FW23
小野関 虎之介Toranosuke ONOZEKI
ザスパ群馬
群馬
正田醤油スタジアム群馬
1前半 1
0後半 3
試合終了
V・ファーレン長崎
長崎
前半 | 後半 | 計 | データ | 計 | 後半 | 前半 |
---|---|---|---|---|---|---|
11 | シュート | 15 | ||||
6 | CK | 9 | ||||
GK | ||||||
19 | FK | 11 | ||||
オフサイド | ||||||
0 | PK | 0 |
GK 21 キムジェヒ
DF 43 野瀬翔也
DF 3 大畑隆也
DF 4 船橋勇真
DF 14 菊地健太
MF 35 玉城大志
MF 20 下川太陽
MF 23 小野関虎之介
FW 38 小西宏登
FW 18 田中翔太
FW 17 山中惇希
GK 13 近藤壱成
DF 22 高橋勇利也
DF 25 中野力瑠
MF 36 安達秀都
MF 27 藤村怜
MF 45 小山結友
FW 2 田頭亮太
FW 11 加々美登生
FW 9 青木翔大
沖田優
GK 31 原田岳
DF 35 齋藤遼太
DF 29 新井一耀
DF 48 照山颯人
DF 23 米田隼也
MF 19 澤田崇
MF 34 松本天夢
MF 14 名倉巧
FW 36 青木俊輔
FW 18 山﨑凌吾
FW 16 エメルソン
GK 1 富澤雅也
DF 41 田所莉旺
DF 43 名越一樹
MF 7 マルコスギリェルメ
MF 8 増山朝陽
MF 22 西村蓮音
MF 24 山田陸
FW 28 七牟禮蒼杜
FW 32 ジョップセリンサリウ
下平隆宏
「初出場や初スタメンの選手もいた中で、自分たちがこの3カ月やってきたサッカーを120分とおして出し続けてくれた成長、成果をすごく感じた試合でした。そのぶん、何とか勝たせてあげたかった、勝たせられなかった自分に対して悔しさがすごく大きいですけど、選手たちはやり続けてくれたので、選手たちのことはすごく評価しています。だからこそ、長崎さんは強かったというところですね」
Q.自分たちのスタイルを表現できた時間が多かったと思いますが、手ごたえはいかがですか。
「力のある、強い長崎さんに対して、普段のスタメンとはまったく違うメンバーでも同じようなサッカーができる、誰が出ても自分たちのスタイルのサッカーをできる、と。それを出し続けてくれました。先に点を取れたこともそうだし、追い付かれたあとも続けました。追加点を取られたときも続けたし、点差が離れても最後の最後まで続けていた、その選手たちに対しては素晴らしい120分だったと思っています」
Q.延長戦に入って差が付いてしまいましたが、そこについてはどう捉えていますか。
「本当に素晴らしいプレーをしてくれた選手たちですけど、少し体力的に落ちてきた中でプレーの精度も少し落ちてきてしまかったかなと。そこを抜け目なく、すかさず一つのミスを点につなげた長崎さんの強さで点が開いてしまったと思います。ただ、この負けは自分の責任ですけど、選手たちの未来は明るいと思っています。今日示してくれた、120分攻め続ける姿勢をやめない部分では、ザスパ群馬の未来も明るいのではないかなと思いました。だからそのぶん、勝たせてあげたかったし、サポーターのみなさんにも強いチームに勝つ姿、もっと点を取る姿を見せたかったですけど、選手たちは本当によくやってくれたので誇らしく思っています」
Q.今後のリーグ戦に向けて、どのようにつなげていきたいですか。
「(リーグ次節の)北九州戦に向けて、自分たちのサッカーに変わりはないですけど、今日、あらためて評価が上がった選手がものすごくいますし、チーム内でまた大きな競争が生まれると思います。チームの底上げというか、全体のレベルアップは達成できたと思っています。ものすごく収穫の多い試合だったので、ホームゲームが続きますし、その収穫をこれからのリーグ戦の結果につなげていきたいと思っています」
FW23
小野関 虎之介Toranosuke ONOZEKI
Q.ゴールシーンを振り返ってください。
「裏への抜け出しは自分の武器だと思っていたので、ああいう一瞬のスキは常に狙っていました。トラップもいいところに決まって練習どおりの形で得点を奪えたと思います」
Q.決して簡単なシュートではなかったと思います。
「正面よりもサイドのほうがシュートコースはあるので、あそこなら右下に打つなど、いくつかシュートの形はありました。決まって良かったと思います」
Q.プロ3年目で公式戦初ゴールになりました。
