FW23
平松 宗Shu HIRAMATSU
.
ザスパ群馬
群馬
トランスコスモススタジアム長崎
0前半 0
0後半 2
試合終了
V・ファーレン長崎
長崎
前半 | 後半 | 計 | データ | 計 | 後半 | 前半 |
---|---|---|---|---|---|---|
13 | シュート | 15 | ||||
5 | CK | 6 | ||||
GK | ||||||
10 | FK | 10 | ||||
オフサイド | ||||||
0 | PK | 0 |
GK 21 櫛引政敏
DF 24 酒井崇一
DF 34 小柳達司
DF 22 高橋勇利也
MF 5 川上エドオジョン智慧
MF 44 仙波大志
MF 15 風間宏希
MF 17 山中惇希
FW 28 樺山諒乃介
FW 23 平松宗
FW 14 川本梨誉
GK 42 石井僚
DF 36 中塩大貴
DF 29 田頭亮太
MF 6 天笠泰輝
FW 9 北川柊斗
FW 40 佐川洸介
FW 32 河田篤秀
武藤覚
GK 21 若原智哉
DF 44 青木義孝
DF 4 ヴァウド
DF 5 田中隼人
DF 23 米田隼也
MF 17 秋野央樹
MF 6 マテウスジェズス
MF 35 安部大晴
FW 7 マルコスギリェルメ
FW 32 ジョップセリンサリウ
FW 19 澤田崇
GK 31 原田岳
DF 48 照山颯人
MF 8 増山朝陽
MF 13 加藤大
MF 20 中村慶太
MF 24 山田陸
MF 33 笠柳翼
下平隆宏
本日行われました「2024明治安田J2リーグ第32節vs V・ファーレン長崎」の試合後監督記者会見における武藤監督のコメントをお知らせいたします。
「トランスコスモススタジアム長崎での最後のゲームで、V・ファーレン長崎さんはすごくいい雰囲気を作ってくださいました。こういう雰囲気の中でプレーできる喜びをピッチの中で表現しようということは選手とも話していました。選手はすごくトライしてくれましたし、前半はいい入りができて、チャンスも作れていたし、相手の良さもだいぶ消していたと思いますが、後半の立ち上がりにああいう形でリスタートを与えてしまって失点してしまったのは、今季ずっとある課題です。そこ(セットプレー)の質、強さというのは長崎さんのストロングだったので、そこで失点しないようにというのはずっと思っていましたが……。
そのあとも、選手は勝つためにゴールに向かう姿勢を見せて、トライしてくれていました。ミスがあった中での2失点目になりましたが、やろうとしたところでのミスなので、そこは仕方ないと思っています。ただ、得点を取れず、失点してしまうと勝点は取れません。勝点を取るためにというところは、まだまだ。それも今季ずっとある課題です。次はホームですし、スタジアムに駆け付けてくれる皆さんの前でしっかりと勝点3を取る姿を見せたいと思っています」
(フィニッシュワークの部分に課題が見えたが、残りの試合で突き詰めたいことは?)
「点を取る選手がいないわけではないと思っています。チャンスは作れていますし、その場面で長崎さんには決め切る外国籍選手がいたというのはあると思います。チャンスで決め切るトレーニングはもっとしないといけません。ですが、チャンスを作ることができたことをポジティブにとらえて、次のゲームでもトライしていきたいと思います。
また、点が取れないと勝点1も勝点3も取れないので、それが課題です。チャンスでゴールを決め切る選手が長崎さんにはいて、しかもそういう選手が2人いない中でも失点してしまうと非常に難しくなります。自分たちに人がいないというのではなくて、いる選手の中で何ができるかをトライしていきたいと思っています」
(守備では裏にスペースを与えないような戦い方をしていたように見えました。それは長崎のことを考えてなのか、それとも前節を踏まえてのことだったのか?)
