦で、どれだけ勝点を積んでホームに戻ってこれるかが大事だと思います。
「本当に1試合ずつだと思うので、全試合勝っていかないといけないです。“トーナメントの感覚で”と言ったら、よくある表現ですけど、本当に目の前の1試合、今なら讃岐に勝つことしか考えていないので、1試合1試合クリアしていきたいです」
Q.讃岐との前回対戦は終盤に追いつかれ、悔しい引き分けになりました。また、讃岐は当時から監督が代わってもいます。
「直近の試合で言えば、(前体制から)システムは変わっているし、監督が代わったことでやり方や考え方は変わっているのは確かなので、同じようなメンバーという意味ではイメージはありますけど、違うチームとも捉えています」
Q.アウェイ4連戦の、まずは初戦が大事になりそうです。
「自分たちは進化を伴いながら目の前の試合に勝っていくという繰り返しなので、残り試合も1試合1試合を大事に勝点3を取ることだけを考えてやっていきたいと思います」
DF 30 小柳 達司選手
Q.前々節・FC大阪戦で勝利しましたが、前節・栃木SC戦は勝てませんでした。夏の中断期を経て、再開してからの2試合を振り返って、どう受け止めていますか。
「結果だけを見ると、“北関東ダービー”という大事な試合で敗れてしまい連勝できなかったですし、ファン・サポーターの方からも厳しい声をいただきましたし、しっかりと受け止めました。言い訳をするつもりはないですし、全部を受け止めて、求められている結果だけをこれからも求め続けていきたいと思います。ただ、僕たちはしっかりとやるべきサッカーも求め続けます。それで結果が出ていないことが歯がゆいですけど、変わらず、それを求めつつも結果を出していきたいと思います」
Q.どんどん残り試合が減っていく中で、ここからの試合は1試合1試合の重みが増してくると思います。
「現状、J2昇格プレーオフ圏内や自動昇格圏内とは離れてしまっていますが、自分たちがやるべきことをやって(勝点差を)縮めていくしかないと思っています。ただ、チームが置かれている状況もそうですけど、個人個人が置かれている状況を考えないといけないと思います。自分たち個人が置かれている状況をしっかりと理解して、毎日取り組まないといけないです。厳しい言い方ですけど、そういうところまで踏まえてやらないとピッチで結果を出せないと思います。自分はそういう経験を伝えないといけない立場だと思っていますが、最後は“自分”がやるかどうかだと思うので、そのための働きかけはしていきたいと思います」
Q.今節・カマタマーレ讃岐戦からのアウェイ4連戦でどれだけ勝点を積めるかが非常に大事になると思います。
「日程は変えられないので、その中で最大限の準備をしてやるだけです。アウェイでも勝利はしているので、チームでもそうですけど、個人個人で対策をして、やれればと思います」
Q.讃岐の印象はいかがですか。
「新しい監督になって、少しやるサッカーも変わっているなと感じています。そこは映像を見ながら確認したいですけど、選手個人個人で能力はあるので、そこのケアは必要だと思います」
Q.改めて讃岐戦に向けて意気込みを聞かせてください。
「間違いなく厳しい状況なので、勝点3を取ることしか考えていないですし、讃岐は自分たちよりも下の順位にいるチームなので、思い切りかかってくると思います。もちろん、ボールを回してはがしていくようなところも大事ですけど、相手以上の気迫を出して、戦う部分でも上回って、勝ちたいと思います」
FW 20 下川 太陽選手
Q.今節・讃岐戦は古巣戦となります。
「古巣は古巣ですけど、特別何か違うことをやるとかではなく、ここからアウェイ4連戦が始まるので、その1試合目ということでしっかりと良い形で勝って、そのあとにつなげられたらと思っています」
Q.このアウェイ4連戦で大事にしたいことはありますか。
「毎回スタジアムが変わるので、正田醤油スタジアム群馬とは違うピッチにまずはしっかりと慣れて、そこで自分たちのサッカーをどれだけ出せるかが勝利につながるかなと思っています」
Q.讃岐との前回対戦時は、ホームで悔しい引き分けに終わりました。
「讃岐はあの試合後に加入した選手もたくさんいるし、監督も代わってしまっているので、スタイルは大きく変わっていると思います。ただ、どの相手に対しても自分たちのサッカーをして勝つだけなので、そこだけを意識してやろうと思います。自分にとってはプロ入りから5年間過ごしたクラブで、一緒にやっていた選手もいるので、そういう選手たちには負けたくない思いはあります。ただ、まずはチームとして勝つことが大事なので、そこだけを意識してやりたいと思っています」
Q.残り試合に向けて。
「自分はとにかく得点に絡む。アシスト、ゴール、そこだけにとにかくこだわってやっていきたいと思います。自分の武器であるドリブルで仕掛ける姿勢をどんどん見せていってチームに貢献できればと思います」
MF 49 小竹 知恩選手
Q.前節・栃木SC戦は、3試合ぶりの出場となりました。
「2試合チャンスがなかった中で、自分としては悔しい思いもありました。負けている状態での投入でしたが、その中で栃木SCという、自分に縁があるというか、小さい頃から知っている(地元の)チームと対戦できましたし、ピッチに立ったらチャンスを作る、決定的な仕事をすると考えてピッチに入りました」
Q.その栃木SC戦でも、トレーニングでも、ボールを受ける回数は増えているように感じます。
「群馬に来てからなかなかコンディションが上がり切らなかったんですが、最近は自主練習でコーチやスタッフに聞いて、自分なりに足りないところと向き合って取り組んでいます。そうすることでコンディションが整い、動けるようになってきた実感はあるので、あとはボールを受ける回数をもっと増やしながら、自分の良さを出していくことが大事だと思っています」
Q.栃木SC戦では、サイドでフリーでボールを受ける場面が何回かありました。
「あの時間帯で入れば、前にこぼれてくるのは分かるし、自分の特長であるスピードは相手の選手にとっては嫌だと思います。群馬のサッカーはサイドで優位性を出せるポジションなので、自分の良さをどんどん出していきたいです。栃木SC戦では外したシーンが1つありましたけど、そういうシーンで決め切らないとチームに貢献していけないので、勝ちにつながるシュートやアシストを増やしていけるように練習から意識してやっているところです」
Q.今節のカマタマーレ讃岐戦からアウェイ4連戦ということでチャンスが巡ってくるタイミングはあると思います。
「今、自分は途中出場が続いていますけど、スタメンで出たい気持ちはもちろんあります。(今節が)先発か途中出場かまだ分からないですけど、どんな形であれ、自分が出た時間で結果を残すことにこだわってやっていきたいです」
Q.1点取れれば、一気に爆発しそうですね。
「自分でも1点取れれば乗れるというのは分かっているので、早く得点やアシストをしたいと思っています。“ラッキーボーイ”に自分がならないといけないですし、練習からアピールして長い時間出られるようにしたいです」