「スタメンも初めてでした。監督が自分を信頼して使ってくれたことに対して、結果で示したかったので、点が決まったときはうれしかったです。あとはチームの勝利に結び付けば良かったですけど、この試合が最後ではないので、次の試合に向けて頑張りたいと思います」
DF25
中野 力瑠 Rikiru NAKANO
Q.今季初出場となりましたが、試合を振り返ってください。
「前半にトラくん(小野関虎之介)がいい時間帯で点を決めてくれて、自分も早く出たいと思っていました。途中出場で最初はうまく溶け込めなくて、守備にはまだまだ課題はありますけど、攻撃で言えば、可変で中に入るポジションは公式戦では初めてだったので、自分のイメージどおりというか、攻撃では特徴を出せたのでポジティブに捉えています」
Q.ボランチの位置で大きな展開も見られました。
「長短織り交ぜるパスは自分の武器で、サイドチェンジのチャンスはいつも一番見ているので、そこは今日もうまく出せたと思います」
Q.J2上位の長崎と対戦して一番感じたことを教えてください。
「プレスの速さや運動量のところは、もっとやっていかないといけないと痛感しましたね。ただ、良く言えばJ2相手にも攻撃の持ち味は出せたのでそこはポジティブに捉えています。次はリーグ戦のメンバーにいち早く食い込めるようにアピールして、得点を取れるような選手になりたいと思います」
相手も称賛した群馬のサッカー。
それでも突き放されて延長で屈す
リーグ前節・奈良クラブ戦からスタメン全員を入れ替えてV・ファーレン長崎を迎え撃ったザスパ群馬。試合では、素晴らしいパフォーマンスを見せた。延長戦までもつれ込んだ試合は、最後は点差が開き敗れてしまったものの、J2上位のチーム相手に互角の戦いを披露。その戦いぶりは、長崎のマルコス・ギリェルメが「群馬のサッカーに対して『おめでとう』と伝えたいです。すごくいいサッカーですごくいいチームだと思いました」と称えるほどであった。
前半、風上のエンドを取った群馬は、この試合がプロデビューとなった高卒GKキム・ジェヒに野瀬翔也と大畑隆也の両CBを加えた3人でビルドアップの入口を作り、中盤では玉城大志と菊地健太のダブルボランチが積極的にピックアップしてスムーズに前進していく。そして、相手が食い付いてきたと思えば、サイドを変える長いフィードから両ウイングの小西宏登と山中惇希に一発でボールを入れ、ゴールまで果敢に迫っていった。
そうやって両サイドを起点にシュートシーンを多く作っていった中、28分と29分に立て続けに右サイドを崩して1トップの田中翔太が際どいシュートを放つ。惜しくもGKのセーブとDFのブロックにあい先制点とはならなかったが、自分たちのスタイルを前面に押し出し、狙いどおりの形からゴールを脅かした。
その後もボールを握り攻め続ける群馬。42分にカウンターから招いたピンチをGKキム・ジェヒのセーブでしのいだ直後の43分、ついにゴールネットを揺らした。素早い攻守の切り替えから野瀬翔也が敵陣でインターセプトしそのまま前線にスルーパス。これに反応した小野関虎之介が落ち着いてゴールに流し込み、スタジアムは大きな歓喜に包まれた。
いい時間帯に先制に成功した群馬は、後半に入っても堂々と長崎と渡り合い、追加点を奪いにいく。しかし、時間の経過とともに徐々に運動量が落ちはじめ、パス交換の段階で不用意なミスも増えていくと、ペースは長崎に移っていった。それでも、70分に与えてしまったPKはGKキム・ジェヒがスーパーセーブで防ぐなど、何とか耐えていた。しかし、84分に途中出場のマルコス・ギリェルメに同点ゴールを奪われてしまう。
そのまま1-1で突入した延長戦では地力の差が表れ、97分にセットプレーからオウンゴールを献上し逆転を許してしまうと、109分と112分にも失点を重ねて敗戦。十分に通用する部分を示しながらも、悔しい結果に終わってしまった。
それでも、指揮官はこの日の選手たちのパフォーマンスを何度も称え、この先の長いシーズンに向けては収穫を口にするなど、得るものが多くあったゲームであったこともまた事実。この日に得た手ごたえと悔しさの両方を手に、沖田ザスパは自分たちのスタイルを真摯に向き合い、これからも進んでいく。まずは中3日で迎えるリーグ次節・ギラヴァンツ北九州戦。ホーム・正田醬油スタジアム群馬で、もう一度リスタートを切る。
誰が出ても群馬のスタイルを。
最大の注目はメンバー選考
悔しい敗戦となったリーグ前節・奈良戦から中2日、ホームに戻ってJリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド1回戦・V・ファーレン長崎戦を戦う。J2屈指のタレント軍団に対しても、沖田ザスパは超攻撃的サッカーで立ち向かう。