「両方あります。自分たちとしては、相手にスペースを与えないほうが守備は安定するというのはあります。そこでボールが前にいかないと、攻撃の起点がどうしても下がった位置になることは課題でした。前にいけるところはいく、いけないときにはどうするかという判断については整理してきたつもりです。長崎のストロングである、個人の良さを出させないというような守備の仕方をした上で、ボールを奪ってからどう出ていくかを整理した部分がありました。下がったように見えたかもしれませんが、ボールを奪う場所は整理してきたつもりです。カウンターからチャンスを得ることはありましたし、狙い通り奪える場面は何度か作れたので、前向きにプレーすることは増えたと思います」
(平松 宗選手を先発起用した理由と、彼のプレーの評価を教えてください)
「彼は練習の中でいつも一生懸命やってくれるし、長崎にいたということもありました。くすぶっている部分は絶対にあったので、彼のそういう姿勢や、意欲というところを出してほしいというのがあって、スタートから使った部分はあります。もちろん、いろいろな連係も含めて彼を選んだ部分はありますし、トレーニングの中でよかったということと、ずっと彼もやってくれていたこともあっての起用でした。彼はよくやってくれたと思います。チャンスも作ってくれたので、それは今日のよかったところだと思います」
(長崎が前に出てきたSBの裏を突いていたが、それは狙いでしたか?)
「自分たちのストロングと、長崎さんのどこが空くのかというのは見ながら、狙いをもっていくことはトライしました。そこでチャンスを何度か作れた部分はありましたが、点を取るところができればもっと良かったと思っています」
FW23
平松 宗Shu HIRAMATSU
(どういう狙いをもって試合に入りましたか?)
「前線に個の質の高い選手が相手には多いので、うまくそこを消すことや、うまく相手のボランチへのパスコースを消すことで、パスの供給をさせないことを意識していました。攻撃では、裏への抜け出しでのチャンスが前半にも後半にもありました。そこで自分が決めていれば、もっとラクな状況を作ることができていたと思うので反省しています」
(前半の決定機を振り返ると?)
「(仙波)大志がすごくいい状態でボールを持っていたので、相手から離れる動き出しをしました。そこにとてもいいボールをくれたのですが、もっといい位置にファーストタッチで置くことができればよかったです。自分の技術不足です」
(後半、川上 エドオジョン智慧選手からのクロスに合わせたチャンスについては?)
「もう少し厚くボールに当ててもよかったですし、それ以前に(ゴール前への)入る位置がが少し前過ぎました。少しファーに動けていれば、普通に合わせられたと思っています。自分に焦りがあったというか、もっと余裕をもって入っていけば、GKを見て(シュートを)入れられていたと思います。反省です」
(サイドを起点に攻撃する形も出ていたが?)
「うまくサイドの選手が良い状況で抜け出したり、キツい中でも背後に走って、なおかつサイドのポケットの部分も使えていました。自分が中でもっとタイミングよく動き出してボールを引き出せていればチャンスをもっと作れていたと思っています」
(古巣戦で、ひさびさのトランスコスモススタジアム長崎でのゲームになったが?)
「いつも気持ちよくできるスタジアムで、力が入るようなスタジアムというのは思います。たまたまタイミングが合って試合に出ることができて、いい思い出になりました」
(次節に向けて)
「本当に勝つしかないですし、自分が決めるという強い気持ちをもって練習から準備していきたいと思います」
FW9
北川 柊斗Shuto KITAGAWA
(第14節・清水エスパルス戦以来、ひさびさの出場となりました。どんな思いをもって試合に臨みましたか?)
「チームとしては絶対に勝たないといけない、落とせないゲームでしたので、もちろん勝ちに行くという気持ちで試合に入りました。(途中投入の際は)1失点していた状況だったので、まずはどうにか同点にするために、ゴールに向かっていくプレー、ゴールにつながるプレーをしようと思っていました。そういうプレーを出せたところもありましたが、なかなかペナルティーエリアまで進入できませんでした。長崎さんがゴール前を固めていたということもありましたが、そこをどうにか打開する個人戦術や、連係の部分をもっと高めていかないといけないと思いました」
(試合に出られない時期をどう過ごしていましたか?)
「ケガをしてから約5カ月ぶりの試合でした。大きなケガは初めてで、自分と向き合う時間もあり、メンタル的に浮き沈みもありましたが、メディカルスタッフにも助けられて、ようやく復帰できたという実感があります。久しぶりの試合で結構キツかったので、(コンディションを上げるために)もうちょっとやっていかないといけないというのは感じました」
(コンディションはまだ万全ではないですか?)