リーグ戦とリーグ戦の間に挟まれたミッドウィークでの試合ということで、最大の注目はメンバー選考になるだろう。中3日でJ3第7節のギラヴァンツ北九州戦が控えていることを考えれば、多かれ少なかれ先発の顔ぶれに変更があるかもしれない。それは裏を返せば、チャンスをもらえる選手が出るということ。“飢える”選手たちの奮起・奮闘がこのゲーム最大のエネルギーとなるはずだ。
昨季に加入しながらケガの影響でピッチに立てず、ようやく奈良戦で群馬デビューを果たした船橋勇真は「ピッチに立った瞬間はやっぱり楽しかったです。昨季、1年間出られなかった悔しさはこのチームで試合に出て活躍することでしか晴らせないと思っていた」と振り返り、初先発の期待もかかる長崎戦に向けて、強いメッセージを発した。
「昨季は同じカテゴリーにいて、J1昇格まであと一歩のところまで行った長崎と対戦できるのは純粋に楽しみですね。普段のリーグ戦とは違って上のカテゴリーのチームとの試合というのは、練習以上にかなり吸収できるモノが多いと思うので、気負いせずに楽しく前向きに戦っていけたらチームの成長につながる好材料になると思います」
今季からチームに加わり、ここまでリーグ戦全試合で途中出場を続けている田中翔太も、この一戦に闘志を燃やしている一人である。「チャンスをもらえたらFWとして結果にこだわってチームを勝利に導きたい。(J2でも戦力がそろう)長崎さんと公式戦で対戦できるのはいい経験になるだろうし、こういう相手からゴールを奪うことが自分の価値にもつながる」と鼻息を荒くして準備を整えている。
リーグ戦とカップ戦で大会は異なるが、シーズンをとおした視点で見れば、どの相手に対しても自分たちのスタイルを曲げないでぶつかっていく姿勢が、今季のザスパ群馬のアイデンティティーの一つである。『J3優勝・J2昇格』を今季の目標に掲げているなら、それはなおさら。J2屈指のタレント軍団に真っ向勝負を挑みどれくらいできるかが、今後のシーズンを占う上でも大事なバロメーターとなると言っていい。
「自分たちを表現する最高の場だと思っています。キャンプ中にJ1やJ2のチームと練習試合をさせてもらった中で、誰が出ても自分たちのスタイルを表現できるという確認はできていますけど、それを公式戦でチャレンジできる絶好の機会。楽しみにしています」(沖田優監督)
容易く引き下がるつもりはさらさらない。勝って、2回戦で待ち受けるJ1・湘南ベルマーレへの挑戦権を勝ち取ることが、この試合の唯一にして最大のターゲットである。
文:須賀大輔(エル・ゴラッソ群馬担当)
沖田優監督
Q.リーグ前節・奈良戦を終え、ルヴァンカップ・長崎戦に向けて選手たちにはどんな話をしましたか。
「昨日の試合直後に選手たちにはいろいろと話はしました。中2日で試合は続くので、課題を感じる部分ともっと成長していくという気持ちの確認、そして、試合はすぐに来るので頭をルヴァンモードに切り替えるというところの話をしました」
Q.チームとして、シーズン全体で見るとつながっている部分が大きいと思いますが、リーグ戦から大会が変わるルヴァンカップに向けてはどういう考えをもっていますか。
「大事な公式戦として、天皇杯もルヴァンカップもリーグ戦と同じく貴重な成長の場でもあり結果を出さなければいけない場でもあります。しかもホームでできるので勝ちに向かっていい準備をしようと思っています。大事な試合、勝たないといけない試合として捉えています」
Q.3連戦の2試合目ということを含めて、メンバーはどのように考えていますか。
「大会は確かに変わりますけど、チーム全体としてとにかくここまでよく成長してくれていると思っているので、全員の力でこの大会、この試合に臨みたいと思っています。『もっと試合に出たい』『スタメンで出たい』と、いろいろな思いが選手たちにはある中でできるだけ全員の力で、その気持ちやパワーをうまく表現してもらえるようないい機会にしたいと思っています。誰が出ても同じコンセプトでやれる自信をもって送り出せるので、ちょっとメンバーは迷っていますね」
Q.チャンスを得た選手に求めたいことはありますか。
「常日ごろから、『おれは時間さえもらえればもっとやれる』という選手ばかりだと思うので、そういう気持ちをホームのサポーターの前でしっかりと表現してもらって、内容も結果も勝ち取れればいいなと思っています」
Q.ルヴァンカップ1stラウンド1回戦の相手・長崎の印象は?
「試合もたくさん見ましたけど、間違いなくJ2トップクラスのチームで、よりJ1に近いところで争っているチームだと思います。単純に選手個々の能力もすごいですし、昨季から継続性のあるチームということで、力のあるいいチームであることは間違いないです」
Q.この試合に勝てば、2回戦ではJ1の湘南ベルマーレと戦えますが、いかがでしょうか。
「今回は長崎さんとやれる。そして結果が良ければ湘南さんともやれる。しかも両方ともホームでできる。ホームのファン・サポーターにもJ2相手の試合、そしてJ1相手の試合を観てもらえるようにしっかりと勝って次に進みたいと思います」
DF 4 船橋 勇真選手
Q.昨季に群馬に加入して以来、初出場となった前節・奈良戦を振り返ってください。
「早くピッチに入りたいなとベンチから見ていました。また、なかなか難しいピッチ状況や気候など、自分たちでは変えられない部分に少しストレスを感じてしまったゲームだったなと外からは思っていました。中に入ってからは少しでも流れを変えようとか、チームに勢いをもたらそうという気持ちで入りましたけど、昨季、1年間出られなかった悔しさはこのチームで試合に出て活躍することでしか晴らせないと思ったので、結果も大事ですけど、個人としてもいい結果と印象を届けられたらなと考えていました」
Q.ピッチに立った瞬間、どんな思いが一番にきましたか。
「やっぱり楽しかったですね。ピッチに入ってあの緊張感の中で、負けている難しい展開だったとしても、今まで練習してきたその成果を発揮する場所を得られていなかったので、それができた意味では楽しくサッカーができたと思いました」
Q.右サイドのワイドのポジションに入ったと思いますが、プレシーズン中からあのポジションでプレーする機会は多かったのですか。
「最近は中央で前と後ろをつなぐ役割や、セカンドボールや切り替えを求められる部分が多かったですけど、もともとワイドでやっていましたし、負けていた状況もあって求められていたのは、縦に仕掛けるところでした。そこは躊躇なく自分の良さを出せると思っていました」
Q.何本かクロスから惜しいシーンを作っていたと思いますが、いかがでしたか。
「もっと中の選手と息を合わせたり、個人の質を上げていったりしないといけないですね。相手がクロスをイヤがって縦を対応してきたときに中をうまく使ってどれだけゴールに迫っていけるかがチームとしても課題だと思うので、そこは練習から仲間と合わせていって、得点源になっていければいいと思います」
Q.ルヴァンカップ1stラウンド1回戦・長崎戦でピッチに立てばホームデビューになります。
「正田醬油スタジアムのピッチにはまだアップでしか立っていないですし、デビューがアウェイのユニフォームだったので、早くホームのユニフォームを着たいです。ネイビーのユニフォームを着て、あのピッチでみんなの前でプレーしたい気持ちは強いので、いい準備をしていきたいと思います」
FW 18 田中 翔太選手

Q.今季、群馬に加入しコンスタントにピッチに立っていますが、いまはどんな思いですか。
「全試合に途中出場ですけど、それでもゴールを決めないといけないのがFWだと思います。、いまは結果を出せていないので、改善しないといけないところがあるとは感じています」
Q.『超攻撃的サッカー』を掲げている中で、今後、味方との連係や呼吸が合ってくれば、パスはたくさん出てきそうな雰囲気を感じますが、いかがですか。
「そうだと思います。映像を見返しても、『ここでパスが出て来れば』というシーンは何個もあるので、そこは味方と共有して話しながらやっていければ、いずれはボールが入ってくるとは思っています。また、僕自身の動き出しの質ももっと高めていかないといけないと思うので、そこも意識して練習しています」