「ゲームの中でのプレーもそこまで悪くなかったと思いますし、もう少しですかね。今日は何回かいいプレーも出すことができましたし、右サイドで川上選手とも連係を取ってプレーできました。仙波選手とは初めて公式戦の試合の中で一緒にプレーしましたが、うまく合わせてくれたと思っています。周りとの連係は悪くはないので、そこは継続しつつ、自分のコンディションを上げていきたいです」
(サイドを崩す場面はありました。狙いを出せたという面もあったのではないですか?)
「左サイドからクロスが入ったときに、右から仕留めるというイメージで試合に入っていまいた。もう少し左で崩す場面があればよかったという思いはあります」
(今後の試合に向けて)
「(J2残留に向けて)可能性はゼロではありません。次の相手はロアッソ熊本。内容がいい悪いは関係なく、何としても勝点3を取らないといけません。また1週間、いい準備をするしかないと思うので、みんなで助け合ってやっていきたいと思います」
課題のセットプレーで失点。
長崎に屈して2連敗
V・ファーレン長崎とのJ2第32節は、前節のモンテディオ山形戦に続きアウェイゲーム。新スタジアムの完成に伴い、トランスコスモススタジアム長崎での“ラストマッチ”として14,658人が集う中で行われた。心配された天候も、キックオフ前には好転。14時キックオフでひさびさのデーゲームは、30℃と高温の中でスタートした。
ザスパ群馬は、長崎の洗練されたビルドアップ、また前線にそろう強烈な外国籍選手を警戒しつつ、ミドルゾーンでブロックを形成しながら前向きな守備を志向した。最前線に入ったのは長崎に在籍経験のある平松 宗。第14節の清水エスパルス戦以来の先発となった彼がボランチへのパスコースを切りながらスイッチを入れる[5-4-1]の守備は機能した。長崎が遠目の位置から狙うシュートシーンはあったものの、危険な場面をほぼ作らせない。
攻めてはシュートへの意識が高く、河田 篤秀が入れた縦パスを受けて巧みにターンした樺山 諒乃介が左足で狙っていった。
ならば、と長いボールでゴールに迫り、33分にこの日最大の決定機と言える場面を作る。ボランチで先発した仙波 大志が前を見たタイミングで、平松が素晴らしい動き出しから長崎最終ラインの背後を急襲。そこに素晴らしいフィードが通ると、あとは寄せてくるGKを外してゴールを決めるだけだった。しかし、平松のシュートはGKに当たってゴールラインを割れず。「もっといい位置にファーストタッチで置くことができればよかった」。平松もそう言って悔しがった。
「前半は良い入りができて、チャンスも作れていたし、相手の良さもだいぶ消していたと思う」。武藤 覚監督も振り返ったように、プラン通りと言える前半を過ごし、0-0で折り返した。
しかし、落とし穴は後半開始早々にあった。47分、CKから長崎の安部 大晴に押し込まれて先制点を献上。前節も2失点を喫していた、「今季ずっとある課題」(武藤監督)であるCKからの失点だった。190cm強の外国籍選手など、ファーサイドに2枚を置いてそこからの折り返しを決められた形で、長崎にとっては対策を実行した上での得点だ。
ビハインドとなった群馬は、53分にチャンスを迎える。ドリブルで右サイドの深くまで進入した川上 エドオジョン智慧のクロスを平松が合わせたが、惜しくも左に逸れた。
得点が欲しい群馬は60分、河田 篤秀、それに第14節以来の出場となる北川 柊斗を前線に投入する。両サイドのクロスからゴールを目指し、ボールもある程度支配して攻めることに成功したが、逆に次の1点は長崎に入った。75分、自陣でのパスミスを起点に、マルコス ギリェルメがループシュートをねじ込んで2点目を決めた。
その後、佐川 洸介、天笠 泰輝、中塩 大貴を入れて前に人数を掛けたものの、守備を固める長崎の牙城を崩せず。0-2のままタイムアップした。
これで群馬は2連敗。残留圏が遠のく痛い敗戦となった。次節はホームに戻り、29日18時キックオフのロアッソ熊本戦となる。
文:田中 直希(EL GOLAZO)
ひさびさのデーゲーム。
長崎戦で必要になることとは?
18日の練習中、キャプテンの櫛引 政敏が「ちょっといいかな」とチーム全体に向けて話し始めた。「今日も暑いけれど、次の試合は2時キックオフ。もっと強度を出していこう!」。9月も中旬を過ぎたというのに、日中の気温は30℃をゆうに超える群馬。この日も太陽光が緑のピッチに強く降り注いでいた(最高気温は35℃まで上昇した)。暑さを考慮して練習は少し早めの9時にスタートしていたが、気温がぐんぐん上昇。さらにメニューが激しいものになるにつれ、選手の動きにも影響が出てきていた。緩みを感じた主将が、最後尾から選手たちを鼓舞したというわけだ。
「ああいうことは、誰かが言わないといけないですからね。誰かが言わなかったので、自分が言ったというだけですよ」。練習後に叱咤の言葉について問うと、特別なことではない、とでも言いたげな表情を浮かべた櫛引。確かに少し待てば、ほかの選手や、コーチ陣が口に出してもおかしくない言葉だったろう。
実際に武藤 覚監督は、「クシも言ったように……」とその練習がいかに次節のV・ファーレン長崎戦に向けても有用なものか、トレーニングに内包された意味を櫛引の言葉の直後に伝えている。
灼熱のピッチ内では、1対1、2対2、そして4対4と人数を増やしながら、1ターンの時間は短くも運動量と局面での強度を求める練習が続けられていた。
「暑さなどで厳しい状況の中でも、どれだけチームメートと助け合えるか。ボールを大事にしながら攻めること、それに守備の連動をやっていくことで、オープンなゲームにならないようにしたい。雨予報も出ているようだが、デーゲームの長崎戦は体力的にも厳しくなることが予想される。だからこそどれだけ戦えるか、メンタルの部分が試されるゲームになる」(武藤監督)
指揮官は、長崎戦を見据えた上でこうした練習メニューに次節の対策を反映させている。もちろん、1-4で敗れたモンテディオとの前節の反省もそこには含まれており、そうやって敵地での勝点獲得に向けて激しいメニューに取り組んできた。
対する長崎の前節は、いわきFCを相手に2-0で勝利。これがリーグ戦8試合ぶりの勝点3だった。急ブレーキといえる夏場を過ごした長崎だったが、それでも3位につけている。風間 宏希が「いい選手が多いし、何もないような状況からでも得点を取れる選手がいる」と警戒したように、強力なタレントが豊富だ。今季、10得点を挙げているフアンマ・デルガドは出場停止で欠場が確定しているが、前回対戦で2ゴールを決めているマテウス・ジェズスは現在2試合連続得点中と健在。それに武藤監督が「彼からボールが出てくるのは間違いない」と話した、アンカーを務める秋野 央樹の配球にも注意が必要だ。守備意識を高めて、「しっかりと試合に入ること、先制点を許さないこと」(仙波 大志)を徹底させたい。
ザスパ群馬では長崎から期限付き移籍で加入中の瀬畠 義成が契約上の理由で出場できないため、前節からメンバーが入れ替わることは決まっている。全体で連係を密に取りながら、守備でスキを与えずに試合を進めることで勝機は見えてくるはずだ。
文:田中直希(EL GOLAZO)
武藤 覚監督
(練習では、個人としてもどうゴールを守るか、複数人でどうやってゴールに向かっていくかというメニューを取り組んでいましたが?)
「前節のモンテディオ山形戦でもそうでしたが、チャンスになりかけていたところで後ろにパスを下げてやり直すような場面がありました。山形さんは帰陣が早かったように、(今節の相手である)V・ファーレン長崎さんもその意識があるチームです。チャンスを逃さずに攻め切ること、それに相手の速いカウンターに対してどう対応していくのか、両方の側面をもったトレーニングをやりました」
(長崎戦は14時キックオフです。暑い中での試合になりそうですが?)