Q.ストライカーとして、やりがいのサッカーをやれていると思います。
「攻撃の時間が長いのでFWとしては楽しいですけど、ゴールを決めないと意味がないです。FWはゴールを決めたときが一番うれしいので、ゴールでチームを助けて勝利に導ければいいですし、そこにこだわってやっています。どんな出場機会、出場時間でも結果にこだわってやっていきたいです」
Q.ルヴァンカップ1stラウンド1回戦ではJ2でも戦力のそろう長崎との対戦になりますが、いかがでしょうか。
「長崎さんはいい選手がそろっているので、そういうチームと公式戦ができることはいい経験になるし、自分にとってもこういう相手からゴールを奪うことにすごく価値があると思っています。普段対戦できない相手からゴールを奪うことが、自分の評価にもつながると思うので、一番はゴールにこだわって、また、そのほかのプレーでもチームの力になれるようにやっていきたいです」
Q.ガイナーレ鳥取に所属していた昨季は、ルヴァンカップで浦和と対戦していますね。何か参考になることはありそうですか。
「一番は、応援がすごかったです。1000人くらいであの声だったので、埼スタだとどうなっちゃうんだろうと(笑)。でも、浦和さんはスタメンを代えてこなかったですけど、その中でもチャンスがなかった訳ではなく、決め切れるシーンもあったので、今回もそういう場面を大事にしたいと思います。長崎には(新潟医療福祉大学の)後輩である松本天夢がいるので、対戦できるかそれも楽しみにしています」
DF 43 野瀬 翔也選手

Q.プロデビューとなったリーグ前節・奈良戦を振り返ってください。
「まずは楽しかったです。そして、やっとスタートラインに立てたなと。ここからスタートだなという気持ちですね」
Q.ピッチに立った瞬間はどんな思いでしたか。
「負けていたので、勝ちたいという気持ちと、多少は緊張しましたけど、楽しんでやろうかなという思いでした」
Q.奈良戦ではどんなことを感じましたか。
「振り返ってみると、バックパスが多いなど消極的なプレーが少し多かったので、もう少しいろいろとチャレンジできれば良かったとは思いましたね。もちろん、ヘディングや守備の部分では通用したところもあったので、そこはポジティブに捉えています。でも、自分はもっとできると思うので、それをファン・サポーターのみなさんにも見せられるようにやっていきたいです」
Q.今季、チームが取り組んでいる『超攻撃的サッカー』ではCBにもさまざまなトライが必要とされると思います。
「『超攻撃的サッカー』を掲げている時点で、数的不利でも守らないといけないシーンはあると思いますけど、それで守れていないからいま失点が多くなってしまっています。そこは自分を含めて守備陣がしっかりと改善していかないといけないと思います」
Q.ルヴァンカップ・長崎戦に向けた思いを聞かせてください。
「リーグ戦に出て負けてしまったので、まずは勝ちにしっかりこだわらないといけないと思っています。その中で『超攻撃的サッカー』を掲げているので、それに挑戦しつつ、いまは失点が課題なので、自分が先頭に立って改善できるようにやっていきたいです」
Q.長崎の攻撃陣は強烈ですが、印象はありますか。
「いま群馬には外国籍選手がいないですし、大学でもそこまで外国籍選手とやったことがなかったので、(外国籍枠選手とマッチアップできたら)ワクワクしますね。単純な力と力で勝負したら勝てないと思うので、そこは頭を使い、周りとも連係を取りつつ、いろいろな選択肢を取りながら絶対に守りたいと思います」
Q.長崎戦でピッチに立てばホームデビューとなります。
「奈良にもたくさんのサポーターさんが来てくれていましたけど、正田醬油スタジアムはまた違った雰囲気だと思うので、早くあそこのピッチでプレーしたいです」