「雨の予報も出ているようですが、おそらく暑くなるでしょう。暑さはトレーニングにも影響していると感じますし、これまでナイターゲームが続いていたぶん、体の準備をしていかなければならないと思っています。暑さの中で、普段の運動量を出すことは難しいものです。ただ、お互いに厳しい環境は同じですし、その中でどれだけチームメートを助け合えるか。ボールロストが多くなると行ったりきたりのゲームになってしまうので、ボールを大事にすることと守備の連動をしっかりやっていくことで、オープンなゲームにならないようにしたいと思います。体力的に厳しくなることが予想されますが、だからこそメンタルの部分が試されるゲームになるでしょう。厳しい中でもどれだけ戦えるか。それを見せていきたいです」
(長崎の印象は?)
「個人の能力は高く、その能力の高さで点を取っている選手たちがいるのが強みだと思います。そこに目がいきがちですが、守備の強度、球際でやらせない部分があるからこそ、負ける数が少なく、勝点を取ってきています。負けないゲームをしているな、というのは感じます。守備で安定しているぶん、攻撃で個人の良さが出ていますし、流れの中で点を取れていなくてもリスタートで取れる強みがありますね。そこは警戒しないといけません」
MF 11 杉本 竜士
(途中出場が多い状況ですが、どういったことを意識して臨んでいますか?)
「チームに勢いが出るように、ということですね。自分たちはできることをやるしかないですし、ネガティブなことを探すのではなくて、ポジティブなこと、できていることを探して、それを強化していくだけだと思っています。試合の中の流れなどはありますし、勝てるような試合でも勝てないこと、正しいことをやっていてもうまくいかないことはあります。だからこそ、悲観することなく、全員でできることポジティブにやるだけだと思っています」
(アクシデントなどがあっても、ポジティブに考える、と)
「大事なのは、考え過ぎないことだと思います。『なぜああなってしまったのだろう』、『なぜこうなっているのだろう』と考え始めると、ネガティブなものしか出てこないですから」
(練習中には、チームメートに厳しい声を挙げるとともに、じっくり話し合う光景もありました)
「厳しくやる部分は厳しくやらないといけません。個人的には、やっていることをしっかり続けてやれれば、いい方向に進むと思っています。ネガティブになり過ぎないことだけを考えてやっています」
MF 44 仙波 大志
(前節・モンテディオ山形戦で加入後初ゴールを決めました。いい形の得点でしたが?)
「エドくん(川上 エドオジョン智慧)やカバ(樺山諒乃介)が右サイドでボールを持っている間に自分が駆け上がることができました。狙い通りの形だったと思います。サイドで起点を作ったときには、相手もそちらに寄ることになるので、そのタイミングで裏に走ることや、スペースを見ながら3人目の動きができるように意識しています」
(シャドーの位置でのプレーで考えていることは?)
「前から守備をするときの強度、それにそこから戻ることは意識しています。体も慣れてきて、動けているとは思っています」
(今節のV・ファーレン長崎戦について)
「アウェイで相手の雰囲気にはなってしまうと思いますが、しっかりと試合に入ること、それに先制点を許さないことを意識して、90分の試合で勝つということを心掛けていきたいです。可能性がある限り、自分があきらめることはないですし、もっと自分がチャンスを作ったり、そこに絡んだりしていければと思っています」
MF 15 風間 宏希
(前節・山形戦について)
「失点をしてから、前半は特にあたふたしてしまいました。2点目を取られたくない時間帯に失点して、そこから守備もなかなかうまくいかなくなりました。そういう時間で修正する力が必要ですし、細かいところでのミスも多いところが問題だと思っています」
(後半の終盤には相手を押し込む時間帯を作ることができましたが?)
「相手も多少引いてプレーしていましたし、自分たちは点を取りに行くしかない状況でした。みんなにボールをもらう意識、前へ出ていく意識もあったことで優勢となっていたと思います。それでも、点差が開いている状況でした。0-0の状態で同じように前へ出続けることは厳しいかもしれませんが、その姿勢は見せていかないといけないと思います」
(今節の相手であるV・ファーレン長崎について)
「個人を見ると本当にいい選手が多いですし、何もないような状況からでも得点を取れる選手がいるチームだという印象です。スキを見せないことが大事ですね。強い相手ですし、日中のゲームになりますが、ボールを持つ時間は必要で、そこは自分自身が中心となってやらなければなりません。それをしないとチームがうまくいかなくなると思うので、攻撃で落ち着きをもたらすことや前に出ていく姿勢を見せられればいいと思っています」